失敗から学ぶことはマネジメントの基本(587)


1、討論の目的

 

 

不毛で生産的でない討論が行われるのは、テーマの目的に合わせた討論を勧めるための議事司会者が運営責任を果たしていない場合がある。以前に見たNHKのあるテレビ番組で、日韓の友好関係を築くための討論番組を見ていた時に、それが分かった。

その番組で、討論の運営司会者の運営のまずさを発見した。もしもこの番組の目的が日韓の友好関係を築くことを目的するための討論であるならば、反省と謝罪の気持ちになれ、とか、歴史を語る資格はない、などと言うような討論の目的の流れを中断するような主張をする、ある種の人間の発言を、運営司会者は、封じるべきなのであった。

このような言葉の発言を許す討論の主催者が、討論の目的を理解していないことが、番組の問題なのであった。なぜならば、そのような発言は、事実の追求知識の増加という目的を中断させるからである。

一方的な価値観を述べる人間に発言させていくと、本来の討論お目的から逸脱して行くからである。目的を逸脱しては、生産的な時間にならないからである。何事においても、目的が明確であることによって、その成果を上げることができるようになる。

その番組の本来の目的は、歴史の事実の直視をして、お互いのそれに関する知識の増加こそを目指とした討論にすべきであった。そしてお互いの誤謬の機会をへらすようにすべきであったのです。

討論を生産的なものにするためには、非人間的、価値観から切り離された知識の追求をするべきなのがその番組であった。討論であるならば、その討論によって、目指すのは真実の追求である。

そうでなく番組は、正義などの価値観の追求などに2時間程度の限られた時間を、費やすべきではないのである。番組の司会者は、討論の目的があいまいであったことこそが、問題なのであった。

限られた時間を、非人間的な価値観から切り離された事実や知識の追求に時間を充てるべきである。討論の発言者は、お互いが客観的な事実の追求をして、知識を増やすための討議にするべきなのである。

そして人間的な価値観を述べていては、この討論の目的が達成できないこと、理解しなければならないのである。お互いが討論を生産的にするためには、客観的な事実としての知識のみを追求すべきなのです。

従って、当然政治家は、歴史的事実の確定作業などに介入すべきではないのです。なのは、事実や知識の追求である。しかし、事実と知識の追求は刻々と変化していくものであるから確定作業などは一定期間にできるものではない。

それゆえに道徳的な観点からすなわち人間的な価値観で持って、歴史を評価すべきではない。明確な討議の目的がなければのような、建設的な未来のための討論にならないことを教えてくれたテレビの番組であった。

2、目的とすることと、目的としてはいけないもの

 

 

討論などの目的は、事実の追求知識の増加である。誤謬の機会をへらす ことにある。そして真実の追求にある。特定の価値感から切り離された知識の追求、の3つにあるのである

目的は、事実の追求、

知識の追求

誤謬の機会をへらすことにある。

反対に目的にしてはいけないのは、

人間的な価値観でもって、歴史を評価すべきではない。  

歴史的事実の確定作業 などに政治家がかかわるべきでない,という事である。

このしなければならないこと、してはいけないことを、混同するときに、生産的に時間を使うことができない、ということであった。

3、失敗から学ぶことが、マネジメントの基本

 

 

このようにして討論の失敗の原因を学び、目的を明確にすることによって、生産的な時間に持つことができるようになる。この番組のように、失敗から学ぶことが、マネジメントの基本であり、教育の基本でもある。失敗を得難い教育とするためには、失敗の記録をとっていることである。そして、気がついたなら、その場ですぐに直すことである。

しかし日本は、以下の3つの失敗をいまだに教育として学ぼうとしていない。

その1つは、戦争で朝鮮、台湾、満州銀行券などで紙幣を発行したが、実は、金を売却却し、円も担保を十分にしていなかったと言うお金についての失敗から学んでいない。現在の膨大な国の借金を、減らすことも国はしようとしていない。

2つは、責任をあいまいにする失敗である。それは、統帥権の問題である。統帥権の問題はリーダーシップと責任の問題で、それをいまだに解決されていない。これについては自著、ニュービジネスの経営空間に書いた。

3、いまなおリーダーシップの責任をあいまいにしている失敗である。戦後いまだにリーダーシップの教育は、学校で行われていない。それに近いものは、商人道である。それを学ぶことは、繁栄に導く。繁栄に至るのは、商人道である。

商人道は、協力や信頼に導かれた、理性的で合理的な人間であることを説く。近江商人の理念は、タイムマネジメントやリーダーシップの教えが含まれている。しかしこのような商人道は、学校で教えてくれない。

参考;文章581近江商人の理念

昨日BS3の番組で濱口梧稜 についての番組があった。彼は和歌山の醤油商人であり、大変な読書家で、津波から人々を救った。濱口梧稜の貢献は、もっともっと学校で教えるべきである。

4、まとめ

知識の増加、事実の追求

誤謬の機会を減らす

失敗から学ぶことがマネジメントの基本

統帥権

リーダーシップの教育

濱口梧稜

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