Archive for the ‘リーダーシップ’ Category

698-2生き生きと生きよ、いったん奮発すれば


「我慢強さを実証しなければならぬ者はだれか、山を登るもの魚を釣る者。
大切なのは誰か、大きな行為をしようとする者、山を登る者、魚を釣る者。
不機嫌は怠惰と同じです。つまり怠惰の一種なのです。けれどいったん奮発すれば、仕事はすらすらはかどりますし、活動に本当の喜びを見出すでしょう。

大切なのは、偉大な意欲を持ち、それを貫くだけの技量と堅忍力を持つことだ。」
大切なのは、いったん奮発すれば、仕事ははかどるものであるという事実を忘れないことであるし、活動に喜びを見出すことができる、ということである。

おもしろおかしく、3、仕事をプレイやジョイに685


Ⅰ、年の瀬には、お世話になった人の事を忘れない

「」は、BSアクアの小島博社長の会話です。

「社会に出て、仕事を通じて多くの方を見てきて人にお世話になった事を忘れない方は、今も仕事を続けておられます」

年の瀬にはお世話になった人への感謝を忘れないようにする、この感謝は、経営者にとっては新年を迎える準備とよき人との相互関係による繁栄のためである。

人に感謝を年末にする人と感謝をしない人もいる。そして、この因果の正負の法則が働いていく。経営者はこの正負の法則があることに心に留めておくようにする。困難の状況の原因は、すべて自分にあることを理解しておくのも経営の原則である。

少なくとも、経営にかかわる人は、環境に原因があると考えるのでなく、自分が困難な状況であるのは、自分に原因 があると考えるようにする。そしてご指摘の、「良い情報や本当の友は、その人の生き方に集まってくる」

良い情報と本当の友は、自分の生き方と関係していて、それらは相対性理論のように、お互いに影響を与え続けていく。そして改めてお世話になった人への感謝を忘れないようにする。

2、   仕事はレイバー、ワーク、そしてプレイやジョイに

 

「」はお金学のTさんの言葉です。

若者または誰でもの本音としては、正社員(時間を拘束される社員)を求めていない、とわたしも考えます。ご指摘のように「女性が活躍できる社会が先にあるのではなく、 男性正社員が時間に縛られて、へとへとにならない社会のほうが先ですね 」

人間は、レイバーとしての仕事をする人から、一般事務のようなワークの仕事をする人へと変わり、一部の人はさらには、仕事をプレイやジョイに変える ようと努力 する。ある企業についての今回の3回シリーズは、堀場製作所の堀場雅夫さんの著作「おもしろおかしく」を参考にしている。

わたしは、ベートーベンのりッカルド、ム―テイ指揮の第9を聞いていると、ベートーベンは、仕事をプレイやジョイに変えた人であることを、わたしは再発見している。

ベートーベンの合唱をみんなで合唱するとき、それはみんなで劇を演じていく仕事の効果と同じで、合唱する時、人はストレスから人は解放されてジョイに変わっていく。第9の音楽と合唱は、芸術家は仕事を、ワークからプレイやジョイに変わるものであることを実証している。

同様に一部の人や企業が、仕事を、ワークからプレイやジョイに変える努力をするべきなのが2015年なのである。

それは、職人で大いに結構を言う自負からスタートして、芸術家などの異分野の人との交流から、仕事はプレイやジョイに変えるものであること、発見するのである。

労働生産性を考える時、創造的な仕事においては、単純な時間に分割できない。

常に考えていること、そして芸術的な空間や仲間との交流、クリスマスのリズムに乗るような音楽などが、仕事をワークからプレイやジョイに変えてくれる。

3、  リズムをリセット

「」は、堀場雅夫著「面白おかしく人間本位の経営」より引用

「できるだけ自分がよいリズムであるときに、判断するのです。僕はこのリズムと言うものを結構大事にしていて、リズムが乱れていると感じた時には、意識して整えます。

仕事をワークからプレイやジョイに変えるためには、リズムを整えるための空間を作るのである。そのためには、良質の音楽につつまれる空間づくりは不可欠である。

ベートーベンのりッカルド、ム―テイ指揮の第9やマヘリアジャクソンのゴスペルのリズムは、体のリズムをよいリズムに整えてくれるので、単なるヒーリング音楽とは違う。

 

「長く経営していれば、すべての判断で正解することなどありえません。自分で決めたことなんやから成功しようが失敗しようが、最後は天命と割り切るようにしています。」

 

このようにやるべきことした後は天命に委ねるのが仕事であり、仕事をプレイアンドファンにしていくようにする。そして、お世話になった人への感謝を忘れないことと新年の準備のである。

日本を変える、3、強くある(680)


(引用)
サントリーの「やってみなはれ!」のようなトップが社員にチャレンジ
させる風土を作っている会社が良い会社ですね。

(感想)
サントリーは長い年月をかけて、遺伝子組換え技術を利用して
「青いバラ」を開発しました。現在は関連会社のサントリーフラワーズ
が生産・販売を担当しています。

狐狸庵生徒感想;
英語で「青いバラ Blue Rose」には「この世に無い」という意味もあります。
まさに、世間的には不可能と思われていたことから、可能を生み出した典型例と
いえるでしょう

成功の背後には「株式を公開していない」ことと「やってみなはれ!」スピリット
があるものと考えられます。

株式を公開していたら、株主総会で「そんな研究開発をしても意味がない」と
突き上げられていたでしょう。

現在は持ち株会社が作られていますが、「やってみなはれ!」スピリットが
どのように具現化されるのか注視してゆきたいところです。

グーグルやウィキペディアなどで、「青いバラ」「サントリーフラワーズ」と
入力すれば詳しい情報を得ることができます。

お祝い、お金学のTさんの退院おめでとうございます。

以下は、BSアクアの小島博社長のメールでの対話の言葉が、「」として含まれています。

1、         トップが新しい事にチャレンジできる権限を与えてくれる環境

 

ご指摘のように、「短期の業績の評価;「CYB:会社から短期の業績で評価されるの

で、じっくり育てて商品を

育成する事は出来ないし、前任者の商品を育てても自分の評価にならない。」

●減点主義と短期の業績で評価する組織に20歳代で就職した人は、

そうでない組織に転職して初めて組織の体質が理解できるのである。

「この事を思い出しながら、ロングセラー商品の開発と育成はそれができる会社の組織とトップが新しい事にチャレンジできる権限を与えてくれる環境の元でしかできにくい事を感じていました。

サントリーの「やってみなはれ!」のようなトップが社員にチャレンジ

させる風土を作っている会社が良い会社ですね。」

●トップが新しい事にチャレンジできる権限を与えてくれる環境でないと、部下は

新しいチャレンジをさせてもらえません。わたしも全農にいた時のY部長に感謝しています。

「私が在籍していた会社は、仕入先、得意先、商品開発などを

私は、自由にさせていただいていました。

自分が行きたい会社を新規開拓し、作りたい物は、最後まで売り切りさえすれば

何も制約されずに作ることができました。」

「私が属した会社は、業界で売上は5位でしたが利益額は業界1位と

儲かっている会社だったことも自由に制約なく仕事ができたのだと思います。

*私が勤めていた10年間は、会社の歴史の中で最高に利益が出ていた期間だった

ようです。」

●儲かっている組織にある時代に在職していないと、自由に新規開発や商品開発はできない。

「これからの時代だからこそ、じっくり人を育て、商品を育てる日本的経営が

生き残れる1つの方法だと私は考えています。

長いスパンで会社や商品を育てる事ができる経営を目指す事が生き残れる条件ではないだろうかと考えています。」

●長いスパンで会社や商品を育てる事ができる経営に、20代や30代で参加することは何事にも代替できない貴重な体験となる。

トップが新しい事にチャレンジできる権限を与えてくれる環境とじっくり人を育てる、そして商品を育てる経営を20代に経験することは、人に決定的な影響を与えていきます。

2、                                         「強くあること、」そして「やってみなくてはわからない。」

 

人生で大事なことは、「強くあること、」「健康であること、」そして「やってみなくてはわからない。」小野田寛朗 人は一人では生きられない、より Will 2014,10月号

 

小野田寛朗さんの講演会を6年ほど前に琵琶湖ホテルで聞いて、小野田寛朗さんのこの言葉「強くあること、」そして「やってみなくてはわからない。」は、日めくり「楽しみながら」の言葉のように、この2つは、もはやわたしの内なる言葉になっている。

 

仕事においては、「強くあること、」そして「やってみなくてはわからない。」の2つをこれからも大切にしていくのである。小野田さんの「強くあること、」を、仕事をするときにそして生きていくためにも、困難に遭遇するときには、何度も口に出して言う。

 

そして「やってみなくてはわからない。」は、人生の一勝九敗でかまわないから人は行動することが何よりも大切であって、評論家的生き方をしないことである。「やってみなくてはわからない。」も、仕事をしていく原点である。

 

小野田さんは小野田自然塾で子供に、そしてすべての日本人にこの「強くあること、」

そして「やってみなくてはわからない。を伝えたかったことが、今年2014年に小野田さんは亡くなって、今になってよくわかる。講演会で小野田さんの話しを聞き、本を読んでいても、その本質を今改めて理解できた。

 

3、                                         強い人間こそが人に対してもやさしくなれる。

 

徳宿恭男 子供たちの心に点した小さな灯 小野田自然塾理事 Will 2014,10月号

 

「・役立つ人間になるためには、はっきりした自分の目標を早く見つけて、その目標に向かって頑張らなければならない。」

 

・目標を持って頑張ることによって、強くたくましい人間になることができる。そして強い人間こそが人に対してもやさしくなれる。

 

親のありがたさ、友人のありがたさ、がよくわかった。自分の人生は自分で切り開こうとする小野田さんの強さと自信は、どうして培われたのでしょうか?

小野田自然塾の教育は、今にして思えば、のちの世代に宛てた小野田さんの遺言だったと思います。」

 

小野田寛朗

自分の本質を見い出し、目標を持って、逞しく生きて欲しいと思います。」

座右の銘;不撓不屈        合掌

なぜ出会いは人生を変えるキッカケとなるのか(投資家3、677)


プレジデント7,18稲盛和夫直伝「私が部下を叱る基準、褒める基準」より引用

1、辛酸を嘗め、苦難に耐え、しかも、それをポジティブに、明るく、いい方向に

「リーダーの立場に就くまでの間に辛酸を嘗め、苦難に耐え、しかも、それをポジティブに、明るく、いい方向にとらえることができ、研鑽を積んできた人こそが、リーダーとしてふさわしい人間性を身につけることができるのです。

もう一つは、心の中に美しい「善なるもの」をいつも持とうと努力する人間になることです。私は、人の生きる目的は何をおいても世のため人のために尽くすことにあると自分に言い聞かせるとともに、リーダーたらんとする人にも常にこのことを話しています。辛酸を嘗める苦労をしながら美しいよい心を持った立派な人間性をつくりあげることが必要なのです。」

親は大きな影響を与えるが、稲盛和夫さんの同じプレジデントで語っているこの言葉のように

辛酸を嘗めて、苦難に耐える中での人との出会いとその感覚を研ぎ澄ましていく。この親以外の人との出会いとその感性を高めていくのである。
それはTさんの指摘するように  新しい「出会い」というものは、 もう後がないという気持が、 チャンスに「敏感」な感性を高めていくのである。 自分が好きな仕事の延長での出会いであるのだろう。
2、40歳代以降の、仕事の軌道を修正する

 なぜならば大学を卒業して10年以上も経過していくと、その大学の時の知識と知性では、自分がどの方向の仕事にこれからさらに進むかについて、答えを見出しにくくなっているのである。

 

その時に出会いとその出会いへの感謝とその気付く感性があるからこそ、40歳以降の人生の方向が見えてくるのであるだろう。これらがないと、同じ仕事をつづけてしまうのである。

今一度自の人生の核となる「出会い」とそれへの感謝と気付く感性から、困難の中からポジティブに、いい方向を見つけることができるようになるのである。

 

台風が去った後での生命の輝きを取り戻す植物のように、この出会いが、今一度生命の輝き取り戻す、人生を変える契機になるのである。

稲盛和夫さんのプレジデントの言葉のように、苦難に耐え努力を積み、非常に強い意志力と人間性を持つ人間になるように努力していくのである。

そして大切なのは、出会いと仕事に関する感覚を研ぎ澄まして、中年以降の仕事の方向を軌道修正していくのである。そのために、アンバランスな戦略を採用する。

3、「人をだまさない」「ウソをつかない」「正直でなければならない」

 

「「立派な人格」というのは、すばらしい哲学を備えているという意味だけではありません。「人をだまさない」「ウソをつかない」「正直でなければならない」「貪欲であってはならない」というベーシックな倫理観を堅持することでもあります。そういうことを常に自分に言い聞かせながら、それを実行しようとしている人が、次第に人格を高めていくことができるのです。」

 

立派な人格は、難解な哲学を語ることでもなく、経営者には、これら「人をだまさない」「ウソをつかない」「正直でなければならない」そして「貪欲であってはならない」などの基本的な倫理観はなくてはならないものである。それらを実行していく中で、繁栄の道が訪れるのである。難しい話をする学者または、事業に失敗した人達は、これら繁栄の基本については語らない。

それゆえにわたしも、正直と勤勉であること、反対に平気で人をだます人を絶対に許さない。また難解なことを語る人が立派な人であるとも思わない。これら、正直、勤勉、だまさない、貪欲にならない、などが、繁栄、幸福、そして、セレンデピティを人生にもたらしてくれるのである。セレンデピティは、人生を崩壊させてしまう出来事を幸運に変えることである。

立派な倫理観の価値は、素晴らしい企業にかかわる人にしかなかなか理解できないもので、一般の人や学者に理解できるものではない。基本的な倫理観は、素晴らしい会社の経営に育まれるものである。

4、不屈の闘志を持つ

「リーダーはどんな困難に遭遇しようとも、決してあきらめない人、ネバー・ギブアップを信条とする人でなければならない。ビジネスでは予想もしない困難やトラブルが起こる。そこで、すぐにあきらめてしまうリーダーでは、どんな事業も成功させることはできません。

私は常々「燃える闘魂」という表現をしていますが、様々な困難に打ち克ち、会社を発展させていくには、リーダーは格闘家にも似た闘争心を持ち、燃えるような闘魂で集団を引っ張っていかなければなりません。そういう意味では、リーダーはどんな困難に遭遇しようとも、決してあきらめない、不屈の闘志を持つことが必要なのです。

やさしさと厳しさ、この両面が必要なのです。部下がいい加減であったり、間違ったことをするようであれば、それを指摘し、厳しく叱ることができます。部下を育てよう、立派な人間にしたいという愛情が根底にあれば、厳しく叱られようとも、部下はそれを素直に受け入れてくれるはずです。」

ビジネスでは予想もしない困難やトラブルが起こるのが、むしろ当たり前であるから、粘ってねばって諦めないようにするのである。粘って粘って、命がけでないと本当のところは会得できない。

「常に自分を磨き、人に見えない苦しみを経験し、努力を積み重ねて、総合能力の養成に努めていくことであった。少しもあわてる必要はない。そこにおのずから道が開ける。運の強さもあるが執念もある。決して何事も諦めない。粘って粘って、粘り抜く。その執念深さが、やはり運につながっていく。死線を越えた経験でしょう。命がけでないと本当のところは会得できない。」坂井三郎

 

投資家、2(677)


「出会い」と「気づき」そして「真似る」と「実行」

1、     アンバランスな戦略

 

生き残っていくためには、自社のための具体的な方法を作り上げて、利益を出せる代表的な商品を持つようにしていく。そしてその商品を大きく育成していく。

そのための経営者は、現実的な知性をもった人との出会いが不可欠である。

BSアクアの小島博社長の指摘されるように、従来にない大きなサイクルの流れの中で自分の商品の土俵を持たないメーカー、問屋、小売りには、未来はない。そのためには、これからの時代は、”アンバランスが戦略”を、採用していくのである。

この深い意味での”アンバランスの戦略”を採用していくのである。中小企業の経営では、利益を出せる代表的な商品を育てて、主力商品を育てるアンバランス商品戦略の採用していくのである。投資におけるポートフォリオにおいても、バランスのとれた組み合わせをしないのである。

BS朝日の番組の中で、ノーベル賞の江崎玲於奈さんは、人のつながりとして親のつながりの影響を再確認して、わたしも感謝する。また江崎玲於奈は、準備をしていくす中で、チャンスは訪れる。そして13歳から19歳までの出会いの重要性について、語っておられる。

2、     現実的な知性との遭遇

 

経営者であるとは、現実的な知性のある人との関係から、それを生産的にできる人になることであり、その出会いから、自分の根幹を作る人になるのである。学校的な知性(分析的な知性)と創造的な知性と現実的な知性との出会いの知性の3つを一生改善していく人になるのでる。

Tさんの場合、それは曾祖父(1850年代生まれ)の方のような現実的な知性の人との出会いを、今一度徹底的にその足跡をたどることかもしれない。そうしていくと現実的な知性の人は、自分自身の原点としていつまでも生きている人として影響を与え続けていくだろう。

逆境をバネに、事業を興し、 食うために生きる人を超えていき、ある年齢からは何かに投資していくと言うプロセスに生きる。3つの知性を発展させ、成長していく。その最初の出会いは、江崎玲於奈さんが指摘するように、わたしの場合も現実的な知性との出会いが13歳から19歳の間にあった。

3、「「出会い」と気づき」と徹底的に真似て実行

 

雑誌「プレジデント」の7月14日号の稲盛和夫の特集で、その弟子としての「俺の株式会社」の社長である坂本孝さんは、その雑誌の中で経営は、「「出会い」と「気づき」である、と言う。わたしも、「出会い」と「気づき」がビジネスに大きな影響を与えると考える。

坂本孝さんは、加えてGNNとTTPすなわち、GNNは義理、人情、浪花節、TTPは徹底的にパクる、即ち徹底的に真似をして、後は実行をするか否かである、と語っている。

真似をして実行するがなければ、読書で終わってしまい、本当の体験ができないしそれではさらに改善することもなく、読書で終わってしまう。

現実的な知性を持っている人との出会いは、出会い、その気づき、真似る、そして実行をしていく時に、何物にも代えがたいものになっていく。

だから、学校的な知性だけではない知性との出会いを、わたしは出会いは、出会い、その気づき、真似る、そして実行として、フルに仕事に活用していき、それを生産的にしていくようにする。

学校的な分析的知性に頼るだけでは、40歳代以降の成長は不十分である。現実的な知性の人との出会いを大切にして、出会い、その気づき、真似る、そして実行をしていくならば、人は、いつまでも成長、発展できる。

その成長の核となるのが「「出会い」と「気づき」の感性徹底的に真似て実行である。

坂本さんが言うように、まねる、そして実行していくのが経営である。自分の商品について、徹底的に真似をして体験して、そして、改善し続けていくのである。そのためにも、友人であったMさんは、逆境の中で強い人であったことを思い出し、彼に温めて感謝する。

 

レジエンス(逆境力)(676)


(引用)狐狸庵生徒
企業が求めるものが変化することに気がつくトップとそうでないトップがいる。
(コメント)
生物進化の世界では、「強い者ではなく、変化に適応できる者が生き残る」とよ
く言われています。
ビジネスの世界でも、一見、強固に見える企業が急激に業績を悪化させることが
あります。
経営者層が市場の変化への対応の重要性を十分に認識していても、
近年はビジネスモデルの賞味期限がますます短くなっていることもあり、経営者
が変化への適応に困難を
感じている事例が多々あるようです。

1、たえざる変化

ソニーは、何の企業なのかが、わからなくなりました。しかし、ソニーの関係者から生まれた東証1の2413の企業であるエムスリーの取り扱い分野は面白い。


ソニーとエムスリーを比較しても、現在売り上げが大きい企業が偉いというわけではない。その時の時代を捉える人に追随してその方のコピーを作る事が偉いと考えになる人は、常にその本質を捉えることができない。

売れるものを追いかける人と売れる売り方を追いかける人では、ブランドを作ることができない。日めくり「楽しみながら」の言葉である「必要なのは、変化を見つめて危機をチャンスにできる新しい見方ができなければ、社会に繁栄や新しい価値を提供できない」

企業が求めるものが変化することに気がつくトップとそうでないトップがいる。

その事例として、和菓子やケーキなどの甘さの度合いが 時代とともに微妙に変

化している。一方百貨店に卸しているから良い商品という 商品の力に依存する経営もある。

その根本には、自分の力で商品を開発し、自分で値決めることがある。

問題の本質をどのように捉えて自分の進むべき方向性を打ち出すかは、すぐに決算書に現れてくる。

2、驚異的な逆境力

 

 私たちは、このノンストップの壊滅的な変化を、自然に学ぶことができる

それは、わたし達には、たえざる変化をしている、そして成長しているということが大切である。この延長にあるのが、レジリエンス、逆境力なのである。


私たちは、このたえざる変化と成長と共に驚異的な逆境力を育むことである。驚異的な逆境力は、レジエンスとして、5月の「クローズアップ現代」で、「折れない人の育て方、レジエンス」で紹介された。私もこの逆境力を高く評価している。

以下は、この逆境力についての「レジエンシ―アドバンテージ」の紹介である。

レジエンシーアドバンテージ「逆境力の有利さ」の著者であるは、読者が否定的で敗北的な考えを追放して犠牲者やよい子の役割を止める。そして、問題解決の技能を改良して、困難の時にユーモアと楽観論をもって、自分に頼り社会に責任をもつようにと言う。以下は、その翻訳である。

 

学ぶのは;

•健康、エネルギー、そして肯定的な感情を最悪の時でもいかに維持するか?

• あなたの分析的、創造的な、そして実用的な問題解決の技法を改良する。

セレンデピティのための才能を研ぎ澄ます、すなわち事故と不幸を幸運な出来事を幸運に変える能力である。

3、現代に繁栄する

 

逆境力は、最初は圧倒される気持ちになるかもしれない。傷つき、悩む時悲しみと怒り、そして損害を感じる。でもそれを永久の状態にさせないことである。以前以上に強くなって戻ってくるからなのである。

これがレジエントな人が他の人より容易に困難を扱うことができるようになるからだ。新しい方法で混乱した生活を作りなおす。

レジエントな人は、自分を助け出すためにほかの人をまたない。以前よりよりよくなるためのゴールを作る。後では彼らは困難な状況が起こったことを喜ぶのである。

 

ステムバークとその仲間は、人生の成功を決定する知性を理解するための広範な研究をした。彼は、あらゆる文化において人々に使われている知性には、3つがある。

分析的な知性:よく知っている問題を解決するために使われる論理的で理性的で抽象的な考え

創造的な知性: 新しく、知っていない環境下で通常でない解決を作りだすのに使われる知性

現実的な知性:現実のある状況下での問題に応用される 。街の生活で賢い実用的な知性を持っている人であって、分析的な知性も創造的な知性も使うけれども。

(つづく)

繁栄の善循環(672)


狐狸庵生徒
同じように経営者も唯見えているものを見るのでなく、
その本質を掴むようにすることが基本である。
優れた経営者と話をすると、知識はそれほど多くはないけれど、
無意識的に本質をとらえるのが的確で、しかも分かりやすく
説明する能力が高いと感じることがあります。
このような資質は未経験な事象に遭遇しても、うまく切り抜ける
確率を高めてくれます。

以下は、BSアクアの小島博社長との対話を加筆修正して書き直したもので、スイス671の続きです。

1,変化はチャンスであって、消費者は何に感動しているか?;

 

 変化は、隆盛を極めていたダイエーの中内さんはミュージカルを観劇していて、ドラマのどこに大衆が感動しているか、を見ることが観劇であった。消費者は何に感動しているかを観ることは、ビジネスや投資の基本の一つです。

リーマンショックから6年が過ぎてとなり、今や先進国が世界をリードしていて、先進国の中での格差が見えてくるときです。先進国尾中ではスイスの動向です。国内の小売業では、行列が出来すぐに入れないお店と暇なお店の二極化です。

2、その発信元への感謝を忘れない人には、情報が集まる

 

素晴らしい会社には、人も情報も集まる。信頼できる人を大切にするから情報が集まる。接する人を大切にすることは、マニュアルではなく、その情報先への感謝を忘れないようにすることなのです。スイスのスイスグローバルリーダーファンドの情報は、M証券のS課長からの情報です。

ビジネスの波動の流れのつかみ方、×信頼できる人脈=繁栄 にほかなりません。

3、本質を捉える

添付の日本画家「藤島武二」の絵画を見ました。

本質を描くことは、画家や写真家の基本です。その本質を見ることは、画家や写真家の基本と同様に経営者の基本です。

しかし、唯見たものを、画家は描いてはいけないし、写真を写してもいけないのです。同じように経営者も唯見えているものを見るのでなく、その本質を掴むようにすることが基本である。

新興国から先進国にお金は流れ、先進国では、繁栄のスパイラルとなる善循環の人と貧困や倒産のスパイラルの悪循環になる人に分かれていく2つのスパイラルがある。

4、相手の周波数を受信できるアンテナ

相手の周波数を受信できるアンテナを持っているか否か、がないと人は、変化をチャンスにできない。そのためには、よき友を選ぶ事の大切さを改めて意識することと「本質を捉える事」が経営者には基本になります。

時代の変化を、自分自身で感じる事も大切です。併せて、自分の気づかない

変化を感じ取れる良き友の感性とそのアドバイスを、私たちは受けとっているかどうかです。

この良き友の感性とそのアドバイスがあるかどうかが、繁栄を永続できるか否かを、左右する重要な条件です。

なぜなら、その事例として私は、スイスグローバルリーダーファンドの情報は、すでに漠然と見ていて、見過ごしていた。

だから、Sさんの提案がなければ、その情報を見逃していて行動することには至らなかったからです。Sさんからの情報に深く感謝しています。前回のスイス671の文書を見た人の中で、良き友の感性とそのアドバイスがなければ、行動にいたる人は、何%程度いるだろうか?

5、事業の失敗や貧困のスパイラル

数日前、NHKの「ニュースの焦点」で貧困のスパイラルの特集をしていました。

彼らに共通していることも、自分で感じるアンテナを持つこともなく、良き友の感性とそのアドバイスをえるための信頼できる良き友が身近にいなかったと言うことが、貧困のスパイラルの原因です。

 

感謝を忘れない人には、情報が集まる。反対に、何が彼らを、事業の失敗や貧困のスパイラルにするのか?を振り返ると悪循環のスパイラルに入っているある人は、人の悪口をいつも話しているか、考えている。

 

結論として善循環のサイクルに人が入るためには、

変化を喜び、

人がドラマで何に感動するのを見て、

感謝を忘れない人になる、絵画や写真を見て本質を掴む練習をする

自分のアンテナを研ぎ澄ますと共に良き友の感性とそのアドバイスを受ける人間となる

 

これらが、善循環のサイクルを経営者に導いてくれるのである。(以上)

出光佐三、2(価値ある仕事と礼節)670


狐狸庵生徒、感想
[第3は、リスクを引き受ける人間を育てることのである。
なぜなら失敗は、起業家を育てる教育の現場であるからである。
何度も失敗をすることが、教育を受けていることと同じなのである。]
失敗を的確に分析して、失敗からどのようにして立ち直るかの能力も起業家には
求められています。
海外の有名ビジネススクールなどでは生徒に対して「失敗」を徹底的に疑似体験
させています。

1、日めくり「たのしみながら」に追加したい4つの言葉

 

毎日の小さな仕事を、入念に練りあがられた無数の小さなゴールを設定していき、仕事をしていくことにある。そして小さな成功体験を味わうような毎日にしていく。そして、達成した時一日が終わるころには、自分をほめてやるのである。

 

そして出光佐三の創業者の言葉の中の、

①  過去の苦しみを楽しめ、

②  精神的定款をわすれるな、事業は金儲けではない、

③  士魂商才、

④   科学技術の進歩の前に人間の尊厳がされていなければならない、

 

この4つの言葉 は、日本的経営の神髄であるとともに、日めくり「たのしみながら」に追加したい言葉であり、毎日読み返したい言葉である。

士魂商才からは、立派な経営者が生まれし、これからも立派な経営者が生まれる。

過去の苦しみを楽しめからは、過去の苦しみを忘れないで毎日を楽しむようにする。

 

科学技術の進歩の前に人間の尊厳がされていなければならないからは、礼節を重んじる人間になることと科学技術を応用するのである。

事業は金儲けではないからは、BSアクアの小島博社長が指摘されるように
「この企業の本質を見つめなおすことができるか否かが企業存続の分水嶺になる」のである。

 

2、エスタータイソンの成功体験を味わうための3

 

 

出光佐三の過去の苦しみを楽しめの言葉は、エスタータイソンの成功体験を味わうための3つのことと同じである

エスタータイソンによれば、新しい小さな成功体験を味わうために3つが必要であると言う。

 

その第1は、変化しようとする決意をする。変わり続けていこうとする決意が、未来の起業家を育てていく。変化していく決意をすることが、人も企業も、変えていくのである。

 

第2は、リスクを引き受ける人間を育てることである。もちろん失敗は、恐ろしい、この態度は日本人には、特に恐ろしいと思う人が多い。

 

第3は、リスクを引き受ける人間を育てることのである。なぜなら失敗は、起業家を育てる教育の現場であるからである。何度も失敗をすることが、教育を受けていることと同じなのである。

 

これが、本来の起業家を育てることであり、投資家やコンサルタントの仕事でもある。

そのためには失敗することを避けようとしない。失敗は、今までで出会った最も偉大な教師であるからだ。そしてこの偉大な教師で出会うことが、それが楽しいからするのである。

 

過去の苦しみを楽しめは、これらのように変化しようとする決意リスクを引き受ける人間を育てることとリスクを引き受ける人間を育てることの3つから成り立っている。

 

 

3、      ウクライナ問題と明治維新そして日本人にかえれ

 

ウクライナ政府はロシア系住民が多い東部ウクライナ地区にいかなる対応をするか、について国家の未来が問われている。ウクライナはロシアと欧米との対立の中にある。日本も、江戸時代から明治が生まれる時、欧米の列強の影響から、日本も国家分裂の危機の時があった。

 

国家分裂の危機を、日本は自らで問題解決をした。同様にウクライナは、欧米やロシアの影響を受けない問題解決が求められる。欧米やロシアの影響を受ける未来への解決策をウクライナが求めるならば、未来が見えてこないのである。

 

為替における円の有利性が、ユーロよりも見えてくるのである。歴史を学ぶことから、ウクライナの未来への選択や自国で問題解決できない朝鮮の未来などが、ウクライナ通貨が急落していていることから、為替の円の展望が見えてくるのである。

 

それは、外国勢力の影響下の国、ウクライナの国民が自分で解決できるかに未来がかかっている。ウクライナの問題を取り上げたのは、出光佐三の和の精神、互譲互助の精神でを国民が持つことである。

 

日本人は明治時代を作る時に、外国勢力の影響下で国が分裂することなく、この和の精神、互譲互助の精神で近代国家を作ったのである。

 

「「日本人にかえれ。」
これは、創業者出光 佐三のことばです。

日本人が古くから大切にしてきた和の精神・互譲互助の精神、自分たちの利益ばかりを追求するのではなく、世のため人のためにことを成す。
佐三の信念によって、出光はいまも、そうした日本人らしさを心に活動しています。」

 

以上

ノンフィクションとフィクション、坂井三郎、3(666)


1、人間の生きる価値

 

「人にはすべて可能性があり、その門は、挑戦して自ら開かねばならない。人間の生きる価値はそこにあり、酒井の生きてきた姿に、わたしはその典型を見るのである。

私はこの対談を終え、勇気凛凛としている。何事もやればできる。できなければ、粘り勝つまでである。勇者サブロ―サカイの神髄が、ここにある!それを、わたしはみなさんに伝えたい。」

「撃墜王との対話」高木肇著

坂井三郎の神髄は、対話相手の高木肇さんのこの言葉に要約されている。人間の生きる価値は、人にはすべて可能性があり、その門は、挑戦して自ら開かねばならない、である。

彼は、人間の挑戦の意味について語る、これは経営において、挑戦と同じである。

2、ノンフィクションとフィクション

 

「ノンフィクションの素晴らしさを認めたうえで言えば、

優れた小説はノンフィクションを超えられると思います。事実の中には不純物が混じっていて、そのために往々にして全体像が見えにくくなることがある。小説家はそういう不純物を取り除いて、100%結晶化します。

この小説が父の世代と言う星座の輝きをすこしでもつたえられたら、うれしいのですが。」

「零銭と酒井三郎」の「永遠のゼロが語りかけるもの」百田尚樹著より

優れていないノンフィクションには、不純物が多く混ざっているので、全体像が見えにくいものもある。星座のような輝きを放つものは、ノンフィクションとフィクションの区別をしないのである。

不純物を取り除くのは、坂井三郎氏の空戦記録のような優れたノンフィクションもあるし、

百田尚樹さんの永遠のゼロのようなフィクションも場合もある。どちらかにだけに偏らないようにする。

3、魅力的な物語の内容

素晴らしいコミュニケーションをするためには、隠されている物語の構造を、どのように使うか、である。どのようにしたら魅力的な物語の内容を、作り上げられるのか?

人は物語から情熱を触発されて、目からうろこの状態になるのだろうか?である。

物語にする方法は、人との共鳴をする効果を高める方法である。

あるメッセージが物語に詰め込まれていると、わたしたちは、あるアイデアを、とどめもなく人に伝えることができるようになるのである。

物語の構造を応用する方法は、だから何百世代にわたって説得の方法として、現在に至るまで使われている方法である。共鳴による人とのつながりが、人に本当の影響をもたらしていく。

生死を分ける逆境に人は陥ったときに、人のつながりというものがどれほど重要であるかが、はじめてわかってくる。

その時に、私たちの未来を形作りあげる能力は、どのように巧みに共鳴によるコミュニケートをすることができるかにかかっている、と言える。

4、試練、問題への取り組み、乗り越えようとする物語

共鳴は、物体の自然の振動数が、外部の同じ振動数に反応するときにおこる。

あなたの聴衆や読者そして顧客の波長に合わせるときに、メッセージは深く共鳴していき、彼らを自ら行動に駆り立てていくだろう。

その時、何かを作りあげるために行動する場所、すなわち未来を見つけるだろう。

未来は、統計、事実、そして証拠だけでは把握できるものではない。それは学者の世界である。

時々統計などが作られていない未知の領域に向かって、私たちは、持っている本能で持ってして、人を導かねばならない時がある。偉大な物語は、わたしたちが、物語のヒーローをまず紹介していくことから始まる。ヒーローとは、何らかの形の鋭い望みやゴールを持っている人物である。

5、新しい価値観を持つにいった人間が変わるという運命

物語は、人が勝利をえるために、繰り広げる試練に出会う時に、ある人が問題が解決していくスト―リなのである。このヒーローの運命について、私たちが乗り越えようとする物語に人々が共鳴するようになっていき、その行動に喝采するまでに至る構成なのである。

あなたのコミュニケーションの能力においても、同様なパタンを使うのである。

そして、あなたもたどり着くべきゴールを持っている。しかしそこに至るまでには,試練と抵抗が立ちはだかるのである。

しかし、あなたの望みが実現するとき、その結果は驚くべき結果としての、自分が今までの自分を乗り越えていくという、今までの自己を超えていく体験なのである。

本当のノンフィクションや本当のフィションは新しい価値観を持つにいった人間が変わるという運命に近いところまで駆り立てるのである。

小説でも映画でもノンフィクションでも、ジャンルは関係がないのである。

百田尚樹氏の小説「永遠のゼロ」そして映画の「永遠のゼロ」または坂井三郎氏の空戦記録などは、新しい価値観を持つにいった人間に変わるという運命に駆り立てる作品なのである。

私たちが作り上げたものが、新しい現実になるのである。それは新しい価値観を持った人間に変わると言う運命を自分で創ることである。

あなたの創造力が現実を作り上げる。ジェームスキャメロン

師としての坂井三郎、2( 666)



(2) 苦難の中で磨かれ、安逸の中では堕落

「人と言うものは、苦難の中で磨かれるが、安逸の中では堕落する。人間の心を円で示すなら、
縦割りにした半分は悪心であり、残りの半分は善心であると説く人がある。その通りであるだろう。

真剣勝負で一回負けたなら、この世の終わりで次はない。ならば真剣勝負の究極は、最低引き分けで
留めることであり、常に勝てないまでも次の勝負に参加する権利を掴むことで
絶対に生き残って、次の勝利の権利を握る、この一念である。」

戦後の日本の経済成長は、人間は苦難の中では磨かれるが、安逸の中では創られるものでないこと
を忘れ去っての経済成長であった、と坂井三郎さんは語っている。そして彼は、加えて、人間の心
には善心と悪心が住んでいるとも言う。

彼は、戦闘機の左右の見張り能力を極限まで高めてこの戦争を生き残ったリアリズムの人で、
理系的な人間である。同時に戦後民主主義に組する人間でもない。そして、日本軍隊の組織
の幹部に、例えば山本五十六などの軍隊組織の幹部に批判的な人間であって、戦後は組織に所属
しなかった人である

経営や投資に生きる人も、引き分けをよしとする意味は、生き残ることの大切さであり、
それによって次の勝負の権利をえることである。リアリズムと勝負の世界では、この絶対に生き
残って、人は自分でしかなしえない貢献をするためのである。

(3) 助けられた人への恩は忘れない
 
「人間、助けられたことと侮辱され、いじめられたこと。この2つは、人生において男として絶対に
忘れてはならない。これがわたしの処世訓であり、信念である。」

困難に陥った時に、人はある人から助けられた体験と豹変する人間とに出会うである。
しかし、2種類の人間が社会にいることを、人は日常生活ではめったに目撃しない。
父が亡くなりその葬儀の時に来た人達の表情を忘れることはない。

助けられた人への恩は忘れないし、豹変した人間も決して忘れないのである。この2種類の人間
がいることは、わたしの信念ともなっていった。幸福学、白熱教室のロバートビスワス、ディーナー
博士が言うように、数人の支える数人の友人の幸福へのよき影響は、ネットの友達などとは次元が
異なり、大きな影響を与えていく。

助けられた人は、絶対に忘れない。助けられた人は、その後に人を助けるようになっていくし、
友人は数でないのである。

(4) 最短距離で、一刻も早く平常心に戻る
 
「どんなピンチ、パニックに遭遇しても、最短時間に平常心に戻るだけの心の準備も積んでいなけ
ればならない。だから最短距離で、一刻も早く平常心に戻りうるか、と言う稽古を、私なんかも、
毎日毎日、繰り返していた。」

最短距離で、一刻も早く平常心に戻りうる準備を毎日していく。なにがあっても、どんなピンチ、
パニックに遭遇してもこの準備を繰り返して準備していくのである。

(5) 私自身でしかない
 
「その私を支えていたものは何か、と言うとね、つまるところ、私自身でしかない。もちろん、
母の力、妻の力、戦友の力、その他もろもろの配慮と恩恵を受けて今日あるのだと言うことを
忘却しているわけではありませんよ。しかしそれにもかかわらず私を支えているものは激しい
母の血を体内に宿した私自身でしかない。苦しいことも、ガタルカナルからラバウルへの、
死とすれすれの飛行と比べれば大したことはありませんからね。」

つまるところ私自身でしかない、たとえ恩を受けた人達に感謝したとしても、この心意気を持って
いる限り、それは全てを自分で引き受けると言う姿勢を前提に、様々な人の恩恵を受けていること
を話して、意味がでてくるのである。

それは海外に一人で留学することと同じで、または大病のような困難に陥るときに、一人でして
私自身でしかすることができない時に、何をするかと、外国人の友人を持つことが視野を広げてく
れるのである。

(6) 犬猫にでもできる

「働くんだ。しかし待てよ。おれがおれの食うためにのみ働くんなら、犬猫にでもできる。そうだ
、一人でも多くのもののために働く。そうすればおれは必ず生きられる。」

おれがおれの食うためにのみ働くのなら、犬猫にでもできる、という言葉を繰り返して、わたしも
仕事をしてきた。40代から50代のある年齢の時までに、自分が食うための仕事を卒業して多く
のもののために働いたなら、必ず永遠の生命の中に生きられようにするのである。

(7)たゆまざる執念を、ですね。もう第2の天性になるくらい
 
「何であれ、大切なものは、命懸けでなければ手にし得ないと言うことです。そのためには努力も
し研究もしなければなりませんが、それが人間を向上させる。
たゆまざる執念を、ですね。
それがもう第2の天性になるくらいでなければ駄目で、毎日毎日,休んでいる時でも潜在意識の中
に、自分でたてた目標、もしくは目標でなければ夢でもいいし、理想でもいいですが、それがぴし
っと根ずよく残っていなければならない。」

命がけで第二の天性を作るのである。その時天職のような仕事をするときに、初めて自分の第二の
天性を作ることができるようになる。

(8)自分は何のために生きているのか
 
朝日新聞の出口調査によると、今回の都知事選挙での20代の投票先トップは舛添氏の36%だった
ものの、田母神氏は、それに迫る24%を得て2位だった。時代は変わり、これが最も新しい変化
の兆候である。私もこの新しい若者の変化に、今回の選挙で最も注目している。
「」は、百田尚樹著の「永遠の0が語りかけるもの」からの引用

「ネットの世界ではもう大新聞は全く信用されていない。太平洋戦争は日本の侵略戦争だったと
いう大新聞の論調はいまだに替わりませんが、ネット世代が大人になったら、ジャーナリストも
ずいぶん変わると思います。

自分の人生は自分一人のものではない。僕も含めて、自分は何のために生きているのかと言うことを現代人はあまり考えない。
ところが60年前の日本人は、無意識のうちにそれを考えていました。

優れた小説はノンフィクションを超えられると思います。事実の中には不純物が混じっていて、
そのために往々にして全体像が見えにくくなることがある。小説家はそういう不純物を取り除いて、
100%結晶化します。」
 (6)犬猫でもできるで述べたように、自分は何のために生きているのかと言うことを現代人はあまり
考える機会が少ないが、無意識で考えているのである。坂井三郎さんの何のために生きるかは、
「永遠のゼロ」の本や映画にとつながっていく。それは、戦後70年が経過して20代に引き継がれて
いくものとして、それが今回の東京都知事選挙で見えてきたのである。