つれがウツになりまして(643)


1、        焦らないこと

 

 

この映画「つれがウツになりまして」は、細川紹々のマンガが原作で、主人公は宮崎あおいさんと堺雅人さんが演じている。まじめなサラリーマンがウツになり、漫画家のハルとの二人でそれを克服していく夫婦のコミュニケーションの物語である。

著者細川紹々さんは、夫の望月昭さん即ち「つれ」との実話の「うつ」の体験を映画にしている。「つれ」は、毎日計画されたメニューの弁当を持って職場に行くような真面目なサラリーマンだった。そして、つれがコミュニケーションしているのは、ペットのイグアナとハルさんの二人。誰でも、このように鬱になる可能性がある。

http://www.tsureutsu.jp/index.html

本当にコミュニケーションしている人との関係が、「うつ」を救っていくのである。

ハルさんは,つれの「うつ」の病気を克服していき、そしてお互いに成長していくのである。そして誰でもこのような真面目な人には、鬱になる可能性がある。そしてこの映画のお互いが成長していくプロセスには、うつだけでなく、深刻な病気からの克服へのヒントがあるので書きとめた。。

病気からの克服において、この病気を契機にしていく体験について彼は、講演で、次のことを話していた。

それは、あ、と、で、についての話である。あとで の「あ」は、焦らないこと、また人を焦らせないことである。「と」は病気の人を特別扱いしないこと。「で」は、できることしかしないこと。そして自分を誇りに思うことである。

2、コミュニケーションができる人

うつは、誰でもなる病気である。この映画は、鬱の状態にたいして二人で取り組んだ克服の記録である。この映画は、つれのうつという病気の克服の体験とハルとつれの二人の成長の記録である。

うつだけでなく、人は誰でも大病になった時に、コミュニケーションができる人がいるのか、そうでないかが、病気や困難の克服の大きな決め手となっていくのである。

コミュニケーションができる人との関係をもっていないと困難を乗り越えることが、難しい。

恐らく私の業紀の体験からも、誰でも容易にウツになっていくかもしれないのである。

そして人は病気になった時、ワークライフバランスを真剣に考えるようになっていくのである。

職場で仕事をするか、自宅で仕事をするかを選択するように人は、なっていくから、人は真剣にワークライフバランスを考えるようになる。マンガ家ハルは、自宅で仕事をすることを選んだ。そして彼女はワークライフバランスを選んだ。ハルはマンガ家になる道を選んだ。つれは、仕事を止めて彼女のマンガのマネージャーとなっていく。

人は現在の仕事に頑張らなくてもよいのであることをこの映画は伝えている。いや言い換えれば,頑張る時とリラックスするときの相互のリズムを作ることから、人はうつになってしまうことを克服できるということ伝えている。

人はコミュニケーションできる人がいれば、ほとんどの困難を乗り越えていくことができることをこの映画は伝えている。日めくり「楽しみながら」で、わたしは「失望や逆境は歓迎すべきタイミング6」と表現した。その補足として、現在苦しい環境にいるなら、豊かな精神状態に近づくために、後一歩のところに立っているのだ、書いた。

私も自分の病気の体験から日めくり「楽しみながら」で、ふさわしい相手とコミュニケーションしているとき、次のように書いた。

人は限りなく弱く,また人は限りなく強い16」

一人ぼっちではない、つながっている21」

3人生は どんなに苦しいことがあっても しかも 生きるに値する

ハルさんが講演で話すように、自分を誇りに思う気持ちから、すべてが始まるのである。ハルさんは、つれはうつになって仕事を退職して、ハルさんのマネージャーの仕事を自宅でするようになった。同時に、その時からハルさんもマンガの仕事を本気でするようになっていった。

私も、「あんがいおまるさん」から頂いた次の日めくりの2つの言葉に出会ったことから、わたしの日めくり「たのしみながら」は生まれた。

以下は、自分を信ずるから;

イチャリバ チョウデ  

                石川元則  JDC出版

懸命にやると奇跡が起こる

 

ここから何かが始まる

 

ありがとうから自信が生まれる

 

人生に無駄はないさ

 

心配後無用打つ手あり

 

への河童信じる道を行くだけさ

 

そうにっこり笑って

 

自分を信じる

 

何かをやれば何かが生まれる 何かに気がつく

 

生きてきてよかったね

 

やる!やらん?

 人生は、やったか、やらなかったかで、終えるもの。

 

自分を信じる

 

生きてきてよかったね

元気の出る言葉

悪いクセを直す言葉

心ひたひたにしてくれる言葉

              そんな言葉を持ち、何時も何気なく、

              その言葉を何十回も何百回も口ずさんだり、

              書いたりしていると、いつの間にか自分の持ち味になる。  

              そうなりゃ本もの、儲けもん。

 

石川元則さんは、昨年昨年亡くなられているらしい。しかしこの言葉が、わたしの日めくり「楽しみながら」を出版することになった。亡き石川さんに、ありがとうございます。

 

人生は どんなに苦しいことがあっても しかも 生きるに値する  

 

尾崎秀美、綾羽一紀 尾崎秀美書簡集『愛情は降る星のごとく』より

 

最後に私が困難な時に、最も勇気を与えてくれたのが、『愛情は降る星のごとく』からのこの言葉である。人生は どんなに苦しいことがあっても しかも 生きるに値する  

もう一つこの言葉からも、私の日めくり「たのしみながら」も、生まれた。

 

日めくり『楽しみながら』、および日めくり「チャリバ チョウデ」は、

JDC出版 電話;06-6581-2670  E-mail;book@sekitansouko.com

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