経営者をつくる教育(641)


Ⅰ、身につけていく高い生産性の精神

 

タイムマネジメントと高い生産性の精神にするためには、自分の精神にすることにある。自分の精神にするとは、体を使い訓練して身につける技であると斎藤孝さんは、「大人の精神力」で次のように表現している。

 

「教養というのは、物事を知っているかどうかですが、精神とは身についているかどうか。本でも、ざっと一回読むだけでは教養でとどまりますが、5回6回と読み大事なところを音読すると、自分の精神になっていきます。体を使い、それなりの訓練をして身につける技であり、型なのです。」

 

身につけていく高い生産性の精神として、「高い生産性」640のタイムマネジメントを自分のものにしている。

 

1)職業及び人生の長期の目標、数カ月の中期の目標、一週間くらいの短期の目標3つの目標をいつも持つようにする。

2)自分がしたいこと、自分が得意なこと、社会が自分に求めていること、の3つを自分の中で統合していく。

 

3)プロフェッショナルの仕事の神髄は、知識によって作り上げていく価値を自分で作り上げていく。

 

今までの労働時間にとらわれない、プロフェッショナルに多くの人がなって知識によって作り上げていく価値を創ることである。

その周辺分野の一つは、雇用形態としての労働の自由化である。企業を元気にする投資ができない会社が社会からの退場していくことの促進であり、解雇規制の緩和であり、そのためのセーフティネツトの充実である。

 

4)読書をして覚えておきたいものは何なのか?を自問していく。

書くことは、序章、結論、本文の3つの構成にしていく。

スピーチは、問題、分析、問題解決の3つの構成にしていく。

そして、30分のスピーチとQ&Aセッションをする。

 

5)生産的な及びプロフェナルの人生をおくるためには、技術的傾向の価値と傾向を理解し実践して、その頂点にとどまるようにする。

 

6)学際的な周辺分野に成功のチャンスがある。自分の仕事での学際的な周辺分野とは何かを見つけていく。

 

もう一つの周辺分野としては、健康や医療の自由化である。労働の自由化と健康や医療の自由化は、大店法の撤廃が新しい小売業を生み出したように、これらは規制改革の重点分野でもある。

 

 

7)そして最後に収入の多さの追求よりも、有意義な人生とプロフェッショナルの職業に生きるようにするすることである。

 

Ⅱ、経営者をつくる

 

 

1、学ぶことを加速した人々を増やす

 

新しい産業は、不況の時に、産業の交代が行われていく。新しい産業には、既存の指標に入っていないことが考えられるので、注意深い今の世界で起こっている現実の観察から、先見力を育てていく。しかし産業の交代を、この国、日本は求めていない。高い生産性を身に付けることは、経営者を創ることであるから、先見力と密接につながっている。

グローバリゼーションとIT革命によってもたらされている。ルーティンワークをしている人々の雇用の喪失や賃金の切り下げは、世界中の先進国で起こっている。例えば多くの公共工事は、ルーティンワークな仕事である。

若年労働者の高失業率として同じことが日本でも起こっている。

しかし日本は、巨大な政府支出をしようとしている。巨大な政府支出が、本当の景気を浮揚させるのではない。しかし既存の企業を保護して、景気を浮揚させようと国が再びしようとしている。労働の自由化と周辺分野への参入は、表裏一体である。経営者を創る教育が、景気を浮揚させる野である。

人が高い生産性や高い技能を身につける以外には、誰も若年労働者の高失業率と低賃金の労働者の問題を解決できないのが現代社会である。これらの問題解決は、学ぶことを加速した人々を増やすことでもってしか、これらの問題を解決できないのである。

国の規制と保護を受けてきた産業ほど、生き残っていけないのである。しかし政治家はこの生産性をあげるための根本問題の原因を理解していないかもしれない。その時、生産性の問題を解決できない。それにもかかわらず、巨大な政府支出でもって景気浮揚させようとすることよりも、労働の自由と医療の周辺分野への進出なのである。

若年労働者の高失業率と低賃金の問題の原因を理解することから、次の産業が見えてくるのである。その問題は、グローバリゼーションとIT革命 が引き起こしているのである。むしろグローバリゼーションとIT革命 を自分の味方にしていくことである。

それは、研究開発と共に、雇用と守るのでなく経営者になろうとする人を創ることである。そのような人は、先見力をつけて、学ぶことを加速させていく人となっていくからである。これがが、繁栄への道である。

このような経営者になる人をつくる教育と研究開発などから生まれる技術、そして海外への投資の加速などが、次の地球規模での成長分野であることが見えてくる。その背景は、急速なこのグローバリゼーションとIT革命と新興国の台頭 がビジネスの基本である。

(つづく)

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