今に生きる、ティナ.シ―リグの失敗が成長の原点、1(689)


(感想)狐狸庵生徒
新規参入が容易なビジネスには、激しい価格競争に巻き込まれるリスクが常につ
きまといます。
競合他者の参入を抑えるためには、容易に模倣されない技術やビジネスモデル、
そして
商標、意匠、特許などの知的財産権の活用が重要となりますが、知的財産権の活
用には
お金もかかり、中小企業にとっては悩ましい課題です。先進諸国では世の中がま
すます
知識集約型へ向かっています。「根性」や「努力」よりも「知恵」がますます求
められているようです。

1、グローバルな視野になるとチャンスが開かれてくる

 

 

ビジネスや科学によって国際的な視野が持てるようになると、その時から新しいチャンスが開かれてくる。科学とビジネスの2つによって、停滞した状態から今までと違う次元に入っていくことができるのである。

 

自分の限界、すなわちひとつの国のなかに生きている様式の枠を破ることができると、新しいチャンスが見えてくる。制限されたひとつの国に住む生活様式を打ち破るときに、自分の手によって未来の可能性をえることできるようになる。

 

そのとき、好奇心が高まっていきもっと人は進歩していき、もっと幸福を感じるようになる。しかしひとつの国にとどまっていると、狭い心の文化とあらかじめ決められた考え方が無意識に人の可能性を閉じ込めてしまい、自分が停滞した状態にいることが見えなくなっている。

 

2、ビジネスと科学では、失敗が成長の出発点

 

 

成功する起業家の重要な特徴は、人は失敗から学ぶことによって成功に近づくということなのである。

あなたは、最初の偉大なアイデアによって、成功を実現するのではない。アイデアをこの現実の世界に応用したとき、通常これは私の体験においても、人むしろ失敗するものである。

 

現実のマーケットに出したときに、はじめからうまく働くアイデアなど、ほとんど不可能に近い。そして新しいアイデアが現実にうまくいかないときに、通常は失望して、なにもかも投げ出したくなる気持ちになるのである。

 

しかしこのとき、早く失敗を重ねる意味は、その原因を発見して、修正するめったにない機会を得たことなのである。科学とビジネスでは、人は何回も失敗をすればチャンスが近づいてくる。

 

「問題を全てチャンスに変えることができる、ということである。問題が大きければ大きいほど、チャンスも大きくなる。大きな問題を抱えていない人には、チャンスも訪れてこないのである。

未知の領域に踏み込むにはリスクを冒す覚悟がいる。そして誰も答えを見つけていいない問題に取り組むということなのだ。」

 

ビジネスでイライラしているときは、自分自身がある壁に当たっている兆候を現している状態である。いらいらは、更なる成長を押さえてしまう。

イライラは、もっと効率的に仕事をコントロールするにはどうしたら学べるかを、できないようにしてしまう。イライラをいつまでもコントロールできない人は、前進できない。

 

3、複雑な仕事

 

どこにでもある仕事をするのでなくて、複雑で整理されていない仕事に飛び込むようにするのである。そうすることによって、大きな成果と利益を得られるようになる。もし仕事が複雑でなかったならば、それは競争相手に通常その分野に参入するためのシグナルを送っているようなものだ。

 

多くの人が、同じような簡単な仕事の機会に競争しようと入ってくる。

たとえばファミリーレストランの競争は激しい。そして多くは破産していく。一方最も複雑な仕事においては、多くの競争相手は最初の第一歩でつまずいてしまう。

 

だから、複雑さがある仕事こそを、人は探すべきなのである。仕事の複雑さを分解して、単純な段階に分けて仕事を進める。そうすると突然、複雑さが単純になっていくことが分かるようになる。

 

複雑な仕事に飛び込むことによって、その分野でのリーダーとなり、その市場をコントロールすることができるようになる。このコツに気がつくだろう。複雑な仕事をすることそが、知識労働者又は経営者の仕事なのである。

 

4、素早く失敗をしてチャンスに変える

 

「素早く試行錯誤を繰り返すことによって、非常に多くのことを学んでいく。必要なのはまわりをよく見て、自分たちの近くにあるチャンスを見つけることである。自分たちが持っているのは、5ドルでもなく2時間でもないことに気がつくこと。

 

この5ドルでもなく2時間でもなくて、私たちが持っているものとは、それぞれ、あなたにとって何なのだろうか?「さらに自分たちが持っている技術や周囲に転がっているチャンスは、最初に思っていたものよりもずっと大きい。」

 

問題をチャンスに変えること、世界はチャンスであふれている、と考えることにある。自分の幸運は自分で作る、ということである。起業家になって運をつかむということは、レモンでレモネードを作るのでなく、レモンでヘリコプターに乗せてもらうことなのです。びっくりするようなことを、あなたも起こせるということです。」

 

失敗の方法を覚えるということにある。素早く何度も失敗をするのにある。ですからあなたがもっと成功したければ、もっと多くの失敗に耐える必要があるということである。

 

そこから何かを学ぶなら、失敗することは問題ではない。何度も何度も自らトライしていく環境に自分をおくことが大事なのです。

起業家精神歓迎、アイデア歓迎、失敗も歓迎。

 

 

5、光り輝くチャンスを逃がすな

 

 

光り輝くチャンスを逃がすな、いろいろなスキルを身につけて、自分で幸運を呼び込み、光り輝くチャンスを決して見逃さなければ、最後には自分で素晴らしいパラシュートを作りだせるのです。

基本的に最も重要なのは、最高な人に囲まれている事である。

大切なのは、問題をチャンスに変えることです。」

「}は、ティナ、シ―リグの人生を変える授業より

 

 

6、イノベーションと起業家精神

 

 

日本で最も必要なのが、この起業家精神である。アイデアは創造力から生まれ、失敗から、成功が生まれること、を歓迎することである。経営者になろうとする人は、この精神を持っている場合が多い。それゆえ、この精神によって未来を切り開いていくことが出来る。

 

必要なのは、起業家精神であり、創造力を使ってアイデアを生み出すことである。素早く失敗を重ねることである。今必要なのは、レモンを使ってヘリコプターにたどり着くこと、すなわち考えつかないアイデアでもって仕事を考える、この3つであるである。

 

イノベーションによって、問題をチャンスに変えることにある。問題を解決する人に向かってお金は集まってくる。イノベーションとは、だれも答えを見出していない問題に取り組むことから生まれてくるのである。

 

この起業家精神がない場所は、どのような場所であるかについては、高校でも、日本の大学でも、教えてくれない。加えてこれからの世界中では、科学者か、経営者か、または知識労働者になる人なのか、それとも単純労働をする人の世界になるのかによって、住む世界が変わっていく。

 

ピケティの現代の資本論には、この精神が欠けているし、国家が大きくなる危険がある。この本は、一人の人間が、ある時から資本の収益で生きることも教えてくれが、あくまで原則論である。原則論に対比するものが、この何回も失敗するということである。(つづく)

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