今に生きる、3、オーディオと音楽689


文書689への感想、狐狸庵生徒
(引用)
ある一定のレベルまでは進化するが、それ以上は進化しないのである。
それ以上進化するためには、オーディオ以外の観点の進化が必要となってくる
ことが多いが、
それにいつまでも気がつかない人もいる。
(感想)
幅広いバックグラウンドが仕事や趣味の奥行きを深めてくれます。
E.O.Wilsonのコメントを思い出しましたので引用します。
「バランスの取れたものの見方は、個々の学問分野だけを学んで得られるもので
はなく、
諸分野の統合の追求を通して獲得できるものである。(E.O.Wilson 知の挑戦)」

3月17日

 

1,長岡鉄男さん

師匠を持つことが大切な分野がある。その一つがオーディオである。わたしのオーディオの師匠は、長岡鉄男さんだった。長岡鉄男さんオーディオ機器の評価の記事は全て読んでいた。彼は、様々なオーディオ機器についての評論を書いた。     

しかしオーディオに多く時間を使うだけでは、写真と同じで、多く写真のシャッターを押しているだけでは、進歩しないことと同じである。自作スピーカーは、オ―ラトーンタイプのスピーカーから、今はアクティブスピーカーを多く使うようになっている。そして今は音楽をきくことと併せて、アクティブスピーカーを多く使って、映画を見ている。

わたしのレファレンススピーカーは、改造イギリスのスピーカーである。その結果、私自身もあまり高価なスピーカーの商品を所有することよりも、スピーカーを自分で自作するようになった。

様々のスピーカーで音楽を聞いて、その違いを判断するようになった。長岡鉄男さんの自分自身でのスピーカーづくりの記事と音響製品とスピーカーの製品についての評価の記事は、ほとんど読んだ。

 

2,違う分野で美を感じること

オーディオでも写真でも、むしろ。違う分野での美を感じることに、上達は関係している。スピーカーだけにこだわっていたとしても、実は音は進化しない。

ある一定のレベルまでは進化するが、それ以上は進化しないのである。それ以上進化するためには、オーディオ以外の観点の進化が必要となってくることが多いが、それにいつまでも気がつかない人もいる。

それに気が付いたのは、写真の腕を進化させるためには、よき絵画を見ることなしに進歩しないの同じである。オーディオの進歩は、絵を見ることが写真を撮ることに必要であることと同じかもしれない。

その進歩は、文学作品や童話を読んで、知恵を授かることかもしれない。雑貨に美を感じることかもしれない。あるいは、静けさの中で座禅を組んで、静かさの中に美を感じることかもしれない。

一人の自分に戻る時間を持つことも大切だ。結局オーディオは一人の自分に戻る時間を持つことでもある。自分自身を再確認するモノである。

長岡鉄男さんは、自分でスピーカーを作るという実験を重ねるという生き方の大切さを教えてくれた師であった。 

 

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