リーダーを育てる3(538)


1、ライフワークとユーモアそして人生を楽しむ

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問題解決に取り組んでそして結果を得るということに集中する我々の能力が、最も期待されている。仕事のプロセスを評価するのでなくて、よき結果で評価することが、これからの幸福とビジネスの成功を決定づける重要な要度である。なぜなら、よき結果を仕事で達成することによって、何よりも心理的な幸福感と満足を得られる。

この心理的な仕事の満足と幸福感は、成長分野となる仕事をしているという期待や問題解決をしたことから得られる。そしてわれわれの成功は、それぞれの人にとってのライフワークになる職業を発見することから生まれてくる。天職となる職業を発見する旅に出るうちに、成功の意味が見えてくる。

仕事から得られる物質的な満足よりも精神的な満足は、与えられた仕事をこなしているだけででは、得られるものではない。困難な問題を解決知るということは、体を使いきったときと同じような心地よい頭脳の解放感を、われわれに与えてくれる。それゆえにわれわれの本当の成功は、経済的な富というよりも、むしろ自分の天職の発見から導きだされてくる。

そして成功は、ユーモアや笑いを一日数回実践することと、そしてたとえそのあなたの人生がどのようなものであっても不平を言わずに、人生を楽しむという、2つの習慣を身につけることから得られる。ユーモアや笑うことを楽しむことは、外国人の友人からも教えてもらった。案外この2つを日本人は、得意としていない。

 ユーモアは、緊張した心をときほぐしてくれる。そしてわれわれがたとえどのような状況に陥ろうとも、つかの間の生しか我々には与えられていない。だからわれわれにとっては、人生は楽しむものなのだ。

そして人生は、どんなに苦しいことがあっても、人生は生きるに値する。(この言葉は、あんがいおまる一座公演のパンフレットの尾崎秀美氏の言葉より引用)

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2、リーダーが育てる3つの徳

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(1)?? 勇気

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リーダーが共通して育てようとする第1の徳は、勇気である。それは、わずかばかりの資格などに頼って生きていこうとする人々の人生に対する姿勢でない。よきリーダーは、成功の確信が見えていなくても、喜んでリスクを引き受けて生きようとする勇気をもつことである。未来への確信が見えなくても、未来へチャレンジしようとする勇気をもとうとする勇気である。

 いくら未来への洞察力があっても、それだけでは不十分で、我々が必要としているのは、そのゴールにたどりつくための為に、われわれが行動しようとする勇気である。

 未来に生きようとする者には,わずかばかりに仕事や現状に甘んじる人たちの人間とは違って,経営者という職業で生き残るためには、勇気が必要とされる。そして困難から抜け出すにも、この勇気が必要とされる。

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(2)誠実さ

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あらゆる分野の行動において、優れた人のもっとも尊敬されて高く評価される第2の特質は、誠実さである。人の信頼をえる核心となるのが、この誠実さなのだ。それは、いつでもすべての人に対して、あらゆる状況において、真実を伝えようとする試みである。

 この真実を伝えることが、あらゆる仕事の成功において必要不可欠である。

 もしも言い訳をする人間がいるならば、リーダーにはその人間が言い訳をしていることなどすぐにわかってしまう。行動しないために言い訳をするな、の意味を教えてもらったことがない人は、言い訳をしていることを見抜いている人々が、近くにいることが見えないのだ。

誠実さの核心になるのは、正直さである。いつも正直さは、すべての人々に、あらゆる状況において、真実を語ることが要求される。正直さが、あらゆるビジネスにおける成功に必要である、それが信頼の基礎を作り上げる。

(3)謙遜

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リーダーは、他人の価値を認めるという自信を持っている。未来のための何かを決断する勇気と人間的な強さを持っている。しかも同時に謙虚であらねばならない。

 よきリーダーにはこの未来のために決断する勇気と合わせて、謙虚に人のアドバイスに耳を傾けるという謙虚さがある。からこそ、情報が入ってくるのである。

 謙虚や謙遜さがないことが、滅びに至る二世経営者に共通する盲点であることについて、何度も出版して書いてきた。なぜなら、これらの徳、ユーモア、人生を楽しむ、勇気、誠実さ、謙虚さ、などの徳は、いずれもあまりに単純に見えて過ぎて、これらを第二の天性することの大切さを、多くの人は見過ごしている。

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