Archive for 7月, 2012

投資(623)


1、ジェームスカーン「大富豪になる17条の憲法」

「お金にお金を生ませる、これが富豪になる条件です。不幸なのは、国内にはもはや一億の単位の運用先ですら見当たらないのです。貧乏根性には、金が近づいてこないのです。

その原因は、日本人の横並び意識にあると思っています。貧富の差は不平等の最たるものです。しかしこれは、生来のもので、言うならば、自己責任の範囲です。

今の自分があるのは祖先のおかげと言うことです。ひとつは苦労もせずに財産をもっても身につかない。もう一つは、人を見る目を養え、ということです。富豪になるセオリーの一つは、ギブアンドテイクです。

まず与える、これを習慣にする。しかし貧乏根性の人には、ギブしてはいけません。もっとくれと際限がない。しかも、テイクは、全くありません。お金はよい人生を送るための手段にすぎません。

本来失敗は人を鍛え上げる者。失敗を経験せずに成功した人は、いずれ堕落します。最後の最後まで成功へのチャレンジを止めなければ、勝利がほほ笑むのです。ビジネスはリスクをとるところから始まるのです。」

横並び意識をしないことを、日本人は忘れてはいけない。お金がお金を生み出す世界に40歳くらいまでに入る人とそうでない人によって、違ってくる。それは、25歳くらいの早い年齢から、違いとなってくる。

ビジネスを自分で始める資金を準備するか、マンションを購入する資金を準備する、程度のお金を貯める人とそうでない人の違いとなってくる。

このような準備をしない貧乏根性の人には、お金は近づいてこない。だから、そのような人を見る力、すなわち人を見る目を養うようにしていく。このような人には、ギブアンドテイクデない。

どのような仕事をしていても、彼らにはどこか欠点があることを知っておく必要がある。その彼らの欠点を知って、貧乏神が住みついている人に、相談してはいけない。

2、マネーポスト2007年5月号よりの投資について

「ごく普通の収入の人でも、ゼロからの投資で60歳までに億単位の資産を作っているのが、アメリカです。アメリカ人は資産の1割程度しか預貯金をもたない。アメリカ人は長期的に幅広く分散投資をすることで、資産を増やしているのです。

この分散投資の投資スタイルは、センスも知識も、チャート分析も、毎日相場をチェックする手間も一切ありません。相場を予想するな。市場は相場感でなく、統計学の観点で判断するほうが正しい結果が得られるのです。

4年に一度は下落相場となりますが、後の3年は上昇している。結果的には確率論のほうが、当たっているのです。個人投資家はもっと勝率の高い投資方法を実践しなければなりません。

リスクの本質を理解していく。市場は3年上昇すると1年は下降することが、過去のデーターからもわかります。こうした下落は、最終的に10%のりターンを得るためには、あらかじめ想定された範囲内の出来事だからです。

要するに最終的にリターンを得るためには、一時的な元本割れは必ず通らなければならない道とも言えます。元本割れは、決してリスクでなく、最終的なリターンを得るために、我慢しなければならない試練のようなものです。

短期的に損することがあっても、長期的に保有すれば必ず利益を出せると言うことです。

7年経過すると、最悪のケースでも元本と同額、それ以上になると、どんなに運が悪くても、損をすることができなくなり、否が応でも利益が上がってしまうのです。

要するに長期投資は損をしないようにできている方法なのです。ポートフォリオは国際分散が鉄則。ぜひ参考にしてもらいたい例として、アメリカエール大学の基金の例があります。

1980年から2001年の20年間の平均リターンが、年率17,4%と言う驚異的な実績をあげている基金です。このエール大学が実践している投資方法が、投資信託への分散投資です。

どんなに優れたファンドも万能ではありませんので単品購入は避けるべきです。

予測はプロでも当たりません。そうはいっても、長い間ほったらかしでもよいわけはありません。ポートフォリオを見直す作業は定期的におこなっていきましょう。」

3、投資の基本

 

3年に一度は下落相場になることを知っておく。市場は、相場感でなく統計学の確率論で判断する。エール大学の17,4%の平均リターンを参考にして、20%の平均リターンを目標にするのである。

そして毎年していくのは、ポートフォリオの見直し作業です。平均リターンの目標設定をどのようにするのか、が最初にするべきことである。不動産投資としてのリートを3種類程度は、保有しておく。どのようなリートを持つのかを調べることも重要である。

国際分散投資として、海外の債券、株式、そしてこれらのリートの3種類である。中心になるのは、リートであるだろう。さらに、ランチェスターの理論のシェアの理論と比率を理解しておいて、リスクの調整を毎年していく。

確立論で判断することを優先するのが、3年に一度は下降相場になるので、その時こそがチャンスであるとしての相場観としてのタイミングを見る目も、大切にする。だから、時節を待つことも重要である。

このような作業をマスターにしてしくようにして、やがて、お金がお金を生み出していくようにするのが、仕事としての投資である。その結果お金があるところには、様々な知恵が集まってくるし、次の投資情報も集まってくる。

しかし、慢心をしないようにして、細心の注意と努力を怠らないようにする。過去やアメリカで起こったことが、日本で起こるとは限らない。

海外の国の債権は、国によって保有する時期は異なるから、海外情報が欠かせない。

だからポートフォリオの見直しはいつもしていくようにする。しかしあまりに相場にかかわっていくと,木を見て森を見なくなってしまわないようにする。

結果として、食うだけで一生が終わらないようにする。 投資とは、世に貢献するために、自分の得意とする分野での第一人者になろうとすることであるし、高邁な目標に生きるための手段となるだろう。

サンザシの樹の下で(622)


1、黒沢明とチャンイーモウ

チャンイーモウ監督の映画は、「初恋のきた道」「HERO」と「LOVERS」と「サンザシの樹の下で」の4作を見た。それらの中では、地味なラブロマンスの「サンザシの樹の下で」が、アクション映画よりも、「初恋のきた道」と同じように好きな作品である。

「サンザシの樹の下で」を見たあとで、初恋のきた道」を2回見た。「HERO」と「LOVERS」も改めて見た。そうすると、チャンイーモウ監督がこだわっているロマンス映画には、自然を背景にした人物をクローズアップさせる映像の美しさが、よくわかるようになってくる。

時代劇のアクションを映画のイメージをその監督にもっていて、あまり最初はその監督の映画を見たいとは思っていなかった。しかし4作品のどれにも共通するのは、映像の美しさへのこだわりである。

その映像へのこだわりが見えてくるのは、黒沢明監督の「夢」を見る時に時にはじめて見えてくるのは、「影武者」と「乱」の映像美が見えてくるのと同じなのである。どちらも監督の映像のうつくしさは、あまりに輝く。

映画監督のチャンイーモウは、アクションや時代劇よりも、2つのロマンス映画の静かなシーンが引き立たせるのである。その画面に匹敵するのが、黒沢明監督の「夢」では、葬式を目出たいこととして葬儀に参列する老人と水車が回る風景である。

一方「初恋のきた道」でのハイライトは、秋のあまりに美しい自然の風景である。「サンザシの樹の下で」では、後半のあまりにも切ないラブロマンスの別れのシーンである。

 

 

2、「サンザシの樹の下で」Under the hawthorn tree

ショ―ンドンがスンを演じ、チョウドンユィがジンチュウを演じている。チョウが透き通るような涼しそうな表情としぐさは、高校生のころと言うある年齢の時期にしかないプラトニックラブを表現している。

「サンザシの樹の下で」は、中国の高度成長の前の時代でしかありえない、文化大革命の時代を描いている、あまりに切ない純愛映画である。それは、同時に運命から逃れない人間の悲劇初恋の美しさを描いている。日本の現代ではもはやありえない時代の世界である。

文化革命と言う、遠い昔の時代背景があればこそ、それが人を浮き彫りにする映画である。時代は、写真の背景が写真を引き立てるのと同じ効果である。その時代があればこそ、チョウドンユイが演じる純愛のヒロインをクローズアップしていく。

当時16、または17歳のチョウドンコイを主演に選んだ、人を見る能力に優れたチャンイーモウ監督である。ふさわしい俳優を選ぶ監督の能力とある俳優がその年齢でしか表現できない、少女のみずみずしさそれを、この映画が表現している。

日本ではこの役を演じるチョウドンコイのような人は、もはや存在しないだろう。そしてサンザシの樹と川の流れが、ショ―ンドンが演じるスンと、チョウドンユィが演じるジンチュウの二人の別離を前にしてのシーンが、映画のクライマックスとして、引き立てていく。

3、アジア人しか表現できないプラトニックラブ

チョウドンユイは、高校生頃の年齢でしかできない、プラトニックラブのしぐさを表現している。ハイライトのシーンは、川の流れを傍にして二人が抱き合う場面のせつない美しさの場面である。

それは、西欧人では表現できない愛のしぐさである。アジア人でしかできないようなプラトニックラブのしぐさを表現している。その文化大革命という時代背景と川が流れる背景が浮き上がらせている。

そしてチョウドンユィのふさわしい年齢と涼しげの表情があって、初めて成り立つ純愛の世界を美しい画面で作り上げている。

それらは、いずれも映画でないと表現できない世界である。

この映画は、抑制した美しい色彩感覚を駆使して、効果的な時代背景をバックにして、そしてふさわしい俳優を使うと言う映画の総合芸術を作り上げている。

映画の時代背景、背景の風景、そして主演の当時16歳か,17才の主演のチョウドンコィが、現実以上のプラトニックラブの世界を作り上げている。

原作は実話かもしれないが、アートが現実以上のプラトニックラブのエレジーの世界を作り上げている。それを成り立たせているのは、時代背景、川の流れと二人の最後の時間、チョウドンユイの監督による抜擢、そしてチョウドンユイの表情である。

チャンイーモウ監督のチョウドンユィ主演の「サンザシの樹の下で」を見ていない人は、DVDなどで見ることをお勧めします。

イノベーション(621)


狐狸庵生徒
イノベーションを2つに大別するとプロダクトイノベーションと
プロセスイノベーションに分けられます。
前者のプロダクトイノベーションの典型例はエジソンが発明した電球などでしょう。
後者のプロセスイノベーションの典型はヘンリー・フォードの革新的な
自動車工場が挙げられます。

これら二者のイノベーションは車の両輪のようでもあり、スパイラル状に
2者が関係しながら上昇してゆくイメージも当てはまります。

日本の製造業はプロセスイノベーションが得意であると言われています。

日本の製造業が世界を席巻していた頃は、国内で複数の大企業が、
プロセスイノベーションの世界で熾烈な競争をしながら切磋琢磨型していました。

近年は、ビジネスモデルの革新と知財マネジメントの高度化を加味した
メタイノベーションの時代に入っており、戦略的に新興国に進出した欧米企業は
大きな利益を上げています。

しかし日本国内には依然として、これからの日本にはプロダクトイノベーションが
重要であるとの論調があります。
未だに「物作りの心が大切だ」との素朴な議論もあります。
プロダクトイノベーションを重視しすぎるととんでもない罠にはまります。

物作りを重視したものの、新興国に模倣されてしまうと、せっかくの努力も
無駄になります。時間とお金を注ぎ込んでいるだけに、何もしないよりも
お馬鹿な状況になります。

特許を取得して権利化すれば良いのではという人がいますが、これも素朴すぎます。
よく知られているように特許は出願から1年6ヶ月後には内容が公開されます。
日本国内では、権利侵害に対応できるかも知れませんが、外国企業、特に新興国
に模倣されると大変です。その国の裁判所へ訴えても、新興国の場合、原告
となった自国企業に有利な判決が示されることが多々あります。
新興国は大抵の場合三権分立ではありません。アジアのある大きな新興国では、
司法・立法・行政の上に政党(一党独裁)が君臨しています。

特許として権利化する部分とノウハウ(企業秘密)として秘匿する部分を上手に
使い分ける戦略がますます重要になってきます。

これからの世の中でサバイバルしてゆくためには、ビジネスでも
生活でもメタイノベーションを指向することが重要な要素の一つかも知れません。

7月17日

以下「」は、What Matters Now: How to Win in a World of Relentless Change, Ferocious Competition, and Unstoppable Innovation by GaryHamel. Copyright © 2012 からの引用です。

 

1、           イノベーションの時代

 

•  我々の繁栄はイノベーションによるもの

 

「わたしたちの多くは、ただ生きる以上のことをしている。わたしたちの祖先の長所から、想像できないほどの楽な生活をして生きている。

西暦1820年から西暦1000年の間に、世界的には50%しか、一人当たりの所得は、増えていない。しかし次の120年間の間にで、その所得は800%も増えたのである。それはイノベーションが欠乏から人間を救ったのである。

わたしたちの幸福はイノベーションによる。

人間はそうする楽しみのために創造する生き物である。ルネッサンス、啓蒙時代、産業革命を忘れよう。わたしたちは、今イノベーションの黄金時代にいるのである。この事実を喜ぶべきである。

イノベーションに我々の未来は左右される。

 

今日差し迫った問題は、単に技術的な問題ではない。それらは、社会的、政治的、世界的な問題である.エジソンのように、イノベーションにイノベーションを繰り返していかなければならない。」

1820年以降、所得がそれまでの800%も増えて、私たちの繁栄も、幸福も、未来もイノベーションによってもたらされている時代に生きていることが、それ以前に生きていた人と大きく違うのである。

2、メタイノベーション

今は分野を超えて、組織を超えて、メタイノベーションの時代に我々は生きているのである。わたしたちの繁栄、幸福そして未来は、イノベーションにわたしたちが参加することにかかっている。だから、イノベーションに参加することをあきらめてはいけない。イノベーションは流行ではない。

それゆえ、イノベーションの有効性があなたのゴールの一つであるべきだ。イノベーションに関係するゴールを設定しているだろうか?

イノベーションの有効性は、あなたの仕事で達成したいものは何なのかについて明らかにすることに関係している。

そして追求したいのは、どのような機会であるか、についてのはっきりした理解に基づいた特定のイノベーションを、誰もが選ぶことから生まれる。

企業にとって機会は、問題を発見して理解することと、そして誰もが自分のものとしていない問題を解くことである

しかし機会は見つけるのは難しく、理解するのが探り当てるのが複雑になっている。

人も企業も、ニッチをより探し、今表れた傾向、より狭くなった競争力のある隙間を、探さねばならないのである。

 

3、貧しくなっていく人

 

 

しかし、富を生み出す試みを止めた人々は、貧しくなっていく。現代はメタイノベーションの時代であるから、イノベーションに参加しない人や、社会的な貢献をしない人は、人は貧しくなっていく。

 

そのような貧しい人々から支持される政府は、第2次世界大戦の前から、世界中で社会主義を採用していたのである。そして現代の日本の権力にも、地方の権力にも、社会主義のルサンチマンをもった人が入っている。

 

わたしは、ある長年、市営住宅に入って、ほとんど税金を一生払ってこなかったある人を知っている。そしてその子供も、親を見て育っているから、働こうともしていないし、イノベーションとは無縁な生き方をしている。

 

その子供も税金も年金もはらっていないし、今も仕事をしていない。その親からも子供からも、礼儀と言う言葉を言うことを、わたしは聞いたことがない。彼らは、B層として生きる人達である

 

そのような人々は、社会主義政党を支持している。当然やがて、政府は大きくなっていく。そして、政府は大きくなっていき、財政は破たんしていく。やがてそのような国は解体されていく。社会主義政党や労働組合に支持された地域も、貧しくなっていく。

 

日本は、優秀な人外国人への移民政策も採用していない。日本の未来は、財政破綻を救うための希望が見えてこない。このような歴史を、ローマ時代より、現代のギリシア問題まで、人間は繰り返している。

 

一方、知的な個人と優秀な企業は、このような悪魔のサイクルから、逃れることができる。このサイクルから逃れる人は、イノベーションが、幸福をもたらすことを知っている人である。イノベーションには国境がないことも知っている。

 

しかし、イノベーションに参加しない人は、貧しくなっていく。

ルサンチマン溢れたB層の人から支持された嘉田知事と越市長の下での大津市でも、子のような女性たちからイノベーションと言う言葉を話していることを、わたしは聞いたことがない。イノベーションにかかわらない人も地域も、大津のように、貧しくなっていく。

 

起こっているのは、ジョージオーエルの小説「1948年」に描かれている二重言語の世界である。

教育とは一部のものたちが支配して、教師とは

しかし、わたしたちの繁栄、幸福、未来は、イノベーションから生まれてくることを信じている。

貧しくなる人は、イノベーションや科学から遠ざかる人である。イノベーションが、繁栄も幸福も未来もつくる。

効果的な表現方法2(620)


6、不確かな言葉

 

あなたがほかの人を導き、触発しようとする言葉の信頼性をダメにする不確かな言葉を、スピーチ、プレゼンテーション、会話などに避けようとする。そのためには、

1)前提となる修飾語をさける

 

和らげる表現の文章から始めることは、あなたのリーダーシップを弱くしていく。だから、「それはわたしの意見である」「ただのわたしの意見である」「はっきりしないが」「私は全ての答えをもっていない」このような言葉を使う時、聴衆も読者も、あなたの言葉を聞こうとしなくなっていく

2)修飾語をちりばめるのを取り除く

あなたの言葉を修飾語で無効にしないようにする。なぜなら、修飾語はあなたが言うことのインパクトを減らしていくからである。例えば、希望します,私は唯、多分、などが避ける言葉であり、多分、おおよそ、基本的に、かなり、全く、若干なども、注意する言葉である

1)           弱い動詞を除く

 

わたしは思う、 such as “I think,” “Ipresume,” “I suppose,” “I’d guess” and “I’ll try”なども、あなたが話し、書くことによって、ほかの人の自信をなくしていく表現である。

4)謝りすぎない

 

余りの多く人は、必要ないのに謝る。電話で話す時に、誤りから始めない。あなたが集まりでコメントする前に、最初に謝らない。

.

5)           文章の後ろで、あなたのパワーを減らさない

 

しばしば人は、「など・・」のような言葉で終るようにしない。なぜなら、その表現は、次に考えることで満たされているからだ。

7、あなたの文章に命を与える

 

 

リーダーとして話す時、あなたは、聴衆と読者を、元気づけて、あなたのアイデアに基づいて彼らが行動するようにと、やる気にさせなければならない。あなたのビジョンと言葉が、相手に生命を与えていく。

話す時、とんでもないエネルギーの源を、あなたと聴衆の前に集めることができることを知っておく。

そのエネルギーを,チェンジするための強力な力に変換するのは、あなた次第である。

ああたは、あなたの聴衆や読者を、あなたが知らしめ、彼らをあなたについていくことを触発することである。

マーガレット、サッチャーは、その自伝の中で、聞かされたことは、舞台俳優は、聴衆を見ることなしに、その客の反応を聞くものであると言っている。

縁台の上から見なければならないのは、どのようにわたしの言葉が受け止められているかを,聞くと同様にその反応を、見なければならないということである。

部屋の中で、そのエネルギ―に触れるや否や、あなたの確信している力でもって聴衆を動かすことである。その時、大きな満足をあなたは感じることができるだろう。

 

 

8、文章の中にパワーを見つける重要な要素に命を吹き込む

あなたの聴衆を元気づけるために、あなたの文章の中にパワーを見つけ出す。そして彼らにパワーを伝えよ。聴衆に命を吹き込んだ文章を作り上げる。

あなたの仕事は、聴衆のためにこのような文章を翻訳することである。

しかし、文章の中のあらゆる言葉を重要として扱うなら、単調になってしまい、あなたが語ったほとんどを忘れてしまう。その代わり、文章のなかの重要な要素に命を吹き込むことなのである。

 

 

9、いつもリードして、影響を与える

 

 

あなたがどこにいようとも、どのような場であっても、話しかけている人がだれであっても、あなたにはリーダーシップを使う機会がある。

行動するようにとの呼びかけは、あなたがその使命を自分のものにすることである。

多くても少なくても、影響を与え、あらゆる聴衆に希望を与えるために働くことである。

このゴールを達成するために、あなたは、リーダーである人間のこのような心構えをマスターしたくなる。そのためには、リーダーシップの言葉を使い、リーダーが存在すること伝える言葉をつくる。

どのような状況でも

あらゆる話、プレゼンテーション、メール、どのような状況にあなたはいても,あなたの使命を自分のものにした文章を作る。

.

あらゆる状況は、リーダーシップを発揮する場である

 

舞台裏にいるとリーダーが感じる状況がある。でもまわりを、よく見渡していない。

オフィス、レストラント、ゴルフコース、あらゆる場があなたの舞台になるのである。

あらゆる場は、あなたの確信が、人を導き、他人に人元気を与える機会である。

狐狸庵生徒さんが述べられているように、「個人的な呼びかけであるためには、日本語の場合は読者や聴衆に応じて、YOUに相当する様々な日本語の言い回しを工夫する必要があります。敬語も考慮しなければなりません。」それは、国語を学ぶことである。

要するに、国語と数学が、子供の時の教育の中心になるべきである。大人にも影響を与える表現力も、国語と論理力がその基礎になる。国語と論理を基礎とした後に、このように表現力を高めていくようにします。

 狐狸庵生徒

あらゆる場は、あなたの確信が、人を導き、他人に人元気を与える機会である。

日本語の表現に「腑に落ちる」という言い回しがあります。
腑には腹という意味があり、しかるべき落としどころにきちんと
収まるということです。
論理的に完璧と思われるプレゼンや説明をしても、相手方の
腑に落ちなければ、十分なリーダーシップは発揮できないでしょう。

「腑に落ちる説明」を英語にすると、100%ニュアンスが一致するとは言えませんが、
convincing explanationが最も近いでしょう。

「腑に落ちる」説明やプレゼンを行って、相手を心の奥底から動かすのに
必要な、リーダーシップを発揮するためには、全人格的な「何か=something」が
求められるようです。

効果的な表現方法(620)


前回の文章619「日本の時代の終わり」で書いた最大の日本の問題は、人口減少であるだろう。人口動態の変化こそが、社会と経済を変えていく。日本は積極的な移民政策も採用しないし、TPPへの加入も遅れるだろう。人口が減少してそのうちに、人口安定の国になっていくのかもしれない。

人口減少問題が、最も大きな問題である。そして、移民やTPPへの加入の問題も、マスコミも継続的に取り上げない。日本では、もはやこのような問題を、継続的に取り上げることは、ないだろう。

Speaking As a Leader: How to Lead Every Time You Speak — From Boardrooms to Meeting Rooms, From Town Halls to Phone

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今回は、日本には、どのような仕事をしていても、リーダーとしての、話し、書くことについての教育が行われていない。以下は、上記「リーダーとして話すため」からの効果的な表現方法の抄訳である。

 

1、言葉に含まれているべき8つの引用

 

意識していないと、次の逸話などが含まれていない文章を書いてしまうことになる。

だからスピーチや文章には、必ず逸話から詩の朗読までのどれかが、含まれている表現をつくるようにする。

逸話、格言、ユーモアは、豊かな源である。

引用あなたのメッセージの舞台をつくることができる。

統計は、話を始める先取りとなる。

研究は、今までに聞いたことがない何かを告げることによって、読者や聴衆の注意を捕まえることができる。

短いビデオから講演を始めることは、効果的なそのオープニングになる。

詩の朗読から、話を始めることも、素晴らしく効果を話にもたらしてくれる。

 

わたしの体験からも、または上記のどれかが適切に使われている話になっていなければ、人に影響を与えることができない。どれを自分の文章に加えていくかを、学び、練習していくようにすることである。

 

わたしの文書の表現方法で改善しなければならないのは、これらの、逸話、格言、ユーモア、引用、統計、研究、短いビデオ、詩の朗読による、素晴らしい効果の使い方にあるだろう。

2、話のテーマを述べる

テーマがあって初めて、あなたが話そうとすることを定義していくのである。だから、テーマを正しいものにすることが、重要である。テーマの設定に精力を注がなければ、あなたは、強いリーダーシップを持つことができないのである。

1)           注意深くテーマを選び、それを再定義する

 

その話題を狭いものにしていく。そうすると、あなたの専門的技術を、その文章に反映できるようになる。

.

2)           あなたのテーマを、わくわくしたものにしていく

 

あなたのそのテーマがわくわくしたものでなければ、テーマを見直す。その読者や聴衆に十分な元気を与える話題に、そのテーマをおきかえるようにして、テーマを改善していく。

 

3)ひとつのテーマに集中する

貴方の文章にひとつの強力なメッセージをもたそうとするならば、あなたは一つの主題にしなければならないのである。 この一つのテーマにすることも、わたしの改善する項目だ。

注意深くテーマを選び、そのテーマをわくわくしたものにして、ひとつのテーマに絞ることについては、特にひとつのテーマに、もっともっと改善してかなければならない。

3、行動をするように呼びかけでもって、話を終える

 

ケネディは、1961年1月20日の就任演説で、次のような言葉で終わった言葉であった。「国があなたに何をできるかでなく、あなたが国のために何ができるかを、自分に問いかけよ。」

50年以上後で我々が覚えているのは、行動するようにと、わくわくと掻き立てるような、シンプルで、明晰な言葉で表現された呼びかけである。

あらゆる人の言葉が、このように詩的で,ビジョナリ‐である必要はない。しかし、あなたがスピーチしようとも、プレゼンテーションしようとも、メールを送ろうとも、が、行動に結びつくような呼びかけで終わる言葉が必要ある、と言うことだ。

4、行動するようにとの呼びかけは何か?

 

 

行動するようにとの呼びかけの言葉が、リーダーである人の計画である。それは、あなたのメッセージを、読者や聴衆が現実のものにすることへのよびかけが続いている、ということである。だから、リーダーとしてのゴールは、彼らを行動するようにと、元気づけることである。

人々を行動に導くようにとの呼びかけ、それは、エネルギーを明確な、具体的な行動を、相手の人が引き受けようとするエネルギーに焦点を当てていくものである。その結果あなたのメッセージに託されたビジョンは、現実のものになっていくのである。

あなたのメッセージを受ける人々が、行動するようにとの呼びかけにある。

そして、最も多い呼びかけは、彼らが、それを自分で決めたものであるということである。自分で決めると言うことが、あなたと読者を結びつけていくのである。

5、個人的であること

最善のリーダーは、読者や聴衆との温かい絆を作りあげていく。彼らは,その絆を個人的なものとして、受け止めていく。あなたが作り上げていこうとする関係が、よいものであればあるほど、1000人であっても、一人一人に話しかけていているように、説得しているかどうかである。

彼らとの絆を強くする鍵は、私は、あなたに、我々は、と言う言葉を使い、あなた方、一人ひとりができるか、どうであるかを、一緒に見ようとすることである。

 

わたしは信じる、私は確信する、などの言葉を使うのである

あなたの読者や聴衆とつながりを作るために、我々と言う言葉を使う。

なぜなら、わたしたちが,我々と言う言葉を使う時、共通の絆と支持を作りあげることができるからなのである。

例えば、従業員に話す時、我々はこのプロジェクトを一緒にやり終えた時に、みんなでコミットしたと、と表現することができるからである。

(つづく)

狐狸庵生徒

英語にはYOUという便利な単語があります。
単数も複数も同型で、不特定多数を示すときにも使えます。
表情、話し方、動詞、助動詞などを工夫して比較的容易に、
一人一人に話しかけるような雰囲気を作り出すことができます。

一人一人に話しかけるような雰囲気はpersonal touchとも
言われており、効果的なプレゼンテーションでは大切な
要素とされています。

日本語の場合は読者や聴衆に応じて、YOUに相当する
様々な言い回しを工夫する必要があります。敬語も
考慮しなければなりません。場合によっては主語
を省略した方が良いかも知れません。

読者や聴衆との温かい絆を作るためには使用する言語
の特徴についての洞察力を高めることが大切かも知れません。


>5、個人的であること

>最善のリーダーは、読者や聴衆との温かい絆を作りあげていく。
>彼らは,その絆を個人的なものとして、受け止めていく。
>あなたが作り上げていこうとする関係が、よいものであればあるほど、
>1000人であっても、一人一人に話しかけていているように、説得しているかどうかである。