Archive for 8月, 2011

トム・ピーターの経営者を育てる(586)


1、産業構造の入れ替わり

 

新しい産業は、不況の時に、産業の交代が行われる。新しい産業は、既存の指標に入っていないことが考えられるので、注意深い今の世界で起こっている現実の観察が、先見力を育てる。グローバリゼーションとIT革命によってもたらされているルーティンワークをしている人々の雇用の喪失や賃金の切り下げが、世界中の先進国で起こっている。

それは、ロンドンでも暴動やアメリカでの増税に反対するティ―パーティである。日本においても、実質失業率は約10%と考えられるので、若年労働者の高失業率として同じことが日本でも起こっている。

高い生産性や高い技能を身につける以外に、誰もこの問題を解決できない。同じ原因の問題は、日本でもすでに起こっている。学ぶことを加速した人々しか、この問題を解決できない。

国の規制を受けてきた産業ほど、生き残っていけない。しかも政治家はこの問題の原因を理解していないので、解決できない。

問題の原因を理解することから次の産業が見えてくる。それは、グローバリゼーションとIT革命 が引き起こしている。グローバリゼーションとIT革命 を味方にしていく。そして、リーダーは、先見力をつけて、学ぶことを加速させていくようにする。

教育と技術や海外への投資の加速などが、次の地球規模での成長分野であることが見えてくる。急速なこのグローバリゼーションとIT革命と新興国の台頭 がビジネスの基本である。

 

2、問題解決からアイデアを活用するマネジメントに

 

 

次の成長分野への五感を研ぎ澄ましていくと共に、仕事の成功は、問題を発見して、自分や相手の困っている問題を解決することにある。だからある問題をいかに乗り越える体験をしたかの発表は、アイデアを仕事に結びつける。

 自分や相手の困っている、問題をどれだけ解決したかが、われわれの仕事の成果となっていく。またこれらが、問題を解決するのがアイデアである。そのアイデアを仕事に結びつけるが、新しいビジネスの基本となる。

一方時間給で働いているような人では、相手の問題を解決したことが少ないていないので、成果を上げることができない。成果は、労働時間に左右されることはない時代となっている。

ドラッカーによれば、ビジネスの目的は、顧客を創造することである。そのために、継続的に商品やサービス、そのプロセスや販促的な手法などについての継続的な改善とイノベーションを行う。そためのアイデアを仕事の中心としていく。経営者は、アイデアを活用するマネジメントをしていく。

そして、顧客を継続して創造していくことにある。

アイデアを活用する経営をリードすることが、学習曲線が最も上がると考えられる。やがてそれは、教育中心の組織になっていく。

 

3、優先順位をつけて、重要な仕事に集中する

 

 

時間こそが誰にも与えられている、もっとも貴重な経営資源である。だから時間をどこに割り当てようとするのが、タイムマネジメントである。あなたが成果を上げるためには、この時間を割り当てるというタイムマネジメントは、重要な要素である。

 タイムマネジメントは、仕事に優先順位を付けて、重要な仕事に集中することでもある。アルバイト的な仕事や時間で仕事している人では、成果を上げることは難しい。すくなくとも、問題解決の発見やその成果をだすということに、どれだけ時間を割り当ているか、は、優先順位をつけて集中することであるが、新しいビジネスを作る。

この能力、優先順位を付けて、重要な仕事に集中することに、真摯に取り組んで初めて成果を上げることができるようになる。この時、個人がその能力を高める事ができるものである。

 4、最善のリーダーは、リーダーをつくること、経営者を育てる

 

 

経営コンサルタントであるトム・ピーターは、最善のリーダーとは、社員や信者を作るのでなく、リーダーをつくることと、言う。すなわち経営者を育てることである、と言う。

その通りで、これが今回のメインテーマである。リーダーを育てること、リーダーシップについてのこの教育を、日本は戦前もしてこなかった。そして戦後60年あまりもリーダーを作る教育を今もしていない。学校でもリーダーを作ることを教えていない。

誰かに雇われる人を育てるのは、その後の仕事である。すなわち社員教育でなく、まず経営者や起業家を育てることが優先される。

リーダーは、ゴールを設定し、それを達成して、結果をだして成果を上げる人である。その成功体験を得たあとで、人を育てようとする。

経営者は、人の感情をコントロールすることをマスターする。経営者は、アイデアに賭ける意思を表すようにする。そのあとで、人をやる気にさせて、設定した目標の達成をさせるようにする。

そして経営者になる人は、教育に熱心であるからだ。そのリーダーは、結果として社員や信者を作ることができる。

「成長するということは、能力を修得するだけでなく、人間として大きくなることである。責任に重点を置くことによって、より大きな自分を見るようになる。うぬぼれやプライドではない。誇りと自信である。一度身につけてしまえば失うことのない何かである」(『プロフェッショナルの条件』)

 この言葉のように成長には、能力の向上と人間として大きくなることが含まれている。

 

 

5、より多くを与える

 

 

まず最初に経営者は、人に与えるような生活をしているだろうか? リーダーは、より多くを得ようとすれば、より多くを与える人となるのである。そうすることによって、お互いの相互の関係において、どちらにも有利な協力のネットワークの関係を生み出していくことができる。

この最初のステップを、自分のほうから相手に差し出すことから、スタートする。

もしも本当のボランティアであるならば、それは暇が生み出す関係とはなっていない。それは相手にとって、必要なことを満たすためのかかわりになっている。ボランティアは、すばらしい人の出会いを生み出す。

そして人との関係として、対話をするために、フォローアップする。このフォローアップが効果的な対話のためのネットワーキングの生命線である。このフォローアップをしているだろうか?

 それには、こちらからまず与えるのである。

 

6、信頼と協力のニュースレターを作る

 

 

毎月、ブログによる毎週のニュースレターを作ることは、時間がかかるし自分のエネルギーをとても多く使うことになってしまう。しかしそれでも、このニュースレターを作ることが、強力な人と人をつなぐ信頼と協力のネットワーキングとマーテティングのツールになる。

この効果があるからこそ、関係者は、ニュースレターとしてのブログを公開するようにする。人と人を結びつけるという強力な信頼と協力とネットワーキングとマーテティングの目的をよく理解して、信頼と協力のニュースレターづくりが、効果を発揮していく。

7、はっきり表現する

 

 

自分のユニークなテーマや仕事のアイデアに焦点を合わせる。協力のネットワーキングとマーテティングの目的には、その背景としての、紹介できる情報源を整理するための時間も必要とする。

もちろん一般的なブログなどで表現する人がよく陥っているような欠点をよく理解しておかねばならない。はっきりと表現することを、すなわちはっきりと表現することは、自慢することでないから混同させないようにする。

自慢する行為とはっきりと表現する違いを見分ける判断は、分かりやすく表現することであり、肯定的であることとそれらが事実の表現であることだ。肯定的で、事実の表現が大切である。

 

 

8、まとめ

 

  問題を解決することが仕事の成果

  アイデアを仕事に結びつける継続的な改善

  優先順位を付けて集中する

  リーダーは経営者を育てる

  より多くを与える

  はっきりと表現する、それは肯定的で事実の表現

 

本多静六博士の何処か常人の及ばない偉さ(585)


1、         若い時の時の貧乏と失敗

 

本多静六氏の言葉を、わたしの人生の師、メンターとしての教えとして、いつも読み返している。

彼の言葉、勤勉と努力によって常に前進していけば、より高き理想が次々と次第に表れてくることを、教えている。この勤勉と努力による前進から、すべてが始まる。

そのためは、失敗の経験をいつまでも得難い教訓にしていくこと伝えていくことから、繁栄の前進は始まる。その失敗をいつも思い出していくから、成長する人と企業を作っていく。そして、もしも間違いを見つけたならば、即修正して、なにであれ、即実行することにある。

 

いくら本を読んでも、それだけでは不十分である。失敗の得難い経験、友人や取引先などからのアドバイスを最大限に聞くようにして、加えて、人を見分ける力をつけるようにする。もし間違いを発見したのなら、修正との即実行する。これらができれば、どのような時代になっても、人はビジネスの世界で生き残り繁栄を実現できる。

我々の若い時の貧乏や失敗こそが、この富を築くための宝になっていくのである。修正と即実行することと時流の動きを読むという2つのことを第二の天性にしていく。それらが、繁栄するビジネスはスタートする。

私にとっても25歳くらいの時の失敗が、今は輝く宝石のような宝物になっている。その失敗が、発酵したワインのようになっている。25歳の時の失敗は、いつも輝いている。人はできるだけ早く失敗をすることの教訓でもある。

 

金儲けをしようとすれば、日本と世界中の時勢の動きを、自分の頭でいつも捉まえなければならない。この未来への洞察力、または時勢の動きを巧みにとらえる努力によって、ビジネスでの成功や金儲けが実現できる可能性が大きくなっていく。

2、         不思議な出会い

一方あまりに長くサラリーマンの生活を続けていると、時勢の流れに鈍感になってしまう。また、あまりに長く誰かに雇用され続けていると、この見えない時流の動きがわからなくなってしまう。

そして不思議な人との出会いを喜び、幸運の女神もほほ笑んでくれることに、感謝することにある。だれにも運の働きがあることも、祖先からの先天運そして自分の努力の働きがある。ギリシャ悲劇のソフォクレスによるオイディプス王のように、運命の悲劇が人生に訪れることもある。同時に見えない赤い糸で結ばれているような不思議な人の出会いや愛の出会いがあるから、一期一会を大切にする。

引き合う人同士の力も、あるだろう。反対に長く付き合っていても、そうでない人の関係もあるある。人は全く異なる環境で20年間生きていけば、過去に親しく見えた人であっても、違う世界に生きている人であることが分かり愕然とすると時もある。これらの発見も、また創造である

反対に、先日の日曜日に会いにきてもらった20歳から友人である税理士の友人の寺本達生さんや、先日法律の件でアドバイスをもらった高見優さんなどは、40年が過ぎても、社会に影響を与えるか、または貢献できるか、という同じ意識の世界に生きていることに、気がつく。わたしもどのような形で貢献するかを考える。不思議な人の出会いを、感じないではおれない。

この不思議な人の出会い失敗の記憶をいつまでも大切にする。そして時勢の動きを味方につけて、先見力を育て、人を見分ける力を育てる。不撓不屈の精神をもち続けて、時代の流れを読むことは、空白のマーケットのような変化こそが、われわれの味方にするものであることを今一度心に焼き付ける。

 

 

3、         どこか及ばない偉さ

不正でない方法で金儲けができる人や企業には、どこか及ばない偉さがある人を正直に認めて、そして、賞賛する。このすぐれた人や企業を褒めたたえて、その良いところを常に学ぶことである。その人をメンターにする。

一方金儲けを悪く言う連中には、金儲けしそこなった連中の嫉妬が潜んでいる。先日来られた二人の人も、偶然、嫉妬について同じ話をしていた。嫉妬を深くもっているような人たちは、卓越した状態になることができた人を尊敬しない。そして、そのような人たちは、不正でない方法で金儲けができた人から学ぼうとしない。

多くの人が不正でない方法で金儲けをした人から学ぼうとすることである。

変化の激しい時代において、優れた人やすぐれた企業を素直に称賛する。そのあとで多くの金持ちや何かを達成した人や企業は、社会への貢献を考えるものである。

「金のあるところには、様々な知恵が集まり、続々よい投資口、面白い投資口が出てきて、やたらに金が増えるものである。

いかに学者であっても、本人自身に相当資産ができないような人には、どこかに欠点があるのだから、相談してはいけない。」

本多静六著「自分を生かす人生」

これは学者だけでなく、誰にもある年齢になった人で、いまなお貧困の生活をしている人には、どこか欠点がある、とも表現できる。これは、人を見分ける力にもなる。そのような人には、相談もしてはいけないのである。

最も考えられる不幸の原因は、我々の心深く根差しているのが、この嫉妬なのである。いまだに結果の平等を求める政党がある。彼らは、何かを達成したあとで、社会に貢献する人などを褒めたたえることはしない。人は、どこか及ばない偉さがある人や卓越した企業家から学ぶかどうかである。

 どこか及ばない偉さのある人や企業から、どこか及ばない偉さを学ぶことである。しかし同時に単なる人まねではだめであること、自戒しなければならない。

本多静六氏の言葉、

高き理想、最後まで働こう、常人の及ばない偉さ、時勢の働き、人まねではだめ

「どんな小さな理想(一歩前進)でもよろしい。

それがひとたび実現すれば、

もはやそれはその人の人生の現実となる。

しかもその現実を土台にして

より高き理想が現れてくる。

 

私の肉体はいつか滅び去るであろうが、

私の思想と事業は、永劫に伝わり

永久に生き残ると信じて、

最後まで働こうと決意したのである。

世の中で、一番ありふれて

一番真剣なのが

金儲けの道である。

不正でない方法、不正でない努力で、

金儲けに成功できるものは、

どこか常人の及ばない偉さがあると私は信ずる。

金儲けは金儲けとして、あらゆる人が与えられたすべてのチャンスを掴めるのがよい。自分の頭で、時勢の動きというものを捉えていかねばならない。単なる人聞き,人まねでは絶対だめなのだよ。

金儲けに成功したのを悪くいわれるのは、金儲けしそこなった連中の嫉妬からじゃよ。」

  ;本田静六著「私の生活流儀」実業の日本社発行より

4、        まとめ

  メンター

失敗の経験を学ぶ

  即修正、即実行

  人を見分ける力

  幸運の女神

  先天運

  どこか及ばない偉さを学ぶ、人まねではだめ

 

空白のマーケット(584)


最近名刺のデザインなどについてYさんに相談したら、良い提案をしていただき、とても感謝している。また、法律の対処については、友人の高見さんから、わかりやすい情報をいただき感謝している。

同様にお世話になっているCさんから、、ボランティア活動と正当な費用の請求についての話を聞いて、それをヒントに、空白のマーケットについてまとめました。本来は文章583「本多静六」の続きを予定していましたが、その話に変えました。「本多静六」の続きは、今回の後にします。

 

 

1、誰が本当の顧客なのか

 

 

ボランティア活動と正当な費用の請求などは、別けて処理する必要がある。そうしないと、自分が生産的にならない。生産的でないとは、だれが一体本当の顧客であるのか、が分からないままに、長くつきあってしまってしまう恐れがある。それでは、自分の貴重な時間を使うというタイムマネジメントができていないことになってしまう。

生産的でないとは、付き合ってはいけない顧客と無意識的に漠然と、いつまでも付き合うことでもある。これは、これから誰が付き合うべき顧客であるか、は誰にとってもテーマである。

付き合ってはいけない顧客は、古い意識の業界の人である場合もある。コンサルティング費用を払おうとしない人の場合でもある。だからいつもだれが付き合うべき顧客は誰なのか、を自問していかねばならない。それと同時に、空白のマーケットがどこにあるのかについては、常にチェックしていくようにする。この空白のマーケットが、テーマです。

 

既存のマーケットに目を向けるのでなく、これからマーケットはどこにあるのか?空白のマーケットは何なのか? を探す努力をすることに、仕事と人生の成功は、左右されるかもしれない。

 

そして、このようなことに気がついたなら、即修正して、即行動できるかどうかに、コーチやコンサルティングの成功はかかっている。また、これはどこの分野の仕事をしている人にも当てはまる、。正当なお金を支払ってくれる顧客はどこにいるのかの発見への探求を、われわれは、いつもする必要ががある。

 

そして、一連のこのようなことに気がついたなら、即修正して即行動をすべきなのです。ビジネスや投資においては、この間違いが分かれば、まさにこの即修正して即行動をすることができれば、なにも問題はない。

またプロフェッショナルな友人は財産である。でも、自分がプロフェッショナルであると思っている人は、プロフェッショナルな人を尊敬するし、すぐにある専門分野のことを聞く友人に、知らないことを聞こうとすることを習慣とすることも、大切である。

反対にたとえ、プロフェッショナルな人から貴重な情報をもらっても、そうでない人は感謝の気持ちを表すこともしない。この違い、友を財産とできるか、がを、幸福と貧困ともつながっている。

この即感謝を表す人は、幸福と深くつながっている。感謝を表さない人は、貧困につながっていることが見えるだろうか?これらの繁栄、幸福と貧困、は、すべて人を見分ける力から生まれている。

自分の本当の顧客はどこにいるのだろうか?多くの場合、その顧客は自分が想像している分野にないことが多いの。その顧客は、周辺分野にいて、その顧客は、意外なところにいる。そして本当の顧客がわかれば、その顧客を育てることである。

 

 

2、空白のマーケット

 

 

本当の顧客はどこにいるのか?

その顧客は周辺分野にいて、

意外なところに空白のマーケットがある。

空白のマーケットはなになのか?

顧客はどこにいるのかの発見などの努力のなかに、幸運の女神がほほ笑んでいる。

 

顧客を作る ことをしているだろうか?

後は気がついたときに、即修正 と即行動 をしているだろうか? 

 

3、       このような発見は、問題は解決されると、あとはとっても簡単に処理できるという事実の発見なのである。

 

 

 問題解決にとって明らかになるたいていのことは、それらはほとんどいつも単純であるということだ。しかし誰もが男も女も、この単純なことを理解しないで、いつも物事を複雑に見てしまうという傾向がある。

そしてこの物事を複雑に見てしまうという人の傾向を知っておくことは、大切だ。この問題をいつまでも解決できない人は、成長できない。

そして、多くの問題は解決されると、後はとても簡単に処理できるという事実である。

4、紙に書いてみること

 

自分のアイデア、計画、プロジェクト、などをまるで子供を相手に説明するように、簡単にまず書いてみるようにする。説明が長くなっていけば、簡単さは巧く働かない。

普通の人に理解されて役に立たなければ、アイデア、プログラム、プロジェクトなども役に立たない。思いついたなら,紙に書くようにする。書かなければ、問題が明らかにならない。

 

 

5、あまりに多くの情報に対抗する最善の武器は、われわれが持っている常識である。

常識を信頼して、常識を使って判断することが大切である。これはイギリス人の経験主義と同じである。このアドバイスに従うならば、ほとんどの問題の解決については、簡単に考えることが、取り越し苦労に終わらせないためにもるに分かるはずだ。

人が何をすべきであるとか、人からどのように言われても。この常識が判断量にどのような指示を自分に与えているだろうか?を思い出してみる。物しりになりたいのか?それとも、ある分野で成果を上げたいのか?

あまりに情報が多い時には、この簡単に考えることが役に立つ。

本多静六(583)


1、友を選ぶ基準

 

本多静六氏は、友を選ぶ基準としては、

「1、その性質が誠実であること、

2、何事か自分より優れた点のある人物であること。

3、責任感の強い、実行力のある人

低級な友人は、いかに多くとも、いたずらに繁雑と冗費戸を増し、時間を空費するのみであって、かえって成功の邪魔になることを知らねばならない。」

と語っている。この3つによって友を選んでいくと、そのような友は、財産となっていく。高見優さんより判決後の困難であるとの手紙をいただいた時、このような友人が財産であることに気が付き、感謝した。

2、正直、勤勉、感謝

 

 

私は文章の中で、幸運の女神についても少し書いてきた。運や不思議な出会いについても少し書いた。しかし、低収入の生活に甘んじている人には、この様な出会いや幸運の女神がいることが、わかっていない。

本多静六氏は、正直として、約束したことは必ず実行する。実行できそうもないことは約束しない、と述べている。そしてこの約束を守ることは、幸運を人に運んでくれる、ことに間違いなく密接につながっている。

加えて彼は、成功と人付き合いの秘訣として、勤勉、正直と思い上がりをしないことと述べている。思い上がりをしないとは、謙遜、あるいは感謝と言い換えてもよい。

この感謝をすることについて、中谷彰宏氏も同じように以下に、わかりやすく説明されているので引用する。

損した時には、かわりに必ず何かが与えられています。
 それは得よりも大きなものです。
 お金にはかえられない、もっと大きなものが与えられるのです。
 「一見、金額的には損です。
 一回商売で失敗して、「これはアカンかった」ということがあっても、「いい勉強になった。ありがとう」を言うのです。
「これだけの損ですんだのは不幸中の幸いだ。これを体験しておかなかったら、大変な目にあうところだった。そのキッカケをつくってくれてありがとう」と言える人は、そこから学べます。
 ところが、ほとんどの人は、得した時だけ「ありがとう」と言います。
 プラマイゼロで「なんだ、あいつの話はアテにならん」と言って音信不通にしていると、次の話を誘ってもらえません。
「こういうこと、やらない?」という話が来ても、「前は儲からなかったから、もういいや」と断ります。
 断った話が儲かると、「なんで、もうちょっと言ってくれなかったの」と非難します。
 うまくいかなくても、「ありがたい」と患えることが大切です。
 ここで勉強する何かを与えられているのです。
 必ず儲かることはないのです。
 儲かったり損したりを繰り返しながら、長く徐々に上がっていくのです。
 儲かった時は儲かった分だけ、損した時は損した分だけ、何か別のものを得ています。
 その意識で人間関係を壊さずに勉強を続けていくことが、その人の生き方につながります。」

3、ただ一つの目的に集中する      

本多静六氏は、「その全力を只一つの目的に集中すれば、必ずそのことを成就し得る。」と述べている。現実には、この言葉のようにただ一つの目的に集中していけば、成果又はよき結果をえるものである。

反対に低賃金の生活に甘んじている人は、ほとんどの場合、成果を中心の仕事でなく、時間で仕事をしている。そして必ず約束を守る、結果を中心に仕事をしていく人は、幸運の女神がいることを知っている。

4、自分でしか貢献できないこと

 

 

約束を守る人には、育つ環境のなかで、約束を守り、感謝を表す、ことが幸運の女神を運んでくる。自分を成長させる仕事に集中する人は、約束を絶対に守るような家庭に育っている。

成功する人は、仕事を労働時間でとらえないで、よき結果を残す仕事をすることを知っている。

成功する人は、よい環境を作り、約束を守り、自分でしか貢献できない形でただ一つのことに集中して、よき結果を残す仕事をする。そして、そしてグローバルにビジネスをしていく。よき結果を残すことで、影響を与えることである。

そのような人は、年とともに、幸福と繁栄を手に入れることができる。自分自身が経営者や知識労働者の人は、やがてその職業を道楽化できるものであるし、仕事を楽しむことができる。

経営者には、未来を洞察するすことが不可欠である。コーチやコンサルタントの職業にも、未来への洞察が欠かせない。

どうしてだれにでもできる仕事などをやめて、天職とでも呼べる仕事に、挑戦しようとしないのだろうか? 仕事にチャレンジし努力していく人間には、自分でしかできない仕事と幸福や繁栄は、自然に年とともに私たちに近付いてくる。

「いよいよ死ぬまで働き続け、学び通すことである。」これが分かっている人は、一生働き、学び続けるのが人生であることをしっている。一方多くの人は、仕事をやめたら、その後は学ぼうともしない。

本多静六氏は、学者であって、四分の一蓄財法をした。そして、「金のあるところには、様々な知恵が集まり、続々よい投資口、面白い投資口が出てきて、やたらの金が増えるものである。」と語る。まさに、その通りである。

そして、先見力を磨いて、機会が来たら一気に投資する。次第に、どのような人間との人間関係を作るのか、またはどのような人とは人間関係を作らないようにするか、が分かってくる。

例えば「いかに学者であっても、本人自身に相当な資産ができないような人には、どこかに欠点があるのだから、相談してはいけない」この言葉、相当な資産ができない人とのつきあいについては、学者でなくてもある年齢のすべての人の付き合いを慎重にするようにと、教えている。

「知的余生の方法」で、渡辺昇一氏も、支払い能力の差が友人関係に作用することに気が付いたのは、50歳を過ぎてからだと述べている。経済状態があまりにかけ離れていると、友人関係を続けるのは難しい、とも言われることも、教えてくれる。

参考書籍、「自分を生かす人生」本多静六著、竹内均解説、三笠書房

ある証券会社の課長と話をしていてメモ1、
1、ランチェスターの法則で、世界で安定して一番か、二番のポジションを確保できる企業のみが優位に立つ。
2、株でなく、利回りの良いものが買われる時代、その反対が株価としての東電
3、流動性がよいもの
4、質が良いもの、その代表が 金

メモ2、高槻市で税理士をしている友人の寺本さんが、本日来られ、差別の問題を話した。それは、書こうとしていたゲーテの生産的に生きるか、の問題である。また、以前に書いていた「悩む力」の話を二人でした。