Archive for 4月, 2013

本当の影響力、3(647)


8、挫折を成功に変える力

逆境を偉大なる成果の結果へと変えてきた人にとっては、肯定的な影響を与える人の物語としての第1の共通の糸は、相手の経験から何か肯定的なものを得る決意である。

第2の共通の糸は、自分の立場から抜け出して、他の人が必要とする相手の立場に立つことである。

相手の立場とは、相手の傷つきやすさをオープンにすることで持って、相手と分かち合うのである。あなたが傷つきやすい立場に立つ時の意味とは、あなたが一人でないこと悟る時である。

その時に、あなたが勇気と忍耐力、不屈、弾力性を持っているとするならば、あなたは、生き残るために必要な道具を持っているという意味なのである。その時、あなたは、肯定的な影響力を生み出す力を持っている。そして、挫折を成功に変える力を持っているということなのある。

9、否定的な考えにくよくよしない

 

ジョン、グレンは、地球の初めての宇宙飛行をした人であって、あとでアメリカの上院議員になった。ジョングリシュマンは、成功した弁護士であって、後でベストセラーの小説家になった人である。

だから彼らのように、あなたも、一つの仕事の成果にさよならを言う時があるということなのだ。多分あなたは、いま、次のドアをひらけようとしているか、どうかなのである。

あなたが大きなミスをした時でも、肯定的な影響を与えることができるのだ

 

失敗は、わたし達を弱くも、わるくもしないのである。失敗は、単に私たちを人間的にするだけである。勇敢でそして謙虚になることである、あなたが傷つけた人に訂正するのである。そしてあなたが言うことは、すいません、間違いでした、と、それだけである。

 

あなたの間違いが他の人をどのように傷つけたかを説明するのである。未来に、この失敗を避けることを約束するだけなのである。あなたの失敗を埋め合わせることができ。そしてそれをするのである。

 

最初に、あなたがした間違いをなぜしたのかを厳しく見つめることだ。本当の影響力を与える人は、否定的な考えにくよくよしない人のことなのだ。その代わりに失敗に学ぶ人になるのである。

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10、鏡の原理

 

 

感謝の気持ちは、我々のテーマの一つである。

多くの影響を与える人とは、物語を共有する人である。人々が、相手が仕事での前進することを助けるような、よき人になるという物語を共有する人になるのである。

このような物語は、わたし達と一緒に物語を共有する人にも、感謝の気持ちにさせるのである。

そこには、老いも若い人にとっても、科学的理由がある。

それは、鏡の原理と呼ばれ、人間の頭脳は鏡の原理を内部にもっているからだ。

あたかも私たちが体験しているように、他の人の行動や感情にも、鏡の原理は、同じような反応を引き起こすということなのだ。

あなたが感謝の行動をするときには、あなたの話を聞いている人も、同様に強い感謝の気持ちを感ずるという鏡の原理なのである。この気持ちが、あなたと相手との間で、強い絆を直接に作るからなのだ。

だから、あなたの影響力を増やそうと望むならば、何時でもあなたの感謝を相手と共有するのである。反対に、否定的な悪循環にいる人なら、積極的にここから抜け出そうとする努力をすることなのだ。そして一緒にあたらしく感謝の善循環に入るのである。

人とつながるネットワークを作ることが、基本の原則である。彼らは、あなたを助けたいのであって、つながっていない感じる人を置き去りにしておくよりも、応援したいのである。

 

 

1、全体のまとめ

 

1)         本当に人に影響をもたらす方法を使って、人に影響を与えるのである。

2)         聞くと言うレベルは、3つがあって、無視されているように感じるレベル1

問題解決のレベル2、ベストは、つながりを創るためのレベル3を使うことである

3)         オープンさには,理知的なオープンと感情的オープンの2つがある。

知的に影響を人に与えるには、わたしは本当に以前よりも変わった、と相手に伝えることである

感情的に影響を人に与えるには、この状況にあなたはどのように感じますか?と相手に時には聞くことである。

4)         異なる文化を超えていかにほかの人とかかわるか、そのためには、本文のあいさつの言葉を使う。

5)         挫折を成功に変える

6)         鏡の原理をつかう

 

本当の影響力とは、あなたが支持し、助けたい人々とのネットワークを作ることである。

そして自分の立場から相手の立場に立つ旅にでることである。

それは、あなたがしたいことに知的にも、感情的にもオープンになることである

そして、あなたのなかにある懐疑的で皮肉屋の心の痛みをときほぐすことである。

 

* It’s about building a network of people who want to help and support you, rather than leaving behind a list of people who feel disconnected and used
* It’s about making the journey from your “here” to their “there” so you can understand, learn from, engage, and add to other people’s point of view
* It’s about being open and transparent about what you’re doing, rather than concealing tactics and techniques
* It’s about easing the ache inside sceptical and even cynical people so they can trust safely

だれとやるか ;

すべては人である。いい仲間がいれば、計画が多少稚拙であっても、事業はなんとか軌道に乗るのである。一方、どれだけ計画が緻密であっても、それを実現する仲間がいなければ、いつまでも仕事で成功しない。

「何をやるか」ではなく、「誰とやるか」で物事は決まる。だから、誰と仕事をしているかで、人は決まるのである

本当の影響力、2(647)


4、相手が可能なことをするように、あなたがインスパイアする

人とつながる影響力をマスターするためには、相手が可能なことをするようにと、あなたがインスパイアする必要があるということである。それは、3つの“R’s”があって、偉大な結果としての、結果、評判、そして関係である。

それには、あなたの過去の盲点を発見することである。

そして、つながる影響力を実行するために、あなたがする必要があることは、ほかの人が本当に考え、望み、必要としていることを知るということを遠ざけているという障害を取り除くことである。

他の人の言葉を、音楽を聴くような態度でもってして、聞くというレベルをマスターして、人に影響を与えるのである。音楽を聴くように、彼らがそこにいることを発見するために、聞くのである。

加えて、学ぶために聞く、わたし達が知らないのは、言外の意味を学ぶということである。言いかえれば、人々とつながるために、仕事をするのである。

そのため一旦、わたし達の判断を、放棄するここでない、棚上げするのである。

聞くことをマスターする目的は、彼らからの本当の賛同をえるためである。

. 聞くことは、相手を理解することに没頭することである。効果的な聞き方は、同情を持った相手の探求なのである。

聞くことや読むことの目的は、ほかの人の考え方、感情、考え方、態度の探求するためにある。

聞くことは、言われたことを聞くことでなく、どのように言われたか、そして何が言われていないか、を理解することが重要である。

 

 

5、挨拶の言葉

 

 

ブライアンアダムスは、異なる文化を超えていかにほかの人とかかわるか、について、または、コラボレイトすることにの権威である。次の7つの言葉をマスターッできるなら、人は直接のつながりをつくることができるようになる。

• 英語やその国の言葉で持って、話すのである。

. • Say hello.

• Offer a proper greeting.挨拶の言葉から始める

• Say thank you.ありがとうから始める

• Say, “I appreciate your time with me.” 時間をとってもらって感謝しています、と言う。

• Offer a proper farewell when your interaction comes

to a close.やり取りを終る時、ふさわしい、さよならの言葉で終わること。

 

 

6、勇気、尊敬、好奇心、ユーモア

 

 

文化を超えてやり取りするためには、このアダムスの4つのガイドラインにも従うようにする。

最初は、勇気を持つことである。多くの人は、誰かが他の文化の人につながることに躊躇するものだ。バカに見えないか、それとも相手を,怒らせはしないか、と考えないで、勇気をもつのである。

第2に、相手を尊敬する。相手が言う何もかも同意する必要はない。そして相手の人はあなたから学ぶように、あなたは、相手の文化から学ぶことがあると考えることなのだ。

第3は、好奇心である。相手の歴史、仕事、人間関係、そして人生に興味を示すのである。

第4は、すべての中で最も重要なのは、謙虚さとユーモアを使うである。そして、あなたがしたうっかりした文化的間違いがあれば、あらかじめ謝る。これら、勇気を持つこと、相手への尊敬、好奇心、そしてユーモアの4つのガイドラインである。

あなたが、しかめつらをしたことがあるなら、一緒に笑いに加わる。

このようにして、新しい言葉を学ぶ、または新しい文化に適応しようとする人々との絆を、あなたは強めることができるようなるだろう。

 あなたが相手の立場になっていくことに驚嘆して、相手はクスクス笑うだろう。文化的な挑戦は、あなたが積極的な影響を与えたい時、たった一つではない。

70歳、40歳そして20歳の人が一緒に仕事をするとき、最近の出来事を共有する時、違った過去を持っている。違った文化を持っている。誤解をすることもある。その時、お互いに憤る。

文化を超えて、年齢を超えてつながることは、難しいことではない。あなたは喜んでその第一歩を歩むのである。

仕事や個人生活で、ほかの国や背景そしてあなたより若い人、または年配の人との関係を求めることを、必ず忘れないようにする。

異なる背景や年齢の人とあなたがつながる時に、相手はあなたに新しい見方とアイデアを与えてくれるのである。

あなたは、多くの成功と失敗を学ぶだろう。多くの場合、相手はあなたに全く違った方法の問題解決と人生に近づく方法を示してくれるのである。相手は、あなたの世界の見方を永遠に変えてくれるのである。

 

 

7、その間も、その後も、もっとする

本当の影響力は、相手の期待を超えることをすることである。その意味は、相手があなた自身を忘れることができないようにする方法で、つながるのである。その間も、その後も、忘れないようにもっとするのである。

伝えすぎることは、その瞬間にあなたを、めだつようにしてくれる。相手にあなたを思い出させてくる。そして、その反応は、感謝となっていき、尊敬することとなり、敬うこととなっていくだろう。

 

多くをすることは、一度限りの事でなく、続けていく実行なのである。あなたがもっとすることは、そのやり取りの前、その間、その後での、3回に集中していくことである。

他の人が学び、成長し、問題から遠ざかり、進歩して、相手のゴールを達成して、その結果、あなたは継続するよき結果の基礎をつくっていく。それは、豊かな人間関係、誠実に基づいた評判、である。これらが、本当の生涯にわたる本当の影響力を、あなたに与えてくれるのである。

 

相手の思考を広げる

相手が新しい洞察力を持つように、彼らが立場を組み立て直す方法を見つけるように、新しい情報を集め、彼らの生活で新しい意味をみつけるようにと、相手の思考を広げていく。

相手を気持ちよくさせる

 

相手を元気に感じさせる方法、能力があると感じさせる、応援する、力づける、成功する、幸福に感じる、価値があるなどと感じさせてくれるような方法を見つけるのである。

効果的な行動をする

相手が、自ら気にしている行動をするような方法を見つけるようにしていく。

相手が、問題を分解して、問題を解決して、プロジェクトをやり終えるように、仕事を成し遂げることを助けるのである。

あなたのゴールは、相手のためにあなたがいつまでも記憶に残るようにと、物事をよりよくすることである。

(続く)

本当の影響力、1(647)


Real Influence: Persuade Without Pushing and Gain Without Giving In by Mark Goulston and John Ullmen. Copyright © 2013 byMark Goulston and John Ullmen. To purchase this book, go to www.amazon.com or www.bn.com.

「本当の影響力」は、上記の翻案です。

1、強いつながりをつくる

 

 

本当の影響力は、あなたがしたいことについてでない。それは他の人々の見解に集中することによって強いつながりを築くことについてである。それは何かを求めるまでに与えるという極めて単純なことで、それはwin-win の結果を目指しての努力なのである。

著者は長く続く誰かからのロイヤリティ、本当のコミュニケーション、同情、かかわりを使う青写真に焦点を合わせる。以下であなたが学ぶのは;

• 頭脳においてつながり、影響を与えることの過去の盲点を見つけるか?

• どのように本当の動機、すぐに関係を変えるということについて学び、理解することである。

序章

あなたが人々にあなたの立派なアイデアを支持させられなかったことや、人に影響を与えられなかったことに、失望しただろうか?そうであったとしても、あなたは一人ではない。なぜなら古い説得のルールはうまく働かないからである。

あなたがつながった影響力、強い持続した影響力をもつようになる時、ほかの人が熱心にあなたに従うようになるような場をつくるだろう。つながった影響力は、報われるものなのだ。

人々に届いて、長期の相手からの支持を勝ち取るために、あなたに必要なのは、本当のつながりをもたらす方法でもって、彼らに影響を与える必要があるということなのだ。

 

 

2、つながせない罠

 

 

人間性のわな

 

あなたをつながせないようにさせる悪い習慣から解き放つことから、まず始めるのである。それを人間性のわなと我々は呼ぶようにする。それが、あなたの頭脳に組み込まれているのだ。

しかし、あなたがはまり込んで失敗する自分を反省する時には、巧みにそれを避けることができるのだ。人間性のわなは、あまりに危険である。

 戦う又は逃げる反応

 

あなたの爬虫類の頭脳は、戦うのか、それとも、逃げようとすることに集中するのである。あなたの哺乳類の頭脳は、感情に集中していく。一方、あなたの人間の頭脳は、理性に集中するのである。

問題は、特にあなたの頭脳がストレスのもとで、お互いに時々ぶつかる時なのである。

ときどきその時には、あなたの頭脳の感情的感知は、全体的に活性化されて、ほかの3つの頭脳は切り離されてしまい、ばらばらにお互いに働いてしまうのである。

その時は、あなたが恐怖やストレス、憎悪に取りつかれる時である。

その時には、音楽を聴くように相手から聞くのである.トーン,テンポ、リズム、ハーモニー、感情を聞くのである。言葉でなくて、どのようにその言葉が話されるか、そして話されないことも、とても大切なのです。

3、聞くと言う3つの状態

 

 

影響力を壊すよりも増やす聞く力を練習するには、高いレベルの聞く力を訓練する必要がある。そして、聞く力には、最悪から最善までのレベルがある。

• Level1

これは聞くと言うよりも聞くことを避けることで、聞き手は、ほかの人が言っていることに興味を示さない聴き方で、話している人は無視されているように感じる。

• レベル2、問題解決の聞くProblem-Solving Listening

これは物事を成し遂げるためのきく聞く方法である。問題解決の方法として聞いている状態で、前進するために事実を聞くことである。正しい環境下でこの段階は正しいアプローチである。

しかし人は失敗した気持ちになる、人が問題解決以上を期待している場合ならば。

• レベル3、つながりのある聴き方Connective Listening = Listening

つながりのある聴き手は、すべての感覚を使って理解しようと努力する聴き方である。

これは重要で、本当の友好関係をつくるために、重要である。

 

つながりをつくるための聞く力は、相手の内部で何が進行しているかを発見するためのきく聞く力である。それは、あなたの立場からでなく、相手の立場で聞くことである。

 

• 理知的なオープンさ

他の人の論理、データー、分析、アイデアにオープンであること、それが意味するのは、ほかの人がいかに考えるか、彼らの考えが、どのようにあなたに影響を与えているかに興味を示すことが大切であることを意味する。

知的に影響を与える方法は、わたしは本当に以前よりも変わった、と相手に表現するのである

• 感情的なオープンさ;

他の人の感情、情熱、価値、駆り立てるもの、動機、信念にオープンであることである。感情的に影響を与える人は言う、この状況にあなたはどのように感じますか?何があなたに重要ですか?と聞くことである。

あなたは追加される本質的な技能をマスターする必要がある。

誰かがあなたに話す時、あなたが腹を立てる又は防御的になる時、自分自身に言うようにする。その人が言うことに言い返そうとするあなたの態度のである

(つづく)

近江商人の理念(646)


1、租業を守り続けたものは、ほとんどいない

 

 

「」は、小倉栄一郎著の「近江商人の理念」からの引用です。ある近江商人の勉強会に出席した時に、この本をもらって以来、この本は、わたしの愛読書となっている。そしてわたしの生き方のモデルとなっている。

 

本来近江商人の本質は、小売業でなかった、近江に本店を置いて、全国を商圏として商いをした商人を意味する。昔も彼らは、情報によって生きてきた人々であった。情報によって生きる仕事をする人とは、現代で、どのような仕事を意味するのであろうか?

 

「出身地近隣で営業するものはなく、とおく近隣へ旅して他国で商売した。諸国物産廻し商法が近江商人の原点であった。」これは、情報を力とする生き方をする人であった。彼らは、小売業でない。

 

この諸国物産廻しこそが近江商人の原点であった。この諸国廻しは、現代の商社であるし、それを今の形にしていくのが、わたし達の仕事なのである。

 

もうひとつ近江商人の家訓の中で最もわたしが着目するのは、近江商人で租業を守り続けたものは、ほとんどいないという事実である。この言葉も、多分小売業からは生まれてこなかっただろう。

 

租業をまもる仕事をするだけの人では、社会の変化を利用することも、先見力も育たないからである。豊富な情報と相互の信頼の重要さに生きる人が、繁栄していくのである。

近江商人は、石田梅岩の主張するような、長寿と始末と倹約の3徳を大切にしていくのである。

 

新入社員が入社してくる今の桜の咲くころ、その日は新入社員にとって、転職できる能力やスキルをその日から高めていく日でもある。そして、一代限りでは成功では及ばないことを知るのが近江商人である。

 

繁栄は、個人の努力だけではどうしようもないことを悟って、成功は、個人の努力を超えていることを知ることから生まれる。そのためには、世間に陰徳を及ぼしていかねばならないのである、陰徳には陽報が報い、人知れず実行していけば、大きな力に守られることを信じる人である。

 

 

2、わずかに30年なり

 

 

近江商人は、昔からの店は番頭に任せて、主人は新事業を興して新産業を育てた人である。昔からの店は時代が移れば、衰退していくかもしれないが、新産業によって近江商人の生命は新会社につながる。生命は新会社につながることは、現代に生きる人は、どうしたらの自分の生命を、誰かにどのようにして継承していくかである。

 

近江商人は、本来小売業ではないから彼らは、昔から情報によって生きてきた人達である。それは、現在に投資などの未来の新産業を興して新産業を育てるようにとと私たちに教えてくれているのである。この過去の家訓を現代の経営に活かす人が、生命を未来につなげる人である

 

もうひとつの言葉は、このわずかに30と言う時間についての考え方が、人に安心をあたえてくれるのである。自分の努力は、無限に続くものではないのである。

 

「ご先祖様の手代、貧も富もわが一心にあり。悪心起こらば、家を保つこと能はず、家をわが子に譲るまでは、わずかに30年なり、その間は謹んで奉公の身と思ふべし」

わが一心からすべてが生まれるのであるから、しばらくは勤勉に仕事をするのである。

 

 

3、近江商人の生命を未来につなげる

 

 

 

「近江商人で祖業を守り続けた者はほとんどいない。昔からの店は、時代が移れば衰退していくかもしれが、近江商人の生命は、新会社につながる。」

近江商人の生命を未来につなげるような仕事をするのが、今に生きるわたし達の仕事である。

 

ご先祖様の手代

 

「貧も富も、我が一心にあり、悪心起こらば家を保つこと能はず、」

貧困に生きるも繁栄に生きるも、すべてその人の心にある。次の世代に引き渡すための仕事をしなければ、命は、絶えてしまう。未来への橋をつなぐためには、唱名を唱えて先祖を敬う。

 

そして私たちにとっても仕事の期間は、わずか30であると考えることである。いつまでも仕事は続くものでない自覚があるからこそ、プロフェッショナルとして今働くのである。

 

何も永遠に続くものはない。人との出会いも一期一会であると考えて、いつでも、この何事もわずかに30年の言葉を思い出すようにしていく。なぜなら、わたしたちは、限りある時間を与えられているにすぎないからである。

 

以上の近江商人の理念は、働く期間は無限ではないという意味、陰徳を施して貢献する行為、そして、情報力で生きるとはどのように生きるのか、これらを今の時代に当てはめて生きよ、という教えである。小売業で生きること、や自力や他力のあれかこれかではない。

 

貧も富も、我が一心にあり、悪心起こらばでは、外部にその原因を求めない生活をすることになる。