本多静六(583)


1、友を選ぶ基準

 

本多静六氏は、友を選ぶ基準としては、

「1、その性質が誠実であること、

2、何事か自分より優れた点のある人物であること。

3、責任感の強い、実行力のある人

低級な友人は、いかに多くとも、いたずらに繁雑と冗費戸を増し、時間を空費するのみであって、かえって成功の邪魔になることを知らねばならない。」

と語っている。この3つによって友を選んでいくと、そのような友は、財産となっていく。高見優さんより判決後の困難であるとの手紙をいただいた時、このような友人が財産であることに気が付き、感謝した。

2、正直、勤勉、感謝

 

 

私は文章の中で、幸運の女神についても少し書いてきた。運や不思議な出会いについても少し書いた。しかし、低収入の生活に甘んじている人には、この様な出会いや幸運の女神がいることが、わかっていない。

本多静六氏は、正直として、約束したことは必ず実行する。実行できそうもないことは約束しない、と述べている。そしてこの約束を守ることは、幸運を人に運んでくれる、ことに間違いなく密接につながっている。

加えて彼は、成功と人付き合いの秘訣として、勤勉、正直と思い上がりをしないことと述べている。思い上がりをしないとは、謙遜、あるいは感謝と言い換えてもよい。

この感謝をすることについて、中谷彰宏氏も同じように以下に、わかりやすく説明されているので引用する。

損した時には、かわりに必ず何かが与えられています。
 それは得よりも大きなものです。
 お金にはかえられない、もっと大きなものが与えられるのです。
 「一見、金額的には損です。
 一回商売で失敗して、「これはアカンかった」ということがあっても、「いい勉強になった。ありがとう」を言うのです。
「これだけの損ですんだのは不幸中の幸いだ。これを体験しておかなかったら、大変な目にあうところだった。そのキッカケをつくってくれてありがとう」と言える人は、そこから学べます。
 ところが、ほとんどの人は、得した時だけ「ありがとう」と言います。
 プラマイゼロで「なんだ、あいつの話はアテにならん」と言って音信不通にしていると、次の話を誘ってもらえません。
「こういうこと、やらない?」という話が来ても、「前は儲からなかったから、もういいや」と断ります。
 断った話が儲かると、「なんで、もうちょっと言ってくれなかったの」と非難します。
 うまくいかなくても、「ありがたい」と患えることが大切です。
 ここで勉強する何かを与えられているのです。
 必ず儲かることはないのです。
 儲かったり損したりを繰り返しながら、長く徐々に上がっていくのです。
 儲かった時は儲かった分だけ、損した時は損した分だけ、何か別のものを得ています。
 その意識で人間関係を壊さずに勉強を続けていくことが、その人の生き方につながります。」

3、ただ一つの目的に集中する      

本多静六氏は、「その全力を只一つの目的に集中すれば、必ずそのことを成就し得る。」と述べている。現実には、この言葉のようにただ一つの目的に集中していけば、成果又はよき結果をえるものである。

反対に低賃金の生活に甘んじている人は、ほとんどの場合、成果を中心の仕事でなく、時間で仕事をしている。そして必ず約束を守る、結果を中心に仕事をしていく人は、幸運の女神がいることを知っている。

4、自分でしか貢献できないこと

 

 

約束を守る人には、育つ環境のなかで、約束を守り、感謝を表す、ことが幸運の女神を運んでくる。自分を成長させる仕事に集中する人は、約束を絶対に守るような家庭に育っている。

成功する人は、仕事を労働時間でとらえないで、よき結果を残す仕事をすることを知っている。

成功する人は、よい環境を作り、約束を守り、自分でしか貢献できない形でただ一つのことに集中して、よき結果を残す仕事をする。そして、そしてグローバルにビジネスをしていく。よき結果を残すことで、影響を与えることである。

そのような人は、年とともに、幸福と繁栄を手に入れることができる。自分自身が経営者や知識労働者の人は、やがてその職業を道楽化できるものであるし、仕事を楽しむことができる。

経営者には、未来を洞察するすことが不可欠である。コーチやコンサルタントの職業にも、未来への洞察が欠かせない。

どうしてだれにでもできる仕事などをやめて、天職とでも呼べる仕事に、挑戦しようとしないのだろうか? 仕事にチャレンジし努力していく人間には、自分でしかできない仕事と幸福や繁栄は、自然に年とともに私たちに近付いてくる。

「いよいよ死ぬまで働き続け、学び通すことである。」これが分かっている人は、一生働き、学び続けるのが人生であることをしっている。一方多くの人は、仕事をやめたら、その後は学ぼうともしない。

本多静六氏は、学者であって、四分の一蓄財法をした。そして、「金のあるところには、様々な知恵が集まり、続々よい投資口、面白い投資口が出てきて、やたらの金が増えるものである。」と語る。まさに、その通りである。

そして、先見力を磨いて、機会が来たら一気に投資する。次第に、どのような人間との人間関係を作るのか、またはどのような人とは人間関係を作らないようにするか、が分かってくる。

例えば「いかに学者であっても、本人自身に相当な資産ができないような人には、どこかに欠点があるのだから、相談してはいけない」この言葉、相当な資産ができない人とのつきあいについては、学者でなくてもある年齢のすべての人の付き合いを慎重にするようにと、教えている。

「知的余生の方法」で、渡辺昇一氏も、支払い能力の差が友人関係に作用することに気が付いたのは、50歳を過ぎてからだと述べている。経済状態があまりにかけ離れていると、友人関係を続けるのは難しい、とも言われることも、教えてくれる。

参考書籍、「自分を生かす人生」本多静六著、竹内均解説、三笠書房

ある証券会社の課長と話をしていてメモ1、
1、ランチェスターの法則で、世界で安定して一番か、二番のポジションを確保できる企業のみが優位に立つ。
2、株でなく、利回りの良いものが買われる時代、その反対が株価としての東電
3、流動性がよいもの
4、質が良いもの、その代表が 金

メモ2、高槻市で税理士をしている友人の寺本さんが、本日来られ、差別の問題を話した。それは、書こうとしていたゲーテの生産的に生きるか、の問題である。また、以前に書いていた「悩む力」の話を二人でした。

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