Archive for 1月, 2012

不安を破る勇気(602)


 

1、        失敗を恐れる若者

 

私が先週に出会ったある若者が、挑戦をしないで失敗を恐れていることが、がわかった。私が訪れたリハビリの組織では、何に向かっての成功を求めていくのかの、組織の目標が見えない。ここから、「不安を破る勇気」についてが、始まる。この不安を乗り越える勇気が、人と組織の成功と失敗の違いを作り上げていく。

すべての組織には、全体の成功にむかっの理念がある。人も組織も、仕事を通じて成長することが、できる。そうしなければ、どちらも、失敗してしまう。あらゆる組織は、社会制度としては存在すると共に、組織には目標がある。

しかし目的と成功がない組織に所属する人には、やがて縄張り主義や偏狭さが心の中に住み着いていくだろう。この縄張り主義や偏狭さのような障害を吹き飛ばすには、リーダーの存在や多くの勇気を、組織に所属する人は必要とする。

そして組織に緊張をうみだしていくと、誰かが組織から去っていくいもしれない。この波紋が、成功と失敗の違いを、人と組織に与えていくのである。しかし社会主義的な政党のもとでは、人は成功も失敗もわからなくなっていく。

民主党と社民党支持の市長が大津に生まれた。恐ろしいほどの社会の停滞が大津のような地方を満たしていくだろう。その理由は、あらゆる組織には目的がある。しかし、資本主義の良さをわからない人間が、社会主義をあらゆる組織に病原菌のように蔓延させていく危険がある。

積極的な企業も人も、すでに海外に出た。投資家もすでに海外の投資にしている。一方日本の地方に残る人には、恐るべき停滞が住み着いていく。

このような目的が明らかでないような驚くべき低い生産性の組織が、サービス業には日本にはある。このサービス業の低い生産性が、日本人に希望を与えないことが問題なのである。

なぜなら、いまだに企業が、病院や介護分野には、民間企業が参入できないのが問題なのである。数年前に滋賀県知事選挙の時に提案したが、誰も理解できなかったことがある。それは、大学の国際化であった。

日本の大学の新入学の時期を9月に変更して、三分の一は、外国人の留学生にして、国際化を進めることである。留学生は日本に住んでいくと、このように停滞した社会に刺激を与えていく。この多くの外国人留学生が、社会と内向きの日本の若者に刺激を与え、景気を良くするだろう。

2、        勇気ある行動

著者、トムリ―ガ―は、組織における成功への障害を明らかにして、その障害を治す専門家である。その最初のステップは、不安や恐怖がどのように人に作用していくかを説明していく。失敗を恐れる恐怖や不安が、やがて縄張り主義と偏狭を組織に生み出していく。

でも根本原因は、ひとつひとつ偏狭主義を壊していくことができる。第2のステップは、勇気ある行動が、繁栄する環境を作り上げることにある。これは難しい道であるが、人と組織、そして社会の成功と失敗の間の違いを、作り上げていく。

偏狭さは官僚主義を生み出していく。官僚主義は、引き裂くことのできない社会の障害である。それは、人間の内部の不安と恐怖から築かれていく。初めからそこにあったのではない。それには、破壊的な官僚的を作り上げる根本原因を分析することである。

優秀なリーダーがいって、大胆に不安と恐怖を十分に見ることができるなら、この官僚主義の障害を克服することができる。心の中で作られた障害は、心の中で破壊することができる。

 

そして、成功への障害を吹き飛ばすには、人には、勇気がいるのである。

リーダーの役割は、失敗がどのように社員を助けるか、学び成長させてくれる、かを、組織に示さねばならない。

ある積極的な経営者が、失敗して、怖ろしいほどに動揺した社員に伝えた。それは、「 私は決して失敗しないことを期待していない、ということである。失敗しないならば、あなたは決して学ばないだろう、ということである。

あなたの意図がよきものであってルールに従って行動するならば、あなたをわたしは支持するだろう。しかしながら、何回も何回も同じ失敗をしないことを期待している、ということを社員に告げることである

この失敗を恐れて、官僚主義になる障害を吹き飛ばすには、多くの勇気を人必要としている。組織に緊張をうみだしていくと、誰かが去っていくいもしれない。この緊張を生み出すリーダーを組織は必要としている。

これが、人と組織の成功と失敗の違いを作り上げていく。企業は、避けられない組織の内部の縄張り主義を乗り越えていくために、成功を作り上げねばならない。不安の中で失敗をおかそうとしない人に、リーダーは最大の注意を払わねばならない。

3、企業と人の成功に焦点を合わせる

オープンでコラボレィコラティブな環境を守るためには、人に積極的に権限を与えていくことである。そしてリーダーは、結果に集中して正しいことに賛同する人を応援しなければならない。リーダーは、よき経営によって、長期のそして結果中心に集中するような組織と人を企業を作り上げねばならない。

企業のリーダーは、組織に適切な情報の流れを作らねばならない、それはその下にいる人に勇気ある行動をする人をはっきりと助けるためである。そして人に権限を与えるレベルを高くするためである。

情報の流れが適切でバランスが取れているようにする。なぜなら、それは情報がなければ、仕事ができないからである。ミーティングや、メールで埋もれている時に人は、ミッション中心の仕事は、できないようになっていき、埋もれてしまう。

そして人と企業の成功に焦点を合わせる。リーダーは、組織を導く原則、すなわち各部門の縄張り主義よりも、企業全体の成功にむかって経営資源を最大化するようにすることである。

同時にリーダーは、失敗を恐れない勇気を励ますことしと短期よりも長期のビジョンに焦点を合わせて、人を育てることに、焦点を当てることである。これは従業員にとっては、感情的な経験になるかもしれない。取り除かれるべきは、官僚主義になるような社員の経験である。

このプロセスを完成させるには、人は選択をすることによって、自由のありがたさを祝うと言う体験をすることである。そして、そして人とチームが、偉大な成功に向かっての一歩を歩みだすことなのである。

以下を参考にしました。

He is an expert in identifying and correcting barriers to success.

Breaking the Fear Barrier: How Fear Destroys Companies From the Inside Out andWhat to Do About It by Tom Rieger.

ISBN 978-1-59562-054-5. To purchase this book, go to www.amazon.com or www.bn.com.

教育は、最大の成長産業、2(601)


この文章は、以下を参考にしています。

Good Company: Business Success in theWorthiness To purchase this book, go to www.amazon.com or www.bn.com.

4、デズニ―ランドの掃除をする人

有名なテーマパークであるデズニ―ランドの顧客満足で最も重要なのは、デズニ―ランドの従業員である。彼らは、ミッキーマウスの服やおバカな衣装を着て公園の中をうろついて人ではない。重要なのは、箒をもっていて、いつも公園の中をきれいにする掃除をする人である。

彼らは、時々お客の質問にも答える人であって、デズニ―ランドの掃除をする人は、彼らがとっても大切な人なのである。このような仕事をする人の特色であるが、それは、彼らの問題を解決する能力である。

彼らは、お客を作り上げていくうえで、全体としての不思議なデズニ―にとってはとても大切な人なのである。デズニ―で掃除をする人は、とっさの時にカストマーサービスに対応する機会を持っている人なのである。

彼らは、あらかじめ対応できないような環境とお客のデズニーランドに何回も訪れる経験によって変わる、お客の要求への対応する人なのである。地球上において最も幸福で楽しい場所の違いを作るものがある。それは、彼らの手に箒をもった現場での顧客の代表係りであって、掃除担当の人なのである。

デズニ―にとっての掃除係りの重要性は、集められた消費者の要求であって、それらが、この企業を価値あるものしていくのである。特別の値段がついたヴァケーションの期間に、顧客を喜ばすのが、彼らの仕事なのである。

デズニ―ランドでは、特別な乗り物や、よい食品や、親しみのある衣装を着たキャラクターなどに焦点を合わせているのではない。掃除をする人に、正しい人をリクルートして、訓練して、その仕事に従事させて、その職に留めておくことは、よき経営者に間違いない。

 

5、消費者の評判の掲載

もうひとつ、航空会社バージンアメリカは、既に存在するエアラインと違って、旅行客を魅惑していく。なぜなら、その特別なかっこよさ、燃料効率のよさ、キャビンのムード照明、白黒の滑らかな座席シート、大胆なキャビンアテンダントなどが、お客を魅惑していくからなのである。

そのエアラインは2007年にはじまり、その会社はリチャードブランソンに部分的には所有されている。いまでも、消費者の多くはロープライスの専門企業を支持し続けている。しかし、デスカウントの巨人のウォルマートとさえ、2007に消費者の評判を掲載しているようになったのである。

ウォルマートさえいつでもロープライスの標語を値札に強調しなくなったのである。もっと意味のあるセイブマネーとよりよい生活にバーゲンショッピングを結びつけている。

日本では最近、このサイトでの評判が偽りであったことが、報道された。偽りの評判づくりよりも、問題は、消費者の評判の掲載が、最も店舗に影響を与えると言うことなのである。

このことを、日本のニュースは、偽りの消費者の評判サイトの事件である。事件よりも、消費者の評判こそが、今も報道していない問題なのである。やらせメールによる評判づくりが行われている事が、今も報道されている

6、グッドカンパニーの指標

 

 

グッドカンパニーであるためには、3つの異なる分野において、どのように行動するかに、基づいている。それは、経営者として、販売者として、コミュニティや環境そして社会の案内係りとして、どのようにかかわるかなのである。

どのような組織がグッドカンパニーとしてすでに行動しているか、そこに至るまでには遠い道があることを確かめるために、そのためには、あらかじめ数年にわたる進歩を記録するためである。

企業を評価するための、客観的な企業の行動の仕組みを作ることを人は求めた。

それには、次のような特徴を持っている。価値を創造する組織にとっておもな構成物は、従業員への長期にわたるかかわりである。

 

従業員への長期にわたるかかわりとしては、

・社員は、組織のゴールにふさわしくて必要な発展させていく技能への報奨がなされているだろうか?

・社員には、進歩のための機会が与えられているだろうか?

・社員は、達成したことへの評価を受け取っているだろうか?

・社員は、仕事への安心感を、感じているだろうか?

PART IV: THE FUTURE

人のつながりを強くすることは、チームの力が関係する。経営コンサルタントのStephen M.R. Coveyが指摘するように、低い信頼の企業は、遅いスピードと高い費用として企業にかかってくる。

つながる企業に焦点を当てていく。それが意味するのは、行動することができて、中央集権化していないコミュニケーションを作り上げることであって、それは内部と外部の供給者などや顧客などの健全なつながりの関係である

企業は、偉大なそして強いつながりの方向に動き始めている。

消費者、働く人、投資家は、いつでも利己的な行動,ロープライスと高いリターンに集中していくかもしれない。

でもそうしなかった企業がある。人々はグッドカンパニーを探し続けている。より多くのデスカウントを提供する企業よりも、グローバルな諸費者の70%は公平な価格の企業を支持しているのである。

まとめとしては、長期にわたる社員へのかかわり方として、

発展させる技能への報奨、進歩への機会が与えられている、達成したことへの評価の受け取っている、かである。

そしてグッドカンパニーは、強いつながりの方向に進んでいる、それは多くの企業は、公平な価格の企業を支持しているのである。そして評判の掲載が価格よりも優先される。

教育は、最大の成長分野、1(601)


第3の選択の補足

 

前回の第3の選択は、コラボレィティブで、創造的な問題解決の方法の作りかたである。

(1)   ほかの人の考え方を受け入れて、ほかの人を大切にしていこうとする試みは、ビジネスに応用できるものであってコラボレィティブで、創造的な問題解決の方法である。

(2)ある部分の合計は全体よりも偉大である。

(3)シナジー的な人間が何かをするときには、彼らのアイデンテティが失われることはない。

それをすることは簡単ではないが、学びあう仲間ではこのシナジー効果を作り上げて、それを発揮できるということである。

1、        教育は、人と組織を成長させる

資本集約型産業は、その代表が電力産業であるが、そのような産業は、必ずしも多くの雇用を生まない。高齢社会においては、経済の生産性をさらに高めていく必要がある。一方知識集約型産業で多くの人の雇用を生み出していくのは、生涯にわたる教育である。

なぜ格差が生み出されるのであろうか?それは、ある人は、学校を卒業してからも生涯にわたり教え、または学び、そして学ぶ人を友としていく。一方ある人は、学校を卒業してから学ぶことを止めてしまうからである。

この教育を続けるか、やめてしまうのか違いが、一方の人を繁栄に導き、後者の人を貧困に導いていくのである。人口減少社会において生産性を高めていくためには、一生教える仕事を、ついには、ある人は選ぶようになっていく。そして、学び、そして学びあう仲間を持つようになる。

学校を卒業した後で学ぶことを止めた人達は、驚くほどの貧困な階層のブループに入っていく。そしてこの生涯にわたる教育が行われていないあらゆる組織では、例えば教育が続いて病院や介護分野、農業、漁業、林業などでも、成長分野になっていない組織となっていく。

生涯にわたる教育がおこなわれていない組織や人を、私は目撃してきた。そこでは、学習をしないというネガティブな空気が染みついている。一方、この生涯にわたる教育が行われているならば、どの分野の産業においてでも、成長産業となる可能性がある。

2、教え、学び、共に学ぶ仲間を持つ

この生涯にわたる教育としての、教え、学び、共に学ぶ仲間を持つことが、これからの成長分野となるのである。教える人は、コンサルタントや、教師、コーチなどになっていく。これに気が付いたのは、偶然高校時代の波多野先生のことを、自宅に来られていた女性の姓が、その先生と関係があったからである。

高校時代の今は亡き先生を、今でも鮮やかに覚えている。

実際、教育ほど面白い分野はないのである。教育は知識集約的な産業であるから、その成果を見るには時間がかかる。でも教育は、40年以上前の教育者を思い出させてくれて、人の一生に影響を与えていく。

高齢者社会と人口減少社会の日本において、教育は、人の雇用を最大に生み出していく。それは、学校を卒業した後での、生涯にわたる教育である。成長する人には、マンツーマンの師やメンターをもつことが必要で、それには時間もかかる。

生涯にわたる教育は、最も大きな雇用を生み出すものである。そして教育は、人が成長や変化や繁栄するようにと、人をインスパイアしていく。ビジネスにおいては、師やメンターになる人を持つことによって、困難からの克服や持続した繁栄も成長を実現できるようになる。生涯の教育は、最大の雇用を生み出す産業になりうるのである。明日のための主力産業になる。

3、選択的な共同体

 

このような生涯にわたる教育をしている人やそのような人がいる企業そして社会は、生産性を高めて、そして成長していくのである。介護や子育ての制度そのものが自体が、繁栄を生むものではない。

社会におけるあらゆる産業において、生涯にわたる教育が様々な産業にビルトインされていくときに、繁栄と希望の社会を生み出していく。何かを達成して、貢献していくための気概を持つような人を育ていくのは、起業家教育から始まる。

最大の労働集約型産業として雇用を生み出していくのが教育である。生涯にわたる教育が含まれている産業の創出である。貢献する人を作る教育こそが、社会をギリシアになることを防いでいく。

反対に何かを与えようとする甘言を説く政治家では、繁栄を実現できない。しかし、大津市市長選挙のパンフレットが、その選挙が近づく中で、ばらまきのオンパレードのパンフレットが送られてくる。

スポーツのアスリートのコーチなどや、社長のコーチや政治家のコーチのような様々な分野のトップレベルの達成者になろうとする人や貢献しようと考える人は、生涯のコーチを求めるのである

そこには、最大のテーマである問題解決の方法、目標設定練習メニューの作成、練習を習慣とするための管理、悩み、励ましを与えるなど等メンタル相談などのコーチィングやコンサルティングのニーズがある。そしてこのような教育が、最大の雇用を生み出していくのである。

その時教える人や学ぶ人が、新しい社会を構成していく。彼らは、血縁関係の共同体から社会保障費で破綻する地域共同体を求めるのでなく、自分で選んだ選択的な共同体を求めるようになるだろう。

選択的な共同体を作り上げるのは、このような生涯にわたる教育なのである。そのような教育は最大の雇用を生み出していくのである。しかしそれは、具体的な事例がなくてはならない。全ての繁栄は、簡単なことから始まる。すでにそれは、成長する企業では次のように行われている。でもグッドカンパニーを作り上げる事例は、身近なデズニ―ランドの掃除をする人から始まる。(つづく)

第3の選択(600)


Ⅰ、コーチィングの手順

 

596「学びあう仲間」で述べたように学びあう仲間には、人を成功させるためのコーチィングをマスターすることが、欠かすことはできない。そのためには、次のコーチィングの手順を踏むようにする。

・物事がどのように進んでいるのかを相手に尋ねる

・コーチィングできる準備ができていることを、自分でまず確認する

・状況をはっきりさせるための質問をする、そのあとで助け合う仲間をサポートして、応援するようにする。

・積極的に聞く努力をしていることを、相手に伝える。

適切な支援の情報を与える。なぜなら、積極的に人を助けることをする人も、いつの日にか、自分が困った時に、支援をしてもらう側に、なることがあるから、私の体験から、である。

人が可能な行動をするようにと、コーチする。

・次の段階にお互いが成長して進むことを同意する。

 このような体験をしてきた人には、人を成功させるための上記のようなコーチィングテクニックをマスターしておくことが、とても大切です。これは、人を支援をしてきた。反対に今はその人に支援してもらったわたしの体験から、成功や幸福を求める人や、仲間とのつながりを求める人には、このテクニックを活用するようにしてもらいたい。

2、3番目の選択

 

「7つの習慣」のスティーブン、コブィ―の新しい本、「第3の選択」は、とてもシンプルであるが、その本について、以下で説明していく。多くの選択においては、二つの選択がある。その選択は、私のやり方とあなたのやり方である。しかしながら、争いを解決するどちらもウィンウィンになる鍵となる方法は、第3の選択を見つけることである。

スティーブン、コブィ-がこの本をとうして強調するのは、反対する側に立つことでも、妥協する方法でもない。妥協とは、どちらもが損をする解決案であって、なぜなら、その方法はどちらもいやいやながら折れて、何かを失う方法である。

一方第3の選択の方法では、どちらもが望むものにおいてウィンウィンとなる方法を採用することである。かつては、音楽は学校で教えられるべき主要な教科であった。この音楽の教科が、第3の方法の原案となるのである。

彼がこの話を、第3の選択を、創造するか、または第3の選択を発見する鍵となるもの、すなわちそれは、音楽のシナジー効果の応用なのである。

3、音楽のハーモニー

シナジー効果は、ある考え方、または、ある部分の合計は、全体よりも偉大であるという考えを基本としている。なぜなら、音楽は、事実シナジー効果の偉大な事例であるからだ。

美しいハーモニーは、次から次へと順番に楽譜を演奏していくならば、生まれてこないものなのである。楽譜を加えていくと、メロディーは生まれる。が、ハーモニーは生まれてこないからである。

ハーモニーが生まれてくるのは、すべての楽譜を一緒に同時に演奏された時のみであるからだ。同じように楽譜のようにシナジー的な人たちが一緒に何かをする時,彼らのアイデンテティを失われることはないのである。

コブィが言うのは、人の強みとほかの人の強みを結びつける時、生み出される結果であって、その時、一人でなにかを達成するよりも、はるかに偉大な結果を生み出すと言う事実なのだ。

 

もちろんすべての問題が、音楽のハーモニーを練習するクラスの事例のようには、簡単に解決されるものではない。しかしながら、第3の選択の方法は、音楽のハーモニーを応用する具体的な例である。が、この方法は、ビジネスに十分に現実的に応用できる方法なのである。

 

 

4このモデルはコラボレイティブな問題解決の考え方

 

第3の選択の方法は、新しい考え方を基本としている。それらは、2つから選択する紛争に含まれているモデルや妥協からは、完全に異なっている。

それは、自分自身を見る、すなわち自分を知ることから始まる。

それは、あなたに求めるのは、深く自分を知ることであって、あなたの動機をはっきりと知ることである。第3の選択を練習する人は、自分自身の仮説を調べることである。

2つの選択の考え方では、自分の立場から始まるが、第3の選択は、自分を理解することからはじまる。それは、自分の立場からは、独立しているので従来の考えとは異なる。

第3の選択モデルは、争いの中でほかの人を受け入れて、ほかの人を大切にしていこうとする方法である。反対に紛争への伝統的なアプローチでは、ほかの人を、理解しようとしないのである。あ、その方法はでユニークな人間として相手を見ないのである。

伝統的なアプローチは、紋切り型で相手を表現しようとしている。

相手を紛争の対立者として,相手を紋切り型のプロトタイプ化して、相手を見てしまっている。

反対に、コブィの特徴は、ビジネスに応用できるということである。彼の考え方は、コラボレイティブな問題解決的な考え方である。

販売担当の人は、多くの組織で、見込み客は、ハンターと捉えられた獲物のアプローチとしてみる。一方、見込み客を大切にすることを学び、顧客のユニークなニーズを理解することを学ぶアプローチである。それは戦いからコラボレーションに変えるアプローチである。

コブィのモデルは、相手側の人からレッテルを張ることを取り除いていくのである。それは、相手に同意したかいから、あなたのことを聞く必要がある、と言うアプローチに人を変えていく。

第3の選択は、二つのパーティの間にシナジー効果がおこる場を作ろうとする試みである。ユニークな個人で、相手側の代表でなく、現実的に相手を評価するようになる。

その結果、二つのパーティは、ほかの人の見解を理解して、うまく解決策を見つけることができるようになっていくのである。

最後の段階は、完全に新しい解決を見つけだして、お互いの強みを結びつけようと試みる考え方である。だから、第3の選択は、質問から始まるシナジー効果を効率的に求めていこうと、挑戦である。

そのための4つのステップがある。最初のステップは、聞くことであって、我々のだれもが思い浮かべているものよりも、よりよい問題解決に取り組もうとしているか?どうかを聞くのである。

次の質問は、我々が喜ぶ解決策はあるだろうか?を探すことである。

第3のステップは第3の選択は、解決策を創造することである。でもそれはもちろん、そんなに簡単ではない。

 

それは、新しい完全に過去と違った考え方であって、少なくともしばらくの間、判断を控えることを要求する考え方である

第4のステップはシナジー効果を発揮することである。その結果、解決策は、発見されるのである。

紛争は混沌に置き換わる。我々は第3の選択を、どのように作り上げればよいのだろうか?コブィは、この解決策は、ビジネスの成功の基準に合ったものであると言う。

それが、なされるべき仕事である。そこには、我々が求めていた結果がある。それは誰もが勝つことを可能とならしめる方法であり、アプローチである。第3の選択は、未来における問題解決策の道を開いていく。

第3の選択は、なぜある人は創造的な問題解決へと進み、繁栄に至るのか?一方ほかの人は、終わることのない紛争や、いつまでも停滞に留まるのかを暗示している。第3の選択は、肯定的なビジネスにおける変化の伝説に加わるものとなっていくだろう。

 

 

 

ドラッカー3、未来を知る方法(599)


「」は「3分間ドラッカー」より(上田惇生 [立命館大学客員教授]

あけましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします。

1、フィードバック分析によって、みずからの強みを知り機会をつかむ

「ドラッカーは自らの強みを知る方法はあるという。それは、フィードバック分析だ。

 何かすることを決めたら、何を期待するかを書き留める。9ヵ月後、1年後にその期待と結果を照合する。ドラッカー自身がこれを50年間続けていたという。」

わたしも3年間を記録するノートをつけている。9カ月前、または1年前の記録をときどき振り返っている。それが右肩上がりの記録や小さな挑戦をしているかどうか、を確認することは、勇気づけてくれる。

2、未来を知る方法

「ドラッカーは、未来を知る方法は、ふたつある、と。

 一つは、自分で創ることである。成功してきた人、成功してきた企業は、すべて自らの未来を、みずから創ってきた。ドラッカー自身、マネジメントなるものが生まれることを予測する必要はなかった。自分で生み出した。

 もう一つは、すでに起こったことの帰結を見ることである。そして行動に結びつけることである。これを彼は、「すでに起こった未来」と名付ける。あらゆる出来事が、その発生と、インパクトの顕在化とのあいだにタイムラグを持つ」

自分の未来は、自分で作り上げていこうと試みる人間になるのか、どうかなのである。そして、今すでにおこっている事を、洞察力を持って見ようとするビジョンをもつように試みているか、である。この2つの試みが、自立して生きていこうとする人や起業家には、欠かすことができない。

3、イノベーションと起業家精神

「たとえ大勢の優れた人たちが年月かけてつくり上げたものであっても、見直しと組み立て直しは常に必要であるという。「われわれが必要としているものは、イノベーションと起業家精神が当たり前のものとして存在し、継続していく起業家社会である」(『イノベーションと起業家精神』)

イノベーションと起業家精神がある人々が少しでも多くになる社会を作り上げる。自立する人以外には、進化する社会も、繁栄をもたらす社会などは、どこにもない。それなのに、起業家精神がない偽りのバラ色の社会の未来を、説く政治家が多い。

いつの時代にも、見直しと組み立て直しをするイノベーションと起業家精神が求められている。現代にこそ、それが求められている。成長と見直しは一対であって、これなしの増税を考えている政党が、社会を良くすることはない。

4、タイムマネジメント

「時間の管理に取り組むには、まず時間を記録することが必要である。成果をあげるための第一歩は時間の記録である。

 記録の方法を気にする必要はない。自ら記録してよい。秘書など他人に記録してもらってもよい。大切なことは、正しく記録することである。記憶によってあとで記録するのではなく、ほぼリアルタイムに記録することである。」

時間の記録をつけ続けて、それでもって自分で未来を作る。それ以外には、どこにも夢の世界などあらわれてこない。それは、外国語のマスターも、一日一枚の原稿を書くことも、5つくらいの単語を覚えることも、タイムマネジメントと同じである。時間の記録からタイムマネジメントは生まれてくる。

5、倒産する国家

「政府が行なう古くなったもの、陳腐化したもの、生産的でなくなったものを切り捨てるためのメカニズムがない。

 最近では、法律と政府機関を一定期間後に自動的に廃止するというサンセット方式が導入され始めた。しかし、いまだ十分に機能するには至っていないという。

 ドラッカーは、その原因は3つあると指摘する。

 第一に、法律や政府機関が役に立たなくなったことを判定する客観的な基準がないことである。

 第二に、廃止の具体的な手続きがないことである。

第三に、それら廃止されるものの代わりになるものをどう導入するか、そのための具体的な方法がないことである。

 しかし、それもこれも元はといえば、政府に倒産の機能がないためである。

「サンセット方式を効果あるものとするための原理と方法の開発こそ、ただちに行うべき重要な社会的イノベーションである。社会がそれを必要としている」

倒産の機能が企業にあることは、よいことである。国家の倒産がヨーロッパだけでなく、日本の国家もいつ倒産してもおかしくない。それは、政府に倒産の手続きがない理由からだけである。

この原理を熟知している政治家がいるならば、信頼することができる。そして、それを見抜いている人は、自分が自由であることを感じて、自由のために選択し、再び自由に生きようとする準備をする人でもある。

そして、ふたたび民営化のみが価値や利益を生み出す時代である。第2次世界大戦の日本は国家社会主義体制であった。それは個人から始まるのであって、国家ではない。国家社会主義の亡霊は、貧乏神は誰かに憑依するように、今なお生きている。

 

6、自ら変化を作る

 

「この変化の時代を乗り越える唯一の方法が、あえて変化の先頭に立ち、変化の生み手になることだという。

 恐怖は、後方の席に深々と腰を落ち着かせたとき、高まる。変化は、最前列で腰を浮かせハンドルを握るとき、初めてコントロールできる。

 いわんや今日の乱気流下の悪路にレールはない。自らハンドルを握ることなく、転覆を避けることはできない。急激な構造変化の時代を生き残るのは、チェンジ・リーダーとなる者だけである。

 そして、そのチェンジ・リーダーになるための方法が、変化を脅威でなく、チャンスとしてとらえることだという。進んで変化を探し、本物の変化を見分け、それら本物の変化を利用することである。

 おそらくはこれこそが、ポストモダンにおける生き方、考え方、事業の仕方の王道、常識となるべきものである。

 この方法が成功を保証してくれるわけではない。しかし、この方法なくして成功することはない。

みずから未来をつくることにはリスクがともなう。しかし、みずから未来をつくろうとしないことのほうがリスクは大きい(『ドラッカー 365の金言』)」

自ら未来を作ろうとしない者の方が、むしろリスクを大きくしていくのである。本物の変化への洞察力を高めて、その変化を利用することだけが、我々が成功するためには、なしうることである。そこから成功は生まれてくる。

7、最も重要なことを最初に行うべく集中する

 

「時間と、労力と、資源を集中するほど、実際にやれる仕事の数と種類が多くなる。これこそ、困難な仕事をいくつも行なう人の秘訣である。ドラッカーは、成果を上げられない人のほうが長く働いていると言う。

成果をあげる人は、多くのことをなさなければならないこと、しかも成果をあげなければならないことを知っている。したがって自らの時間とエネルギー、組織の時間とエネルギーを一つのことに集中する。最も重要なことを最初に行うべく集中する」(『プロフェッショナルの条件』)

この重要なことを最初にするようにして、集中する。それで充分で、後はリラックスする時間を作ればよい。これがすべてである。そのためには自分にとって重要な事を知ることから、始まる。

 

重要なことを最初することによって、達成した気持ちや幸福を感じるようになっていく。自分の仕事を見つけた者には、いつの年であっても、それは学びあう仲間がそばにいて、笑いであって、挑戦である。