Archive for 1月, 2015

日本の国宝を守る、2、分析と冷静な判断と改善687


以下は,とは学のTさんとの対話を修正したもので、「」はTさんの言葉です。

 

1、企業分析、一人当たり所得、と生産性

 

デ―ビッド、アトキンソンは、コンサルタントであったし、企業分成家であって、現在は京都の町屋を所有されている。おそらく彼の好奇心が、彼を文化財補修業の会社の社長に駆り立てたのでしょう。

 

自動車関連産業以外では、生産性の改善への取り組みが遅れていて、そこに生産性改善のチャンスがある。そして彼の原点は、サッチャーの経営改善であり、イギリスの文化財保護と比べて日本の文化財保護は箱ものの文化財保護が現状である、と言う主張である。加えて、文化財保護事業には、若者雇用のチャンスがある。

 

2.文化財修復事業と一般観光業と英語とビジネスチャンス

 

文化財修復事業は自動車産業に次ぐ輸出産業であると、イギリス他ヨーロッパの先進国は位置づけしている。「これから日本で伸びる公共事業はこれだ!」とこの本、「日本の国宝を守る」を読んで、わたしも発見した。 [観光は、人口減少でも伸びる産業なので、文化財保護事業は、成熟社会の

「未来のための投資」に間違いなるでしょうね。」

 

文化財保護事業は、何よりも若者の雇用を生み出していくし、どのような外国人が、その事業にお金を使うかにピンポイントで焦点を当てていくビジネスとなることが、一般観光業とは違う。

 

そのためには、このような観光事業の本質は何なのか、とその先には何があるのか?を、リーダー的な人間は、熟知していくようにする。

多分ゆっくりと時間を使って、何回も日本に来る継続的な顧客となって、文化と触れあることを楽しみとする外国人を相手にするビジネスが、これから有望になっていく。

 

そのため、一般的な観光との違いは何なのか?を明らかにして実行する。

その結果、文化財保護事業は、先進国では、自動車産業の次になる産業となる可能性がある。

 

しかし文化財修復事業は、未来の産業となるが、そのような認識が、日本の観光業にはまだない。同じようにもう一つの理由は、子供を対象とした外国人教師による英語塾は、繁盛しているが、英語を使う日本人にとっては、このような分野がビジネスになることを発見している人が少ないのである。

 

3,数字に基づいた分析と細かい改善

 

以下の「」は「イギリス人アナリスト日本の国宝を守る」からの引用

 

「観光業はGDPに対しての貢献度合いが世界的に9%と推定されているのに対して、日本は2%強と言われています。」「日本人の効率の悪さの正体は、数字に基づいた分析と細かい改善をしないと言うことです。」

 

数字に基づいた分析と細かい改善があらゆる経営の基本である。これに取り組んでいないあらゆる部門の経営は、取り残されていく。現在放送中のピケティの資本論の番組を見ていて、マルクスの資本論に欠けていたのがこの数字による分析で会ったことが、改めてわかる。

 

4,福祉と貧困

 

「日本の購買力平価GDPが世界25位となっているのは、日本の経営者の責任です。」サッチャーは、福祉と言う非採算部門の縮小、国営企業の民営化といういわゆる小さな政府の採用です。」

 

福祉という非採算部門の縮小に取り組んでこなかったのが、日本の福祉分野であり、非採算部門の縮小に取り組んでこないと、限界にきているのが日本の福祉である。

 

援助に値する貧困と援助に値しない貧困の区別である。両者に同じ援助を施してきたことにあるのだ。何よりもポイントなのは、彼女がイギリス最初の理科系大卒首相だったと言うことでしょう」「日本のリーダーに必要なのは、数字に基づいた分析と冷静な判断、そして不毛な議論に惑わされる決断力ではないでしょうか」

 

数字に基づいた分析と冷静な判断、が経営の根本原理であるにもかかわらず、分析と判断がなされていないで、不毛な議論で迷路に入り込んでいるのが、福祉であり、貧困への対策である。

 

貧困を援助に値しない貧困と援助に値しない貧困に区別していないで、福祉や貧困への対応が今も続いているのが日本である。分析と冷静な判断が伴わない事例がこの福祉と貧困への対策の分野であり、この2つの分野への分析と冷静な判断が伴わないと地域と国家の衰亡の原因となる。

日本の国宝を守る、1、日本の事実とイメージ687


 

文書687へ感想,狐狸庵生徒
(引用)
英語の上達にシンプルアンサーがないと同じように、経済にもシンプルアンサー
などはないのである。

(感想)
大型書店へ行くと、ダイエット、英会話、経済などに関係する多くの種類の書籍
が、どれを選んだら良いのか分からないくらいのスケールで
並んでいます。また、書籍の表紙や店内のポスターには「○○○○で私は○○Kgやせ
た」「○○○○で日本経済は良くなる」、
「○○○○で英語は上達する」式のシンプルアンサーがあふれかえっています。とく
に経済トレンド分析については、多元連立方程式を解くような難し さがあり
どんなに良くても微分係数程度の変化を抽出しているに過ぎません。

シンプルアンサーは政治家が好んで使う手法です。また共産主義・社会主義政府
のプロパガンダにもシンプルアンサーが
よく使われます。複雑な事象についての耳障りの良いシンプルアンサーについて
は注意を払わなければなりません。

 

  1. 英語と正月 

私が20何年前に友人の外国人を二条城に観光で連れて行ったことを、今でも鮮明に覚えている。そして、外国人に紹介するために、この正月の4日間で友人のサイトの祝箸の英訳をした。

 

毎日通る湖岸の道路では、子供向けの英会話の塾があって、遠くから親が子供を通わせている、との話を聞いた。その場所は、雰囲気からして流行っているような気配がする。

 

併せてこの正月で仕事として気配を感じることは、大型量販店の衰退とそれと反対に仕事での本業回帰と事業拡大についてはM&Aによる事業拡大、コンパクトシティによる都市再開発、それと福祉政策の変更であるだろう。日本に経済成長があるとすれば、それは何だろうか、と、この正月に愕然と考えていた。

 

2,人間力が大事と言ったならば、そのコンサルタントは終わり

 

その時、何よりも今年もっと影響を受けたのは、日本の経済成長についてデ―ビッド、アトキンソン著のイギリス人アナリスト著「イギリス人アナリスト日本の国宝を守る」であった。この本には、日本人論べストセラーと書かれたタスキがついている。

 

わたしは、この著者が元ゴールドマンサックスの調査室長からなぜ小西美術工芸社社長になられたか?日本のどこに経済成長があるのか、に関心がある人には最もお勧めする本である。

 

この本を読んでいて、優れた経営コンサルタントに出会ったような気持ちなる。その気持ちとは、船井総研でであったKさんに出会った時の気持ちであった。

なぜなら、Kさんは、経営コンサルタントは人間力が大事と言ったならば、そのコンサルタントは終わりだ、と話されていた言葉を思い出した。

今ではこのKさんの言葉を知っている人が、船井総研にはいるだろうか?

 

3,日本の爆発的な人口増

 

「」は、「イギリス人アナリスト日本の国宝を守る」からの引用です。

「日本のGDPが高いのは当然

日本が戦後に急激な経済成長を果たしたのは、爆発的な人口増があるからです。」

 

著者のアトキンソンさんも、日本的な経営などの特質よりも、日本の高度経済成長の要因は圧倒的な人口増であった、と指摘していている。わたしもこの日本の人口増が一番日本の経済成長の要因となったのだろう、今になって思う。

 

そして彼は、同時に先進国の経済を上向きにするためには、5~7年がかかると主張し、それは野党のアベノミックス批判の主張の根拠のなさを意味する。数年も経過していないのに格差問題を野党が主張しているのは、野党が経済を甘く見ているからなのだろう。

 

同時に日本のGDPの1%しか占めない産業である農業が経済成長に大きく寄与しないことも、著者は指摘している。経済成長には、すぐによくなる、というシンプルアンサーもない、と言われている。

 

英語の上達にシンプルアンサーがないと同じように、経済にもシンプルアンサーなどはないのである。併せて、日本には世界一の業界があると同様に、すべての業界が世界一ではないことを日本人は忘れている、著者は言う。その通りであるにもかかわらず、日本人はこのことを忘れている。

 

加えて著者は,ウーマノミックの効果はそれほど期待できない、言う。その理由は、「数千万人以上の人口の国で女性の就業率が70%を超えている国は、ひとつもありません」という。

 

それを進めると男性不況が起きている。これに注意して、女性の重要なポストへの積極的採用のほうが重要と言う。わたしも女性にどんな仕事をしてもらうかが、大切と言う。

わたしもウーマノミックには部分的には正しいが、この数千万人以上の人口の国で女性の就業率・・と言う事実は見逃せない。

それよりも、日本がほかの国よりも劣っている部分を改善することである、と言う。日本のサービス業の低生産性の改善ことが、取り組む懸案なのである。

 

これら、戦後の圧倒的な人口増、経済を上向きにするには先進国の経済を上向きにするためには5~7年がかかる、農業はGDPに大きく寄与しない、シンプルアンサーを疑う、ウーマノミックで人口の多い国にモデルはない、日本がほかの国よりも劣っている部分を改善すること・・。

 

これらは、日本の経済について知っておくべき知識である。そしてここから、ビジネスがスタートする。(続く)

松下幸之助革新の心得10カ条2、見えない赤い糸686


 

1、ファミリーヒストリー

(以下はお金額のTさんとの対話を修正したたものです。)

農村に定住する社会を一変させたのが、産業革命であったことに印象的です。

産業革命が、明治維新をつくったと考えるべきですね。」しかしこの日本の産業革命が明治時代であったという近代史を、学校の歴史では教えていない。

 

反対に左翼は、歴史を戦前と戦後に分ける歴史認識,即ち前者の時代、例えば戦前と江戸時代を暗黒の時代と言う歴史認識を持っている。加えてポツダムから東京裁判が日本を作ったという歴史を、超えていかねばならない時代に生きている。

 

いまこそTさんが言われているようにわたし達のファミリーヒストリーを調べる時なのである。産業革命が、明治維新に生きたファミリーの人々の歴史をつくってきたこと再確認して、それは自分が未来に引き継ぐ者になるためである。

 

その結果祖先から自分にそして未来に引き継ぐ者として、自分が生きるためである。

 

それは連続した日本の連続した歴史の物語とファミリーヒストリーをたどることから、自分の未来が作られるからである。そこには、農地から離れていったファミリーの歴史が見えてくる。

 

そのためにも、産業革命によって土地を離れていったファミリーの足跡をたどり、同時に、連続した歴史として江戸時代から現代までを展望していく。そして、ポツダムから東京裁判が作った歴史を相対化させいくのが、生き残った経営にかかわる者の使命なのである。

 

2.二人の転生

 

「正月のテレビで、「100分で日本人論」を録音しておいて見ました。」

「新渡戸稲造」や「鈴木大拙」は、英語の力です。この二人が、外国に武士道と禅を外国に紹介した。

 

翻訳は、主語、述語、目的語の確認から始まる。 翻訳をしていないと国語と文化を理解しにくくなる。人は、文法を理解していないと外国人に伝えることができないし、外国人と相互交流することが難しい。

 

イランのアッバスキアロスタミ映画監督のThe Frozen Roseの映画を見ていると、わたしは、転生を信じるような不思議な気持ちになる。

自然に小津安二郎監督の東京物語を思い出してくるからなのである。

 

小津安二郎監督の東京物語は、場所と時間を超えて、アッバスキアロスタミ映画監督の映画に転生していることを、発見する。

転生に撮り憑かれたようにシルクロードの絵画を描いたのが、平山郁夫画伯であった。

 

大学の時は平山美術館が大学の近くにあっても気がつかなかった。同様にわたしは、イランのアッバスキアロスタミ、映画監督の映画なしには、小津安二郎監督の映画を思い出すことはできなかった。

 

アッバスキアロスタミは、小津安二郎監督を評価されている。

小津安二郎の神髄を理解しているのは、評論家の西部 邁さんであって、

現代の日本の映画監督ではないように思える。その映画には役者の表情やセリフが生きていて、運命や宿命に生きる人が上品に描かれている。

 

3、再度の成長のための転生

 

継承は異なる地例えばイランでされることが、アッバスキアロスタミが証明しているのだろう。彼は、ジョブズと同じような人なのだろう。

 

ファミリーヒストリーによって、産業革命によって、土地に生きる人はそこから離れていく。そして家族は崩壊していく。しかし、俳優のしぐさと表情は、土地を離れて伝わっていく。そして歴史は連続している。

 

しかし多くの人は、産業の栄枯衰退とともに二度と転生することもないし、産業革命の影響を受けて、二度と同じ土地に戻ることもない。それは稀有なことなのであるが。一部の人のみが、再度異なる土地で、転生して繁栄して生きていく。経営者は再度成長を試みていく。

 

平山郁夫画伯は、何度も佐川美術館で見ていて、今初めてわかったように思える。アッバスキアロスタミ監督なしでは、小津安二郎監督を思い出すこともない。そして経営者は、再度成長の道を違う世界で試みる。人は見えない赤い糸で結ばれている。

 

危機の認識をもつこと、③困難は革新の端緒である、ことを、改めて認識するのである。ファミリーヒストリーから学んで、思いがけない地において再び成長して花が開く転生を意識するのである。

 

アッバスキアロスタミ、映画監督の映画と小津安二郎の映画の映画、東京家族は、ファミリーヒストリーを振り返る時、それらは自分にとって何を意味しているのだろうか?

 

現代の日本映画で継承されていない小津安二郎の神髄が見知らぬ地で開花していることを発見するのである。それは危機の意識のない企業と産業にから離れた人が再び成長することを学ぶことと同じである。

松下幸之助革新の心得10カ条、Ⅰ、キロスタミ686


1,詩心と13分のプレゼン

「」は、お金学のTさんの言葉の引用です。 

 

「コンピューターのプログラミングの教養を基本としてそれを使い詩人の心でもってして、商品とサービスを作ることを求められているのが現代である。」 この言葉は、スティーブンジョブズの対談のドキュメンタリ―映画[ジョブズ失われたインタビュー」を、見ていて思い浮んだ。
「最近の歌の詩(歌詞)は、あまり人の心を動かしてくれません。」それは、文化系の人では観念的になってしまっていている人でなく、ジョブズのような仕事をしている人に継承されていく。

 

さらには、スーパープレゼンテーションで京都大学IPS細胞研究所所長の山中伸弥さんとメディアラボの伊藤穣一たようなITと医学の専門家の異なる専門分野の人の対談には、異なる専門分野の人の交流として、ビジネスやサイエンスの融合に可能性があるある、と考えられる。

 

山中さんはビジョンを持つこととハードワークが大切とそれとスーパープレゼンテーションで、プレゼンは13分が基準であることが語られている。この13分を、わたしもこの文章でも基準にしていこう。

 

2、ファミリーヒストリー

 

「NHKのファミリーヒストリーは家族の歴史ですね。先日、父と母に、今聞いておかないと思い、家族の歴史を聞きました。何でもいいから、身近な歴史と、学校で習う歴史との関係性を知ることは大事ですね。」

 

わたしは両親が死んだころ1997年から2001年にかけて、ファミリーヒストリを追跡しようとしました。が、途中でそれを止めてしまった。

ある人はブラジルに行き、ある人は満州から引き揚げてきました。ぜひ機会があれば、ファミリーヒストリーを完成させてもらいたい。

 

ある年齢からの仕事は部分的にはお金のためだけれど、それをある年齢から目的にしていては、ファミリーヒストリーの生命の大きな河に、その仕事は寄与しない。

 

松下幸之助革新の心得10カ条より、

①危機の認識をもつこと、②感謝と反省をする、③困難は革新の端緒である、④衆知を集める、⑤勇気をもつ ⑥白紙に戻して考える これらが今回のテーマである。

 

3、アッバス、キロスタミと小津安二郎

 

白紙に戻して考える事例として、友人が元旦に送ってくれた文書のなかに、アッバス、キロスタミの映画のYouTube が添付されていた。以前にもアッバス、キロスタミAbbasKiarostamiとはどういう人物なのか、についてあまり興味がなかった。

 

彼の映画のThe Frozen Rose をYouTubeで見た時、その映像美には驚いた。その映画は、どこかなつかしい。しかし、この映像美は、現代の日本映画ではない。彼は小津安二郎のファンであった。

 

https://www.youtube.com/watch?v=AOd6_u8FV6E

 

その理由は、小津安二郎没後50年西部邁ゼミナール 2013年12月7日放送で

詳しく説明されています。小津安二郎の東京物語について、その映画は、品格があって、その役者の表情やセリフが生きていて、運命や宿命に生きる人が描かれている。

 

この東京物語の世界は、実ははアッバス、キロスタミの世界と間違いなくつながっているのである。そして日本の映画監督には継承されていないかもしれない。小津監督の役者の美しいものだけを映像に残す手法は、カメラの手法でもある。

 

その手法は、黒沢明にも、山田洋二の日本にも継承されていないで、アッバス、キロスタミの世界に継承されていたかもしれないのである。黒沢明や山田洋二監督が代表的な映画監督であるとの思いを、小津安二郎監督の東京物語を観た時、改めたのだった。

 

https://www.youtube.com/watch?v=a-kmJrz1Uk8

 

坂村真民「念ずれば花開く」より

めぐりあい

人生は深い縁の

不思議な出会い

 

世尊の説かれた輪廻の不思議

その不思議が今の私を生かしていく」