Archive for 6月, 2012

外から見た日本の時代の終わり(619)


以下は、友人から送られてきたFareed Zakaria, CNNによる、「日本の時代の終わり」の記事の抄訳です。

「世界のどこにいても、あなたは多分使っているし、欲しがってきたもの、それは、ホンダの四駆、トヨタのプリウス、ソニーやパナソニックのTV,ニコンのカメラである。1950年代以降、日本の輸出は、世界にあふれ、日本での経済的奇跡をもたらし、日本を世界で最も豊かな国の一つにしてきた。が今週、ターニングポイントとして、その世界での輸出エンジンが、ガス欠となった。

 

1、日本の時代の終わり

 

31年間で初めて、貿易赤字と日本はなった。言いかえれば、昨年輸出した以上輸入した。その貿易赤字は、豊かな国では異常ではない。アメリカは、1975年以降貿易赤字である。しかしアメリカは成長している。アメリカ経済は、輸出で成り立っていない。しかし日本は、輸出で成り立ってきた。

日本で何が起こっているのか?

日本政府は一度限りのことに原因をしている。それは、昨年の地震と津波で、工場を壊し、原子力発電所を壊した。それは、経済的生産を減少させ、中東からの高価なオイルの輸入を増やした。しかし,この天災は、現在の傾向を加速させているだけだ。それは競争力の低下と労働力の高齢化である。

中国やほかのアジアの国は、安い商品を大量に作ることができる。高くなっている円に加えて、日本の輸出は世界的に不利になっている。さらに日本の人口動態が加わっている。1990年から2007年の間で、日本の労働人口は、8600万人から8300万人に減少した。これが、日本の主要なハンディキャプである。

同じ期間にアメリカの15歳から64歳までの労働人口は、1億6千万人から2億人になった。この労働人口の減少は、世界の市場において日本のハンディキャップとなった。この経済成長率は、アメリカの半分以下の0,7%である。その成長率は、ヨーロッパ以下である。

日本の経済は労働力不足に苦しめられる一方、労働者の平均賃金は、今なお高く、生活の質は高い。これが、日本が改革の圧力を感じていない、一部の理由である。

日本の低い経済成長は、経済政策の失敗でなく、人口動態からの反映であることは、データーからも推測することや簡単である。日本の競争力は弱くなって、一人当たりの収入は減少している。

日t本の政治家が失敗してきたのは、閉鎖的な多くの部門を競争にさらすことである、労働に関する法律を改革してもっと魅力的にすること、年金の改革、そしてもっと移民を認めることである。

政府が巨大な債権を減らすための道をつけることである。代わりに、我々が入ろうとしている時代は、大きな製造の国家が大きくなる借金に直面している時代である。GDPの211%になる借金であり、もしその借金のコストが増えるならば、日本は大きな危機に直面するだろう。

豊かな国が競争力を維持するのはとても困難で、特に民主国家では、そこでは利益を受ける集団は、さらに利益を、もっと補助金を、もっと保護を要求する。彼らは、競争勢力から守られたい。日本で起こったように、それはアメリカでも起こっている。

日本で1960年代、70年代、80年代にどれだけ日本の成長エンジンが強力であったかを忘れるのは、簡単である。しかし、ついには、その道を変えて改革するのは不可能だった。その結果は、日本の衰退であった。

 

2、移民の世界から学ぶ教訓

 

数百年前に移民は、アメリカンドリームの追求において、アメリカを自由と機会のある約束の地に来た。でも今日アメリカ人はその夢を危険なものとして移民を見ている。アメリカ人は、その仕事を奪い、政府のサービスを使い、国のアイデンテティを変える者として移民に悩んでいる。平均的アメリカ人の13%は、海外で生まれた。

移民は今年の大統領選挙に決定的な影響を与える。大抵のアメリカ人の73%は、移民の貧弱な政府の管理に同意している。ではどのようにアメリカは移民を扱えればよいのか?その成功と失敗に、何を学べばよいのか?

日本の警告的な話

日本は世界で最も厳しい移民政策の国で、歴史的に外国人に門を閉ざしてきた。外国人の人口は2%以下で、アメリカの6分の1以下である。外国人を締め出し続ける結果は、何になるだろうか?

日本の人口は1億2700万人でこのペースでいけば2050年には9000万人になる。3分の1が少なくなる。世界で最も老化している国で、4人に一人が65歳以上である。労働力不足の解決には、海外に門を開き、移民を受け入れることである。

2008年以降外国人看護師を600人が日本に来た。たった66人が、日本語で書かれたその試験に受かった。厚生省は、英語の翻訳を加える予定。数10年間住んできた移民もいる。1960年代日本は南アメリカの人に長期滞在を与えた。

日系ブラジル人は製造業の仕事を満たし、3番目のマイノリティとなった。2009年に一方通行の25万円のお金を帰国のために与えた。移民を受け入れなければ、労働力不足をどうするのか?」

 

3、外から日本の外から見た記事から学ぶ、日本の衰退への対応と研究

 

閉鎖的な多くの部門を競争にさらすこと、労働に関する法律を改革してもっと魅力的な労働市場にすること、年金の改革、そして労働人口の減少を止めるために、海外の成功と失敗に学び、もっと移民を認めることである。

そしてGDPの211%になる借金の健全化の道をつけることである。日本であまり報道されていないが、日本が、移民問題に試行錯誤の上で、どう取り組むかである。この記事に書かれていないこととしては、官僚による日本の支配構造である。

トヨタや日産は、安い製造コストを求めて、海外に移転していく。トヨタのビッツも、フランスでの製造になった。今までの高い生活を、すべての人にとっては,維持できなくなる。熟練または高度知識労働者と単純労働者に二極化していき、この2つのグループの社会的緊張は高まる。もはやこの2つの階層は、コミュニケートすらできなくなるかもしれない。

日本の貿易収支は赤字になったが、所得収支の黒字は続いている。輸出よりも、熟練または高度知識労働者になる人を作ることとである。加えて、関係する知的労働者の移民を、試行錯誤のうえで、増やすことである。

一方、所得収支の99%は、海外からの投資収益である。さらにBRICS の経済成長は低迷しているが、円高による日本企業によるアジア諸国の企業買収は、今後も強い円によって、高まると考えられる。もう一つ研究しなければならないのは、ユーロの中でのドイツの研究である。

ギリシアやスペインの危機の裏には、ドイツの繁栄の理由の解明とユーロへのドイツの対応への注目である。ドイツ人はスイスにお金を移転させていることも考えられ、スイスも繁栄している。ドイツ人は、スイスにお金を移転させていると考えら、ユーロに加盟していないスイスは、経済が好調である。

ギリシアは財政支出を40%カットすることであるが、ドイツに繁栄が集中している。ユーロの仕組みは、ドイツの繁栄の支えとなっている。日本のマスコミは、ギリシアの背後にある、ドイツの繁栄、スイスの繁栄、と移民政策の研究をすることである。

狐狸庵生徒

移民の受入は、避けて通れない課題だと思います。
日本は、移民に対しては門戸を閉ざしているようですが、 研修生という名目で、アジア諸国などから短期間の 出稼ぎ労働者を受け入れています。農業など第一次産業 では研修生無しでは経営が成り立たない農業法人 が多いようです。研修生とは名目で、実態は低賃金の 出稼ぎ労働者です。
移民の受入に当たっては、既に様々な問題を経験している ヨーロッパ諸国の事例が参考になるかも知れません。

 

問題の発見(618)


1、問題の発見

新しい時代は、文科系と理科系の統合や教養こそが、ビジネスとつながる。

教養の1つとしては、コミュニケーション能力がある。科学とリベラルアーツの交差するところに、イノベーションが生まれる。

この能力については、文章615の「科学、リベラルアーツ、そして生命」の人文科学とサイエンスの交差点に立つジョブスで述べた。ジョブスが結び付けたのは、リベラルアーツとサイエンスとであったのである。日本の問題は,この交差する場所にある。

同様に、経営コンサルタンにも、問題がある。その問題は、わたしの場合、仕組み依頼を受けた企業の儲ける仕組みを考えた。そしてフランチャイズのような仕組みを作り上げた。しかしコンサルとタンは、問題の解決に取り組むが、依頼を受けた企業の本当の問題を発見しようとしない理由がある。

なぜならコンサルタントの仕事は、依頼された経営者のニーズに答えることから収入を得るからである。それによって報酬をえて、生活しているからである。したがって、彼らは、与えられた問題の解決に取り組むのである。

経営コンサルタントは、多くの場合に依頼された企業の経営者から、仕事をえている理由から、本当の問題の発見にかかわることができにくいのである。だから、科学の研究者や独立した自営業者や投資家には、問題の発見することが重要なのである。

2、問題の発見の分析

 

本当は、問題の解決よりも、問題の発見のほうがもっと重要なのである。なぜなら問題の解決の70%から80%は、真の問題の発見から、生まれてくるからである。だから、問題の30%が、問題の解決の仕事なのである。自分で会社を経営する時に、本当の問題の発見の重要さがわかってくる。

なぜなら、問題を発見する能力を高めることが、問題の解決のクオリティを高めるからである。

これは、科学と本当の経営者と投資家に当てはまる。7対3の比率程度で、問題を発見する能力を高めることこそが、問題の解決の能力を高めることになるのである。

この問題の発見と問題の解決の比率を理解することから、本当の科学者、経営者、そして投資家は成果をえるのである。以下のように、さまざまな次元で考えないならば、それは情緒が支配してしまうのである。問題を深く考えて、数字で捉える必要もある。

そのために問題を発見するために様々な次元とは、

第1に、問題としている本当の目的を明らかにすることである。

第2に相手は、どのような立場に立っているかである。

第3にどのような空間軸を設定しているかである。

第4にどのような時間軸を設定しているかである。

目的を明らかにするとは、本当に解決すべき問題とは何かを明らかにすることである。見えていない問題の可視化することである。そして実現できる可能性あることを明らかにして、コントロールできる、実現できる問題に焦点を当てることである。

そして

1)        あるテーマについては、先入観や誰かの主観が入っているのではないか?を考えることでもある。

2)   それは、問題を客観化する力を使っているか?どうかを考えることである。

3)   これらの問題を発見するために発想法としてout-of-the-box thinking の発想法にたどりついているか、どうかである。この発想方法は、科学にも、ビジネスにも、投資にも使うことが効果的なのである。

3、脱原発

 

 そのためには、事例を使う。管直人や脱原発を主張する人がいる。前述の発想法を使うと、彼らは、情緒から始まっているのがよくわかるようになる。その前に、第2次世界大戦前と現在の日本は似ていることを振り返るのが役に立つ。

本当の第2次世界大戦の原因は、日本人の非合理性であった。現在は第2次世界大戦前の世界恐慌になる可能性もないとはいえない。

日本人の非合理性としては、

1)レーダーや工作機械などの本当に必要なものの研究開発ができなかった。

2)ハルノートを最後通牒として考えてしまい、粘り強く合理的な交渉ができなかった。

3)そして、その当時の日本の本当の問題はエネルギー問題であった。

情緒で物事をとらえてしまい、日本は65年前に破滅した。多くの大衆には、戦争の本当の原因も分からないままに、戦争に巻き込まれていった。その時リーダーの多くは、責任を転嫁して、その責任を引き受けなかった。同様にそれから67年が経過しても同じことがおこっている。

本当の問題を明らかにすること、問題の解決としての研究開発、短期の対策と長期の対策がなされていないのである。 昨年の原発事故においても、国のリーダーは責任をとっていないし、東電も破産処理をしていない。その当時の管首相は、その当時の自分の責任があるとは言わない。問題の発見も問題の解決もされていない。

原発の事故以降に、どのような短期的な改善が行われたのか、また長期的にどのような改善が行われようとするのかも、わからない。彼は、今も脱原発の集会に出席している。さらには、いまも多くの人や知事、そしてマスコミなどが、脱原発の発言をしている。

関西広域連合の滋賀県や京都府の知事も、原発の危険を言う。彼らは、原発は危険であり、脱原発を話す。しかし、脱原発をしたら、膨大な燃料費の増大が見込まれる。

そして、現実には,地震ほかのすべてのリスクへの対応などは、不可能である。どの程度のリスクがあるのは、確率的に、または定量的に捉えることができる。

脱原発を主張する人の本当の問題とは、何なになのか?彼らは情緒でとらえて、何が本当の問題であるかを話さない。それは前述の第1から第4の次元でもって問題を捉えることである。深謀遠慮でもって問題の発見をすることにある。

脱原発と言う言葉は、人を思考停止させる。67年前からのエネルギー問題を、3世代もすると、本当の問題としての無資源国家の日本を忘れてしまう。発言する人が、どのような立場に立っているか、を見ることである。そして、二つの時間軸を用いて、数年以内と、および10年単位の長期において、エネルギーは、どのようなエネルギーコストであって、コントロールできる実現可能性があるエネルギー開発のプランを作ることである。

海外でのエネルギー開発の成功と失敗のデーターを集めることである。そして本当に必要なものへの研究開発の集中である。それは、地熱発電や海底のエネルギー開発かもしれない。

しかし脱原発と言う言葉は、すべてを思考停止させてしまい、情緒が支配させる言葉である。

原油価格の先行きの不透明さ、海外の太陽光発電関係企業の破綻、天然ガス、地熱発電、省エネのあらゆる企業や個人の努力、原子力などのあらゆるオプションの採用である。即ち、エネルギー政策の多様性の分析と採用である。

狐狸庵生徒

「脱原発」という言葉が一人歩きして
思考停止を促しているようです。
日本の社会全体が、情緒的であるが故に、
「脱原発」という言霊
に容易にとらえられて、自縄自縛に
なっているかのようです。

現在は、原子力発電所を積極的に再稼働させ
産業や消費を活性化させ、経済を上向きに
誘導すべき時期だと思うのですが。

経済の活況が、代替エネルギー開発へ向けての投資
を積極化させると思います。

原子力発電所には、より安全でよりクリーンなエネルギー
が実用化されるまで、リリーフ役として
しっかりがんばってもらいたいと考えています。

守護霊2(617)


5、メディチ家

 

最初に書いたように企業の寿命も国の盛衰も、短い。それゆえに本当に私たちのモデルになるのは、企業でないのかもしれない。だから、メディチ家の家族から学ぶことができる。メディチ家は、トスカーニ地域を14世紀からから17世まで支配した。

メディチ家は、高利貸しから尊敬される職業である近代銀行の創始者となった。それは15世紀の最大の銀行となってトスカーニ地域での家族の興隆となった。そこで何世紀もその町を支配した。

その町では、自由な開けた心の文化を促進して、そこではアートとヒューマニズムが栄えた。メディチ家は、卓越した家族として、ルネッサンスをもたらし、育てた。ヨーロッパの偉大な文化の変化と達成の時代をもたらした。

それは13世紀の終わりから1600年までの期間である、中世から近代ヨーロッパの移行の期間である。

企業よりも、メディチ家、オックスフォード大学、教会などの家族と組織や制度には、長く存続するヒントがある。それらは家族と、大学、宗教組織などである。―それらは何百年も続いているからである。それらは、人間性の発展に影響を与え、世界を変えている。

 

 6、オックスフォード大学と教会

オックスフォード大学は最も生き残った古い大学である。それは世界をリードするアカデミックな組織ともなっている。その創立の日は、分からないけれど、11世紀にさかのぼって教えていた証拠がある。

たいていの在校生は自治において個別指導を中心して組織されている。その大学は、大学の学部と学科によって組織化されている講義と実習によって支えられている。

その大学には、著名な卒業生の多いリストがある。

26人の首相、その中には、マーガレットサッチャー,ブレイヤー、デイビッドキャメロン、アメリカのビル、クリントン、経済学者のアダムスミス、などがいる。

一方、カトリック教会は、西欧で古くて機能している組織である。

それは14世紀より現在の形になっている。そのメンバーの人に意味を与え、強い価値を与える大きな組織である。

多くの世紀を超えてスキャンダルと挫折にもかかわらず、教会も成功した、早く育った組織である。今なおそのメンバーは増えている。

家族、学校、そして教会のような組織が社会をつくるのである。だから、我々は陽炎のように消えていく企業をモデルにすることでは、ないのかもしれない。

7、念ずれば花開く

もう一つの永続に影響を与えるは、情熱,自信、ミッションの声明などの企業の信念であるだろう。それらの信念は、イノベーションを発展させ、洞察力のあるリーダーを作っていく。それらは野心的なゴールに到達するように、個人を育て、励ます。困難にチャレンジさせていく。

イノベーションのポートフォリオのゴールデン比率から、この文章は始まった。そのポートフォリオに組み入れている問題の発見が、問題解決よりも優先される

問題を発見する能力は、ポートフォリオの問題を発見する能力である。

問題を発見することが、問題を解決する能力よりも優先する。この2つの能力が、才能である。才能には2つあって、自分の才能を理解する人は、賢い人である。

一流になるには、2種類の才能にコンタクトしなければならない。

しかし私たち才能はそれほどのものでない人間であっても、努力をして人間性を高めていくならば、坂村臣民の詩集の、念ずれば花開くと言う言葉を大切に実践していくことにある。反対に、才能を理解することなく、努力することもなく人間性を高めないない人間ならば、どうしょうもない。

念ずれば花開く

苦しい時、母がいつも口にしていた。

この言葉を

わたしもいつのころから

となえるようになった

そうしてそのたび

わたしの花がふしぎと

ひとつひとつ

ひらいていった」

8、守護霊(ガーディアンエンジェル)

努力して人間性を高めていくならば、守護神が守ってくれる。

家族を考える時、子供の時に亡くなった叔母など思い出す。才能と運命は、そのようなすでに亡くなっている人達が、守護霊となって守ってくれていることが、かすかな気配でわかるようになっていくからである。

そして誠に短い寿命の企業でなく、違いを作リ,影響を与えるのは、家族の教育、家訓などの信念と宗教などである。

 roma  downey   のold man を聞く時には、いつも霊となって、守ってくれていることを、言葉を超えて感じることができるようになる。

その老人

私は決してその老人をわすれない。

彼は現在の私を作ってくれた。

彼はあの世に行ったが、

彼の思い出はいつまでも生きている

守護霊となって

わたしは彼を亡くした、その老人を」

守護神1(617)


1、イノベーションのポートフォリオ

 

 

我々のビジネスや投資のポートフォリオは、ハーバードビジネスレビュー5月号の

ゴールデン比率が、我々のビジネスや投資のポートフォリオを応用できるのである。ビジネスでもこの比率は応用できるが、投資として考えた方が分かりやすい。

その比率は、70%をコア分野に投資すること、隣接する分野に20%を割り当て、変わろうとする分野に10%を割り当てようとするのがゴールデン比率である。

中間段階として、3年単位の期間と考える。中間段階は、その比率は、45%をコア分野に投資すること、隣接する分野に40%を割り当て、変わろうとする分野に15%を割り当てるように配分することである。

最終的には、収益はコア分野からの収益は10%となる。コア分野に隣接する分野からは、20%の収益をあげて、変わろうとする分野からは70%の収益を想定するのである。10%の捨て石としての未来への投資が大きく影響してくる。

 投資の7,2,1のゴールデン比率は常に変化している。問題は、最初に比率のどこに問題があるのかを発見することである。次に、なにを組み替えるか、という問題解決である。

2、企業の寿命

 

 

以下については、「serial Inovators」 を参考にしています。

Serial Innovators: Firms That Change the World by Claudio Feser. Copyright © 2012 by McKinsey & Company. Summarized by

permission of the publisher, John Wiley and Sons, Inc. 202 pages, $34.95. ISBN: 978-1-118-14992-8.

To purchase this book, go to www.amazon.com or www.bn.com.

企業の平均寿命は、乱暴に言えば、15年である。20社の中で1社が、五十年以上生き残る.老化のサインは企業ごとに異なる。いくつかの企業は、成功によって先が見えなくなる。その事例は、ソニーかもしれない。そしてある企業は、その目的の意識を亡くしていく。

ある企業は官僚的になっていく。その老化のプロセスは微妙である。老化は、静かに潜み込み、がん細胞のように広がる。彼らは変化するマーケットについて学ぼうとしない。遅い適応者は大きな敗者になっていく。

その結果企業は、乗っ取られ、破産して、死んでいく。生命は、企業にとって陽炎のようなものである。

企業の寿命は、人間の寿命よりも短い。アメリカのエコノミストは、30年以上生き残る企業は15%で、50年以上生き残る企業は5%と述べている。

3、問題を発見する能力

 

 

陽炎のような企業の寿命を乗り越えるには、次のことを信念のようにしていく。

1.)企業の社員に、違いを作ることを教える

 最初に教えるのは、人とは人生の重要なことに貢献して、人生の違いを作る存在であるということである。

そのためには、企業の目的を定義しなければならない。顧客の人生を安全に、健康に、豊かに、価値あるものにするあたらしいサービスやものを発展させることノ定義である。

 

2. )学ぶ者達からなるチームを作る

 異なる頭脳のモデルからなる人からなるチームを作ることはしなくてはならない。

3.)積極的にビジョンと戦略を作る

 

未来のビジョンを作ることにかかわって、そこに到達するための戦略を確かなものにする。積極的な感情に訴えて、人を継続的な問題解決をするような人間になる。学ぶことは、企業をより適応するようにと働きかけることである。

でも問題能力よりも、本当は、問題を発見する能力がもっと重要である。問題を発見する勉強である。なぜなら、問題を解決する能力は、相当がコンピューターで処理できるような時代となっているからである。

それゆえに、どこに問題があること発見する能力を磨くことがもっと重要かもしれない。である。それは今が、米長邦雄よりもコンピューターが将棋に勝つ時代である。だから、今の投資のポートフォリオのどこに問題があるかを発見する能力が、投資家は磨かねばならない。

4.)自ら助ける者を助ける精神を築く

 

自ら助ける者を助ける精神を築く自助努力の精神の細胞を作ることに努力するのである。その細胞は、ゴールを設定することが中心にあって、人間の成功と創造性に駆り立てるものである。この細胞は、3つの次元に導かれる。それは、自分で組織化して、定期的なラーニングによってを、問題の発見と問題解決のセッションをすることである。

5. 情熱を育て、能力を育てる

それは、自分を誇りに思う気持ちを育てると言うことである。死にそうになった者には、今までの自信が砕け散ったことが、理解できる。その時には、再び、自信を育てることである。それは野心的なゴールを達成するための情熱を育て、能力を育てることである。

6.)新しい資産と技能を育てる能力に投資する

そのためには、他人の能力を借りて、他人の能力を購入して、実験する。新しい資産を作る能力を育てるのである。

7 実行と挑戦を促進する文化を育てる

濃密な上下関係とそのプロセスを減らすための組織を作るのである。

 その文化は中央集権を破壊することである。現場での対応であるチームをつくるのである。

 

 

4、家族

北野将明治大学教授北野大さんは家族の強さをNHKの家族についての講演でお母さんについての講演を聞いた。

「信念を持っている人は強い」として、母を語られている。彼の母は、教育こそがすべてであると語る。

小学生や中学生にはかわいそうであるから努力と人間性が大切と、彼は言う。が、しかし大学生には、本当は一流になるには才能が最優先である、と彼は語る。

でも本当の一流になるには、神が与えてくれた才能へのコンタクトしていくチャンスをえることにも大いに関係している。

その才能には、616「見えない手紙」で書いたように、人間が作り出した才能と神が与えてくれた才能の2種類がある。次には、努力と人間性であると彼は語る。そしてその母のように、信念を持って努力してがんばっていれば、やがて「念ずれば花開く」。しかし努力もしないで人間性も悪ければ、どうしょうもない。そのような人もいる。

その違いは、40歳くらいの人を見るときに、人の違いとして、念ずれば花開こうとしている人もいる。一方、努力もしないで人間性の悪い人も、いる。すでに二種類の人間がいる。だから努力と人間性の大切さは、私たち凡人にはなくてはならない。

その努力と人間性は、人生に最も重要なことが分かっている人には、やがて、念ずれば花開いていくのである。愚者は、重要なことが分かっていない人間であるから、努力して人間性を高めないで、ほかの人や社会に原因を求めていく。

自分の才能を理解できる人を利口と言う」。と彼が言う。自分の強みに従って生きて、自分の才能を理解するようになっていく。我々も、利口の意味をすこしでも理解して、利口になりたいものである。

(つづく)