Archive for 4月, 2014

スイス(世界のお金は先進国に)671(667-3)


(引用)
そして、先進国の中での格差が広がっていく。
さらに先進国の中でも高度スキルを持った人と
低度スキルの人の格差が広がっていく
(狐狸庵生徒;感想)
グローバルな傾向として、先進国では中間層が徐々に崩壊して、
一部の高度スキルを持った人がより高い階層を形成し、
大部分の低度スキルの人はより低い階層へと移動しているようです。
この傾向が最も顕著に見られるのが米国で、他の先進国では
少し遅れてこの傾向が現れるようです。
階層を上がるための有力な手段の一つが大学教育ですが、教育費の高額化
により、階層の流動性低下も懸念されます。

1、 667の要約

 

為替の歴史的大転換(667)では、3つ、2015年3月の企業収益、為替の歴史的大転換と世界のお金は先進国に、そして成果のルールについて書いた。その要約が以下である。

 

(1)日本の景気と企業収益について

2008年3月期企業収益は31,6兆円から、下がり続けて、2014年3月期に28,8兆円に回復が予想され為替レート100円、2015年3月の企業収益は、33,3兆円になると予測されている。

 

(2)為替の歴史的大転換と世界のお金は先進国に

為替の歴史的大転換は、2012年2月の1ドル74円なのである。その日から為替は上昇トレンドに入っているのである。反対にブラジルレアルは、一貫して下がり続け、今後も上がる可能性は低い。この傾向は、南アフリカランドも同じ傾向になっている。

 

(3)変化の波動×信頼できる人脈を創る=成果

 

ビジネスの波動の流れのつかみ方、×信頼できる人脈=繁栄 の法則として、理解できる。

情報はネットで集められるものとして、またはスキルは誰かから買うことができるものと思っている人がいる。しかし、このような人は、信頼できる人脈とは何かが、見落としている。

信頼に値する人脈が作れる人になろうと努力するのか、それとも、そうでない人なのか、が生き残り繁栄する経営者になる生命線である。人はこのような人間軸を持っていないと、繁栄しない。

謙虚になっていくと重要な商品とそれに関する情報は集まり、相手の良い点を認めていくと、人が集まる。

 

世界のお金は先進国に流れ入り、後進国に入らなくなることとビジネスの波動の流れのつかみ方、×信頼できる人脈=繁栄 、の2つである。

 

2、リーマンショック以降の2つの時代

 

2008年後半のリーマンショックから、5年が経過した。この5年の前半は、新興国がリードする時期であった。5年の後半は、新興国の後退していく時期であった。そして2014年はお金が先進国に流れ入るリーマンショック以後の第二段階となっている。

 

リーマンショックの第二段階は、為替の歴史的大転換と世界のお金が先進国に流れ入る年である。そして先進国の中での格差が広がっていく。さらに先進国の中でも高度スキルを持った人と低度スキルの人の格差が広がっていく年である。

 

リーマンショック後の第二段階は、先進国の中での格差が拡大していき、先進国であっても、高度スキルを持つ企業や人と低度なスキルを持つ企業や人との格差が拡大していく。投資においても、アメリカや日本の株式やリートでも、アメリカや日本の何を購入してもよい時期ではもはやない。

 

3、   スイス

 

従って、リーマンショックから5年が経過して、主力ファンドの一部を新興国のファンドから先進国のファンド変更する時期となっている。それが、消費税アップ後の、今である。新興国のファンドは5年間保有していたが、売却した。

 

リーマンショック以降の5年間のひとつの時代が終わったのである。

投資において、どのような先進国に投資するか?どのような企業に投資するのか?が重要になってくるのが、リーマンショック以後の第二段階の2014年である。先進国として、アメリカ以外の先進国としてスイスを選ぶ。

 

国を選別するファンドとしては、「スイスグローバルリーダーファンド」に、新興国ファンドから5年ぶりに組み替える。

もうひとつ注目しているのは。企業選別の事例としては、「グローバルヘルスケア&バイオファンド」である。

 

いつの間にか「スイスグローバルリーダーファンド」の利回りは、新興国ファンドを上回っているのである。

このような情報にアクセスできたのも、前述のビジネスの波動の流れのつかみ方、×信頼できる人脈=繁栄 でありまさに信頼できる人を持つことにある。

出光佐三、2(価値ある仕事と礼節)670


狐狸庵生徒、感想
[第3は、リスクを引き受ける人間を育てることのである。
なぜなら失敗は、起業家を育てる教育の現場であるからである。
何度も失敗をすることが、教育を受けていることと同じなのである。]
失敗を的確に分析して、失敗からどのようにして立ち直るかの能力も起業家には
求められています。
海外の有名ビジネススクールなどでは生徒に対して「失敗」を徹底的に疑似体験
させています。

1、日めくり「たのしみながら」に追加したい4つの言葉

 

毎日の小さな仕事を、入念に練りあがられた無数の小さなゴールを設定していき、仕事をしていくことにある。そして小さな成功体験を味わうような毎日にしていく。そして、達成した時一日が終わるころには、自分をほめてやるのである。

 

そして出光佐三の創業者の言葉の中の、

①  過去の苦しみを楽しめ、

②  精神的定款をわすれるな、事業は金儲けではない、

③  士魂商才、

④   科学技術の進歩の前に人間の尊厳がされていなければならない、

 

この4つの言葉 は、日本的経営の神髄であるとともに、日めくり「たのしみながら」に追加したい言葉であり、毎日読み返したい言葉である。

士魂商才からは、立派な経営者が生まれし、これからも立派な経営者が生まれる。

過去の苦しみを楽しめからは、過去の苦しみを忘れないで毎日を楽しむようにする。

 

科学技術の進歩の前に人間の尊厳がされていなければならないからは、礼節を重んじる人間になることと科学技術を応用するのである。

事業は金儲けではないからは、BSアクアの小島博社長が指摘されるように
「この企業の本質を見つめなおすことができるか否かが企業存続の分水嶺になる」のである。

 

2、エスタータイソンの成功体験を味わうための3

 

 

出光佐三の過去の苦しみを楽しめの言葉は、エスタータイソンの成功体験を味わうための3つのことと同じである

エスタータイソンによれば、新しい小さな成功体験を味わうために3つが必要であると言う。

 

その第1は、変化しようとする決意をする。変わり続けていこうとする決意が、未来の起業家を育てていく。変化していく決意をすることが、人も企業も、変えていくのである。

 

第2は、リスクを引き受ける人間を育てることである。もちろん失敗は、恐ろしい、この態度は日本人には、特に恐ろしいと思う人が多い。

 

第3は、リスクを引き受ける人間を育てることのである。なぜなら失敗は、起業家を育てる教育の現場であるからである。何度も失敗をすることが、教育を受けていることと同じなのである。

 

これが、本来の起業家を育てることであり、投資家やコンサルタントの仕事でもある。

そのためには失敗することを避けようとしない。失敗は、今までで出会った最も偉大な教師であるからだ。そしてこの偉大な教師で出会うことが、それが楽しいからするのである。

 

過去の苦しみを楽しめは、これらのように変化しようとする決意リスクを引き受ける人間を育てることとリスクを引き受ける人間を育てることの3つから成り立っている。

 

 

3、      ウクライナ問題と明治維新そして日本人にかえれ

 

ウクライナ政府はロシア系住民が多い東部ウクライナ地区にいかなる対応をするか、について国家の未来が問われている。ウクライナはロシアと欧米との対立の中にある。日本も、江戸時代から明治が生まれる時、欧米の列強の影響から、日本も国家分裂の危機の時があった。

 

国家分裂の危機を、日本は自らで問題解決をした。同様にウクライナは、欧米やロシアの影響を受けない問題解決が求められる。欧米やロシアの影響を受ける未来への解決策をウクライナが求めるならば、未来が見えてこないのである。

 

為替における円の有利性が、ユーロよりも見えてくるのである。歴史を学ぶことから、ウクライナの未来への選択や自国で問題解決できない朝鮮の未来などが、ウクライナ通貨が急落していていることから、為替の円の展望が見えてくるのである。

 

それは、外国勢力の影響下の国、ウクライナの国民が自分で解決できるかに未来がかかっている。ウクライナの問題を取り上げたのは、出光佐三の和の精神、互譲互助の精神でを国民が持つことである。

 

日本人は明治時代を作る時に、外国勢力の影響下で国が分裂することなく、この和の精神、互譲互助の精神で近代国家を作ったのである。

 

「「日本人にかえれ。」
これは、創業者出光 佐三のことばです。

日本人が古くから大切にしてきた和の精神・互譲互助の精神、自分たちの利益ばかりを追求するのではなく、世のため人のためにことを成す。
佐三の信念によって、出光はいまも、そうした日本人らしさを心に活動しています。」

 

以上

出光佐三(価値ある仕事と礼節)670


Ⅰ、企業のブランの価値

BSアクアの小島博社長から、以下の日本式経営についての連絡を受け取りました。

「■会社と従業員の関係など

昭和50年代前半ごろまでが多くの中小企業で日本式経営が主流

だった気がします。

それ以降、「効率」という視点で経営者が事業を経営される

会社が増えたきっかけがチェーンストアの台頭のような気がします。

*家族とかんがえていた正社員だけでの経営から、派遣社員、パート

タイマー、アルバイト、期間労働者等の非正規社員の増加が増えた

■会社と仕入先との関係

*系列がなくなりつつあり、効率のみを求めています。

■株主重視の経営となり短期の利益を重視する経営が増えた点。

ネットと交通インフラの発達により情報と距離の制限がなくなったといっても過言ではないように商品の購入や情報入手が容易になっています。

だから、これからは企業規模の大きい会社が必ず勝つ時代ではないのです。

私は、この会社から商品を購入したい。と思える社風。

経営者の考えに賛同して商品やサービスを選ぶ時代になると私は考えています。

商品にもブランド価値があるように会社にもブランド価値の有無があると考えています。」以上が趣旨です。

そこには、

日本式経営が主流だった経営から非正規社員の増加が増えた経営に、

短期の利益を重視する経営が増えたこと、

商品と情報の入手が容易になったこと、

これからは企業規模の大きい会社が必ず勝つ時代ではないこと、そして会社にもブランド価値の有無があることが指摘されている。

 

1、     出光佐三の企業哲学

 

このような経営特徴の時代が現代の経営なのである。その時に経営理念について思すのは、出光興産の創業者である出光佐三の企業哲学です。

以下の「」は、創業者の言葉からの引用です。

1)人は資本

「最小の労力をもって最大の効果をおさめるということは、イージーゴーイングな道であって、人の鍛錬にならない。だから私の会社では、なるだけ苦労を重ねさせて、難関を突破させるのです。
そうすると、いかなる難関がでてきても、次から次へと突破できる人になります。」

2)精神的定款をわすれるな

 

みずから顧みて尊い人になれ」ということをいっている。
人間そのものが尊いのであって、人から物をもらうことではない。人から尊敬されるのではなくて、自分が自分を尊敬する。

その尊い人がお互いに仲よく力を合わせて、その合わせた力をお互いのためにもちいる。
これが日本人のあり方であり日本の国体のあり方である。
それを私は六十年近くやってきておる。」

 

3)士魂商才

「しかし、私は金を尊重する。昔の侍が金を尊重することを知っておったならば私の先生が私に書いてくださった額にあるように
士魂商才 侍の魂を持って商売人の才を発揮せよ

この士魂商才が武士によって発揮されて日本の産業は、明治時代に外国のいいところを採り入れて、りっぱな事業家がたくさん出たと思うのです。」

4)私の人生は学生生活の延長

事業は金儲けじゃないのだ
社会のためにあるべきものであるという事業の社会性を私に教えられた。

これを私が「そうだ」と思って実行しておるのが、今の出光のこの経営のあり方なんです。」

5)過去の苦しみを楽しめ

「実に死にまさる苦しみをやってきた。
ところが八十を越しての私はその過去の苦しみを楽しんでいる。
私くらい一生恵まれた者はない。
八十を越して
「ああいい人生であった。あんな苦しみをしたが、あれがよかった。」

苦しみは、ああ苦しかったというだけですむ。
ところが、今日の一日一時間は長い。
その一時間を
「ああ よかった。」と過ごすのと
「悪いことをしなければよかった。」と思って過ごすのと…

これが人生の幸福だ。
人生の幸福というものは老後にある。
僕くらい幸せな者はありません。
ということは過去の苦しみを楽しんでいるということだ。
これが人生なのだ。

6)科学技術の進歩の前に人間の尊厳がされていなければならない

技術、科学の進歩の前に人間の尊厳が確立されてなければ、科学、技術の進歩を喜ぶわけにはいかない
不幸せとみなければならない。
これを我々が、解決しなければならない。
人間の尊厳を尊重するということが遅れている。
ということです。

そして、日本全体が十年、二十年、三十年後に今の若い人がそれをつくりあげて、そして、世界に示して世界の平和福祉に貢献するということが仕事であると思うのです。」

 

なるだけ苦労を重ねさせて難関を突破させる

精神的定款をわすれるな

過去の苦しみを楽しめ

科学技術の進歩の前に人間の尊厳がされていなければならない

 これらの出光佐三の創業者の言葉に、日本的経営のよきことが現れている。

2、      たどり着くまでの道程

 

即座に出光佐三のこれらの言葉を思い出すのは、日本的経営であって、今から16年前に父が亡くなるまで,父は出光興産との取引をして毎年出光興産からのカレンダーをもらい、その大きな壁掛けカレンダーがあって、いつもそれをわたしは見ていた。そのカレンダーは、出光美術館の絵画であったのだろう。

 

もうひとつは、昨年2013年第10回本屋大賞に出光佐三をモデルにした百田尚樹さんの「海賊と呼ばれた男」のモデルとして、この出光佐三さんが取り上げられるまでは、出光佐三を忘れるていた。

 

これら2つのことと、そして前述のBSアクアの小島社長の言葉があるから、日本的経営の出光佐三の創業者の言葉に戻り、たどり着いたのである。

 

出光佐三の言葉は、日本的な経営の神髄として、人は資本精神的定款をわすれるな、事業は金儲けではない、士魂商才、科学技術の進歩の前に人間の尊厳がされていなければならない、などは日本的な経営の神髄である。

 

(続く)

価値ある仕事と礼節、1(669)


 狐狸庵生徒、感想

BSアクアの小島博社長が言われるように、経営には京セラの稲盛和夫氏の提
唱されるような
右手にそろばん、左手に哲学書を持つことが良い経営であると、私も考える。
(感想)
ベンチャーを起業して成功するためには右手に「そろばん」左手に「ロマン」と
も言われています。
日本では成功するベンチャー企業の割合は1%以下だそうです。
今まで何人かのベンチャー企業の代表者と会ったことがありますが、
いずれも「ロマン」に関しては、人一倍大きなオーラのような雰囲気を感じまし
たが、
ビジネスモデルと言う「そろばん」の部分が不明確で、
やっぱり成功率は1%以下だなと感じた次第でした。

1、      価値ある仕事と礼節を重んじる経営が繁栄にいたる

 

「[価値ある仕事は、必ず不思議な力に助けられるという、経験による信念、信仰のような心があった。と前回、アキュフェーズの春日二郎さんの言葉を書いた。価値ある仕事は、自分の人生観または仕事についてのどのような価値観をもっているか、から生まれてくる。

 

しかし、価値ある仕事は、現生利益的だけであるとの考えに一見見えるかもしれない。

同時に、これと一見無関係に見える礼節を重んじる、または道徳を重んじる生活をすることの2つを実践することから、繁栄が生まれてくるのである。

価値ある仕事と礼節を重んじる生活をすることが

,幸せももたらしてくれるのである。人生の一生を終える時は、幸運の女神の判定を私たちが受ける時なのである。その時に、幸せであったと思える気持ちを持てるか、どうか、である。

 

それこそが一番重要なのである。

この価値ある仕事と礼節を重んじる、この2つを実行していくことが、不思議な力に助けられると言う信仰を持つことが繁栄にいたる道なのである。

 

反対に短期的な目先のスキルだけを一生追いかけるに人達がいる。彼らは、短期に有利なことだけを一生追いかけていくから、礼節を重んじることの意味が理解できない人達である。結局その結果彼らは、貧困となり、スキルだけに生きる人達のグル―プに入っていく人達がいる。

 

BSアクアの小島博社長が言われるように、経営には京セラの稲盛和夫氏の提唱されるような右手にそろばん、左手に哲学書を持つことが良い経営であると、私も考える。

私の言葉で言えばそれは、価値ある仕事と礼節を重んじる、ことが繁栄につながるのです。

 

2、小さな成功体験

 

 

価値ある仕事をするためには、最も上手に出来る仕事をして、一番を目指すのである。小さな成功体験を作り上げていき、それを祝福していく。そして自信をつけていくようにする。

 

小さな成功体験を味わうには、そのできたことをすぐに、具体的に褒めていく毎日とする。そして小さな成功体験を少しずつ積み上げていく。

 

そして、その仕事の卓越さを高めていくことにある。仕事を楽しみ、得意分野に時間を割り当てていき、その仕事に集中していく。毎日の生活でもっとも得意なものを、繰り返していく生活とする。

 

私たちが、もっとも得意な分野を究めるためには、少なくとも過去数ヶ月前のデーターのフィードバックしていく。それはとても効果的であるし、頑張らなくても出来たし、夢中になったことであるし、やる気になった仕事が、何であったかを思い出させてくれるからである。

 

得意分野、言い換えれば、違いを作るものを一番価値のある仕事になるようにしていく。その得意分野を伸ばすことに、70%のエネルギーを集中していく。違いを作り上げるためには、得意分野の仕事でもって、さらに成果を上げていき、小さな成功体験を重ねていく。

小さな成功体験を重ねていくことが向上心となり、それが偉大なる仕事のスタートなのである。

(つづく)