勝負の研究と幸運の女神1(637)


あけましておめでとうございます。2013年もどうぞよろしくお願いします。

米長邦雄さんが、最近亡くなられた。ご冥福をお祈りします。わたしは、米長さんの本を、長年にわたり、株式相場や人生の教訓として長年読んできました。「人間における勝負の研究」の中からの抜粋の「」は、今や私の価値体系となっている彼の言葉を、感謝と共に株式相場を念頭にまとめました。

 

 

1、自分の利害に関係に大した影響がない勝負で、必死に頑張る

「その実力を本当に生かすか殺すかは、やはりその人の大局観にかかっているのでないでしょうか。では一体どうすれば、その運をつかまえられるか、なわかなのです。それを一言で言ってしまうと、自分の利害に関係に大した影響がない勝負で、必死に頑張るわけです。」

 

相場においては、大きく儲けて、小さな損をする回数をできるだけ多くすることにある。

それは、631「現実を視よ」で説明した一勝九敗の実践である。このような多くの失敗の体験によって、何年たっても、人は何時までも成長できる。

同じような意味でもあるが、たいして影響がないことに、ベストを尽くすと言うことの意味が、わたしも最近ようやくわかってきた。

相場における損切りとは、年末にしていくことであり、その後に新年を迎える準備をしていく。だから、最後になって、新年の新しい計画作ることと同じくらいに、年末の損切りの実践は、一勝九敗の人生を続けるためにある。だから年末の損切りは、今そのふさわしい時期にある。

2、集中力の持続

「自分は今、何をなすべきか、という判断が的確になされていないからで、それがわからないために、漠然と時をつぶしてしまっているからです。何に集中すべきかがわかっていない場合が多いようです。わたしは何事にせよ、まず集中力の持続ということが勉強の要だと考えています。」

わたしにとってのビック3の目標の設定は、漠然と時をすごさないため、何に集中すべきかを、教えてくれるものです。この集中力の持続を、勉強の要としていくことである。反対に、反対にその集中力のない人の表情は、漠然と時を過ごしている認知症の患者の表情を思い出させてくれる。

3、チャンスの女神は前髪が垂れていて、後ろには神がない

 

 

「マキャベリはチャンスの女神は前髪が垂れていて、後ろには神がない、と言います。

男が成長するのは、全部の力を出し切る時」

人の出会いも株やビジネスの先見力にも、幸運の女神には、後ろには神がいないと言うことである。この幸運は、見えない赤い糸で結ばれているような人との出会いともなっていく。今株が上昇している要因のほとんどは、外国人の買いである。

多くの日本人には、現在の上昇が4年にもわたる民主党政権による下降相場の転換点が見えない。しかし、チャンスの女神は、本当に,妖精のように今も存在している。が、大切なことが見えていないだけである。

わたし達にできることは、この変化が見える先見力を持つことと、この変化を利用するだけなのである。

そしてチャンスの女神の背後を見た時には、もう再びチャンスの女神は、その人には、

もうほほ笑まない。

4、専門家の目でも見わけがつかないほどの微差と先見力

 

 

「専門家の目でも見わけがつかないほどの微差を、そのほんの少しでいいというところを、早く気が付いた者が主導権を握るのです。そしてその差がどんどん広がっていく。先見性というのも、一種のカンなのでしょうが、実力の裏づけなしには、先見力はあり得ないのかもしれない。」

このわずかな傾向を見るのが、見えない動きを見る経営におけるなくてはならない先見力である。しかもこの先見力は、実力の裏づけと表裏となっているものであるから、誰にも僅かな傾向が見えるものではない。

経営や投資の先見力とその人の実力は、一枚の紙の表裏に書かれていて、実力と先見力が、みえない微差を見えるようにさせてくれる。

この個人の実力と先見力の関係が見えてくると、ある年齢からの貧富の差も自己責任であることもわかってくる。

反対に、自己責任を言わないで、言い訳ばかりする人には、幸運の女神はほほ笑まない。それは新幹線駅の反対と原発反対と一生批判ばかりしてきた人の人生の帰結として、未来の党を分解させた今回の嘉田知事の姿は、ふさわしい。

 

経済がわからない人が、一見誰も否定できないような卒原発と主張して、その正体を現した。その人の正体は、社民党の人と一緒に始めて、そしてまた社民党の人と二人だけになっていった。そしてこれが、滋賀県の繁栄を機能停止にさせている人間の本当の姿である。

慢心は人を滅ぼすということの、自戒とする教訓である。

僅かな微差に先見力と実力を開発しようとする人は、見切り千両が、年の瀬にできる人になることでもある。一方今回の外国人が購入する日本株は、業界の一番企業ばかりであるから、この動きを多くの日本人が追随するときの行動は、もう遅くなるだろう。

まとめ

1)      自分の利害に関係に大した影響がない勝負で、必死に頑張る

2)   何に集中すべきかと集中力の持続

3)      チャンスの女神は前髪が垂れていて、後ろには神がない

4)   専門家の目でも見わけがつかないほどの微差と先見力

 

(続く)

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