699-31暫くすると彼岸


後暫くするとお彼岸である。大気は冬から春に変わろうとしている。野鳥の囀る声が聞こえる。お彼岸の頃は、死んで彼岸に行ってしまった人達を思い出す。その人たちの笑顔を思い出す。思い出すのは、彼らの笑顔である。彼らの笑顔は、消えない。その人達は、思い出してあげることによって、いつまでも自分の中に生きる。私は自力主義だが、死者たちは、思い出してあげることによって、自分の中に生きる。

自分の中に生きるだけでなくその人たちは、思いがけないエネルギーを、この世に放射することもある。特に笑いのエネルギーが彼らの写真を見る時、そのような写真を見ると、エネルギーを、放つことがあるから、笑っている彼らの写真があれば、お彼岸の時に、そのような写真を見て、思い出してあげよう。そして死者たちとも、波長を合わせて、彼らが何を言いたいのかに、高性能の受信機のように、波長を合わせて、かすかな声を聞いてみよう。

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