再生へのプロセス(540)


1、企業の再建手順の基本

野宗さんからブログの新しい文章「菅総理「第三の道」の公開の連絡があった。その文章の内容の骨子は次の項目についてある。

「第一の道」公共事業中心の経済政策(自民党時代)
「第二の道」市場原理主義・生産性重視の経済政策(小泉・竹中時代)
「第三の道」増税を環境・健康・雇用に充当し成長につなげる経済政策

①????? ?バラマキ (民主党)

②????? ?ム   ダ (政府・公務員)

③????? ?財政再建(財務省)

 http://businessman-ikusei.air-nifty.com/200602/  左は、野宗さんのブログアドレス

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この内容の骨子を経営コンサルタントとしてみるならば、

初めにその企業哲学なき企業は、持続も成長もできない。それゆえに何で持って社会に貢献するかについてのビジョンを最初に表現する必要がある。このビジョンが最初にあるからこそ、社員や国民を奮い立たせることができる。参考に前回の文書では、経営者やリーダーがいない組織について書いた。

 5年や10年にわたる基本計画を作れば、その次にやるべきことは、無駄な経費の削減である。大幅な経費としての人件費の削減である。この手順がなくて、大幅な経費の削減は実現できない。まず基本計画ありきで、それを実現するために経費の削減を実行する。  

この基本計画が策定されるという手順が踏まれなければ、国家の財政の健全化は実現できない。

 国家も、地域社会も、企業も、個人も、何で持って社会に貢献するか、という基本計画があれば、ばらまきは行われない。無駄の削減は何のためにそれをするか、この基本計画があれば、ムダの削減が実現される。目的がなければ,それは単なるパフォーマンスである。

基本計画があれば、企業財務の健全化も、国家財務の健全化も結果として実現できる。個人もライフワークがあるから、その実現のために倹約をする。財務の健全化それ自体が目的ではないのである。

 しかし経営に関係したことのないマスコミ人は、基本計画と経費の削減、財務の健全化との相互関連性をほとんど取り上げていない。

1、???????? 長所を伸ばす

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もうひとつは、長所を伸ばすことである。誰にもどの人に、もどの地域にも、長所がある。これをしないで、美辞麗句をいくら並べてみて第3の道があると主張してもそのような提案では、成果を上げることはできない。

例えば、第一の道」公共事業中心の経済政策(自民党時代)や「第二の道」市場原理主義・生産性重視の経済政策(小泉・竹中時代)を批判する中からでなく、それらのよい点を認めてそれを伸ばす中から、新たなる成長が生まれてくるのである。

 しかし大衆は、すべてを批判して、全く新しい道があるような幻想を政党にもつかもしれない。しかし、すべてを批判する中からは、実は何も生まれてこないのである。

 私たちも、両親や諸先輩のよき遺産があればこそ、現在の境遇や繁栄を実現できている。しかしすべてを否定する主張は一瞬喝さいを受けるかもしれないが、少なくとも今持っている経営資源をどう生かす立場からしか、新しいスタートは、生まれてこない。

すでに新しいスタートは、我々が今、している仕事の中から成長の芽が出ているのである。 我々は懐疑論者として、ゆめゆめ人を惑わす政治家の甘言の偽善を見極めなければならない。なぜならば、政治家の多くは、経営者ではないし、そのような企業再生の経験も持っていないのである。

2、???????? 国家社会主義の亡霊

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 「わたしも社会全体が判断力を失いつつある、と感じています。インターネットは便利ですが、それは人が判断力を鍛えるのには、役に立ちません。

 貴兄の手紙を読んで、意見を出し合う場を持たないで、議論を避ける社会になっている傾向は、間違いないでしょう。議論をする場を目的としてブログを公開していますが、そのような場をブログ作ることは、難しいことを感じています。

でも私が本を出版してきた経験からも、小さくとも文章は人に影響を与えることを信じています。

しかし一方人々が、判断力を鍛えるには、投資を楽しむことと、経営者になることやリーダーになるという2つが、役に立つと考えています。この2つの判断力と洞察力を鍛えていくことが人には必要です。

 反対に投資や経営者の経験と、加えて深い読書力や師や友人がいるからこそ、人は洞察力と判断力を鍛えられるのです。

議論をするには、根底に信頼関係のある友人と意見を出し合う場が必要です。そのための場としてわたしは、ブログ「文化と達成」を立ち上げているつもりです。

師や友人を持たなければ、人はどうして成長と発展ができるのでしょうか?

 よき経営者がいない組織では、どうして成長できるでしょうか?

例えば、多くの法人と呼ばれる医療団体には、30歳代や40歳代を教育する経営者がいないことが、日本の課題であると感じています。よき経営者が存在しない団体が、どうして発展成長できるでしょうか?お互いにささやかであっても発言して、我々は人に目標を与え、励ましを与えていくことができるのです。」        

               

以上は、ある人への私が書いた手紙の一部抜粋である。

マニュアルに従って行動しようとする人間が増えている恐れについて、手紙をいただいた人は書いている。そしてばらまきや甘言の裏に潜む悪魔が、忍び寄っている。

話し合える友も必要である。何よりも自分で悩みながら判断力を育てていくことから、ビジネスはスタートする。

マスコミの情報に左右されることなく、我々の未来のために行動するためにも、そして政治家の甘言を見抜くためにも、自分で判断力を鍛えなければならない。

そうでなければ、ジョージ.オーエルの小説「1984」の恐ろしい世界が、国家社会主義のもとに忍び寄っている。

理由は、答えはすべてインターネットの中にあると考えて、自分で考えようとしないマニュアル人人間の増加や、バラマキを歓迎して、天は自ら助けるもの助ける、という自助努力をしない人が多ければ、それは第二次世界大戦を招いた社会主義的な亡霊を呼び寄せていく。

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