世代と個人692-1、引き継ぐ者


沢登澄人先生から先日著書の「詩集」と「よしと童話集」を送っていただきました。それらの本についてのコメントでなくて、沢登澄人先生の著作から、以下は私が引き継いだ内容である。 

1、引き継ぐ者

本当の友達の関係であるならは、その関係は家族や子供へと引き継がれていくのである。しかし現実には殆どの人は引き継ぐものとしての関係に注意を払わないから、親から子供にその関係は一代限りの関係として引き継がれていかない。

本当の友達の関係であるならは、その関係を自分の一代限りの損得の関係の中にとどめようとはしない。反対にそのような関係が、続いていくものでない仕事の関係をしていくとするなら、仕事の業界の関係の付き合いを続けていく関係などであって、それは滑稽なものである。

現実にはそのような関係しかない人は、いる。むしろ多くの人はその関係が引き継がれていくことなど、考えることなく生きて、そして人生の舞台から去っていく人がいる。

2、死んでしまうことはない

本当の関係があるならば、その関係は、次の世代にも引き継がれていくべきものであって、ある人はそのためにこそ仕事をするのである。この意識があるからこそ、人は仕事をするのである。

このような意識になって、人は改めて本当の仕事をすることができるようになっている。同時に引き継ぐ相手が誰なのか、が見えてくるようになる。反対に、人はこのような意識にならない限り、若い人と一緒に仕事をすることが漠然とよいことだと思う錯覚に陥ってしまい、いつまでも同じ仕事をしていく人になっていくのである。

引き継ぐ者になる意味は、本当の友達の関係を持つ人になることであって、同時に自分でしかできない仕事に取り組む人になるのである。代替できる仕事をしていては、自分の仕事は何なのか、又は芸術は自分にとって何なのか?などを発見できないままで一生を終わってしまうことだろう。

沢登澄人著「宇宙超出論」より

「永遠、無限を生きる真、善、美の発見、実践、創造に努めるならば,心身のように結局死んでしまうことは決してありません。 

肉体は死んでもその真善美と共に、あなたは永遠、無限を生きることができます。そうすれば、あなたの人生は、あなたが真善美を求めて今何かを始めることは、決してむなしくはありません。」 

 

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